美容液の量や塗り方、塗った後のマッサージなど、美容液効果を上げるためのポイントをまとめました。プレ美容液を使うときのスキンケアの順番やポイントもご紹介します。スキンケアの見直しに、ぜひお役立てください。

【目次】

美容液の効果的な使い方


■美容液の効果を倍増させるポイント

年齢を重ねるほどに毛穴が目立ってくる理由は、肌がのびてたるみ、もれなく毛穴も広がって来るから。40代、50代女性の毛穴には、 引き締めるだけのスキンケアでは、続けていても効果がないのです。

そこで必要なのは、たるみにに効くパワフルな美容液を使った、毛穴対策のためのリフトアップ。今回は、美容液のリフトアップ効果を倍増させるための、ふたつのポイントをご紹介します。

1:とにかくケチってはダメ!メーカー推奨量「+1プッシュ」を

美容液はたっぷりと
美容液はたっぷりと

美容液は、メーカー推奨量+1プッシュをたっぷりと手に取りましょう。まずは顔に丹念に、そして顔の肌につながるアゴ下から首やデコルテ、耳の後ろから首筋を通り肩までしっかりとなじませる。ここまでやることを考えると、メーカー推奨量ではまったく足りないからです。

美容液のリフトアップ効果を倍増させるためには、とにかく「ケチってはダメ」だということを、忘れないでください。

2:指の腹全体を使い、ひたすら下から上へとなじませる

指の腹を使って下から上へ
指の腹を使って下から上へ

顔の肌は、鼻筋から顎関節へ向けて斜め下に毛穴が開いています。しかし、顔の深部は、頭頂からアゴ先に向けてゆるんで下がっていくのです。そこで、毛穴対策のためのリフトアップを目指すなら、圧を加えながら頭頂へ押し上げるようにして、美容液をつけていきましょう。

ポイントは、指の腹全体を使って下から上へとなじませていくことです。

毛穴を改善、「美容液の効果」を倍増させるポイント

■たるみ毛穴には○×づけ

「たるみ毛穴には2種類の美容液が必須です。ひとつは毛穴の表面をキュッと引き締めるビタミンC美容液。もうひとつはたるみを引き上げるリフトアップ美容液です。

また、たるんだ毛穴は、一定方向を向いていないため、なんとなく美容液をつけてもちゃんと美容液が届いていない可能性が! くるくると○を描いたり、×を描くようにしてつけたりすると美容液の効果がより実感できるように」(美容家・小林ひろ美さん)

1:たるみ毛穴が目立つ頬は「○づけ」

頬は「○づけ」
頬は「○づけ」

こめかみを軽く押さえて少し引っ張り上げて毛穴を元の位置に戻した状態で、○を描くように美容液を塗っていきます。いろんな方向からマッサージするように塗り込むと効果的です。

2:開き毛穴が気になる小鼻は「×づけ」

小鼻は「×づけ」
小鼻は「×づけ」

ここでもこめかみを軽く押さえた状態で、小さく×を描くようにして、小鼻の周りの毛穴が開きやすい部分に美容液を塗り込みましょう。

肌老化ストップ!ファンデで隠しきれない「たるみ毛穴」を解消するお手入れ習慣

■毛穴のシワ化攻略法4つ

40代・50代女性の方は、ご自身のお母さん世代の肌を思い浮かべみてください。いわゆる「表情ジワ」や、たるみによる大ジワとは別に、顔全体が細かい小ジワのようなものに覆われていませんでしたか? 目の下などにできる「乾燥による小ジワ」はおなじみですが、顔全体にできる細かい小ジワは、これとは明らかに異なるもの。

その正体は、毛穴がシワとなった「シワ毛穴」。

顔全体に広がっていく「毛穴のシワ化」を阻止するには、角質・ 保湿・たるみのケアをしっかりとすること。そして、マッサージ効果を狙った「埋め込み塗り」で、毛穴の奥まで潤いをしっかりと浸透させることが大切です。

1:「額」の横ジワ化にはグルグル塗り

額はらせんを描くようにグルグルと
額はらせんを描くようにグルグルと

額の毛穴はヨコにつぶれ、いずれは横ジワ化していく原因に。 手のひらで生え際をグッと引き上げ縮んだ肌をのばし、反対の手でスキンケア料を下から上へ、らせんを描くようになじませていきましょう。上から下への移動のときは、 極力圧を加えないのがポイント。額の広さにより、指先だけ、あるいは指全体を使うなど、臨機応変に試してみてください。

2:「眉間」の縦ジワ化には、往復スライド塗り

眉間は上下左右にスライドさせて
眉間は上下左右にスライドさせて

眉間は2、3本の大ジワに沿うように、複数の細く短い毛穴ジワが生じてきます。眉をひそめるとシワができる部分の肌を片手でのばして毛穴を開いたら、反対の手でシワに直角となるように、指先を往復させながらなじませましょう。眉間に縦ではなくヨコにシワができるタイプの人は、肌を縦にのばし、指先を上下に往復させて。

3:「ほうれい線」周りには引き上げ塗り

ほうれい線周りは引き上げていくように
ほうれい線周りは引き上げていくように

最初にシワ毛穴になりやすいのは、口角の延長線上となる、ほうれい線の外側あたり。ほうれい線に沿うように中指をあて、人さし指でゆるんだ頬肌をのばし、反対の中指全体でスキンケア料を下から斜め上へ、頭頂方向へ肌を引き上げていきましょう。続けて、目の間に向けて、毛穴を埋めるつもりで軽くなぞるように塗れば完璧です。

4:「唇上の縦ジワ」には内から外へのスライド塗り

唇上は内から外へとスライドさせて
唇上は内から外へとスライドさせて

微笑む表情をつくって口角を上げ、口の上の肌を広げます。歯が見えても大丈夫なので、やりやすい笑顔のつくりかたでOK。指を鼻下の中心におき、ほうれい線に向かって左右交互に動かしていきましょう。中央部分は指の先で、ポンポンと軽く押さえるように。この部分は毛穴落ちしやすい部分なので、メーク前はあまりつけすぎないようにするのがポイントです。

毛穴のシワ化を対策!攻略法4つ

■マッサージ&ツボ押し追加でくすみを払拭

私たちは、日ごろ気づかないうちに「くま」をつくっています。たとえば、パソコンやスマートフォンを見続ける行為も、くまの原因のひとつ。集中してじーっと画面を見ていることで、まばたきの回数が減り、目の周りをぐるりと囲んでいる表情筋=眼輪筋が衰えて、血行不良やたるみを引き起こすのです。

眼輪筋の役目は、まぶたの開閉。まばたきをしないということは、眼輪筋が運動不足になる→劣化する→硬く縮む→血行不良を引き起こし、まぶたがたるむ……。これを毎日行っていれば、青くまや黒くまができて当然です。

酷使した目には、眼輪筋を含む目周りの筋肉をしなやかにして、ハリと血行を取り戻すマッサージ&ツボ押しが有効です。ここでご紹介する5ステップを2回繰り返しても、所要時間はたった3分。仕事の合間にこまめに行うと、くまがどんどんリセットされて薄くなるし、眼精疲労もとれてスッキリ! 目のサイズまでも、大きく変わってきますよ。

1:老廃物を流すための「耳介リンパ節の滞り」を解消しておく

まずは老廃物が流れやすい環境づくりから
まずは老廃物が流れやすい環境づくりから

はじめに、耳の手前と後ろにあるリンパ節の滞りを解消しておきます。指でチョキをつくって、指が耳の前後におさまるように挟み込み、10~20回小さく円を描くようにマッサージ。リンパ節を刺激することで、老廃物がスムーズに流れやすくなります。

チョキの指で耳を挟み込む
チョキの指で耳を挟み込む

2:耳下から鎖骨に向かってマッサージして「老廃物を流す」

耳下から鎖骨あたりへめがけてグーッとなで下ろす
耳下から鎖骨あたりへめがけてグーッとなで下ろす

手のひら全体で、耳下から鎖骨に向かってなで下ろします。これを左右3回ずつ繰り返します。左右の鎖骨に両手の指4本を引っかけるようにして、グーッと3秒刺激してパッと放す。この動作で老廃物が流れていきます。1、2の行程は、ツボ押し後にも行うと効果的です。

鎖骨に指を引っかける
鎖骨に指を引っかける

3:青くまにダイレクトに効く「5か所のツボ」をプッシュ!

青くまができている人は念入りに
青くまができている人は念入りに

人さし指の腹を使い、目の下の青くまを解消するツボを押します。ツボは目頭付近、涙袋の中央少し下付近とそのすぐ下、目尻の指1本分下、目尻の延長線上こめかみあたりの合計5か所。

とくに、下まぶたの際から人さし指1本分下にある「四白」というツボは、長めにプッシュ。疲労回復、黒くま、青くまケアに効果があります。爪が長い人は、肌を傷つけないよう指を曲げて、第二関節を使うよう気をつけて。

下まぶたの際より下をと刺激する
下まぶたの際より下をと刺激する

4:目を大きくスッキリ見せる「眉部分のツボ」をプッシュ!

眉付近のツボを刺激してたるみまぶたをリフトアップ!
眉付近のツボを刺激してたるみまぶたをリフトアップ!

実は、むくみを解消し、たるみまぶたを持ち上げるツボは、眉に集中しています。該当するポイントは、目頭のすぐ内側、眉の内側、中央あたり、外側に1か所ずつ、そして目尻の延長線上のこめかみあたりの4か所です。

眉部分のツボ押しは、人さし指と親指で、軽くつまむように行うのが効果的。肌を傷つけることなく、しっかりと刺激することができます。なお、アイホールより内側は眼球があるので、マッサージは厳禁です。

人さし指と親指で眉をつまむ
人さし指と親指で眉をつまむ

5:眼輪筋につながっている側頭筋をほぐして「眼精疲労」を解消

頭皮マッサージは目元引き上げ力アップに有効
頭皮マッサージは目元引き上げ力アップに有効

一見無関係そうにも感じますが、硬くなった筋肉や筋膜を、頭皮マッサージでほぐすことも効果的。特に、側頭筋を刺激してゆるめると、目元引き上げ力が復活します。人さし指と中指の腹を使い、耳のすぐ上あたりの頭皮を小さな円を描くようにマッサージしてみて。頭皮の刺激はやや強めでも問題ないので、イタ気持ちいいくらいで行うとベターです。

人さし指と中指でマッサージ
人さし指と中指でマッサージ

くまの原因は、寝不足だけとは限りません。日常生活の中で知らず知らずのうちに酷使している目をもみほぐして、リラックスさせてあげてください。毎日のリラックスタイムに3分間、目元のケアを取り入れてみましょう。続けるうちに、たるみとは無縁の、若々しい目元に変化していくことが実感できるはずですよ。

たった3分で完了!目元のたるみもクマも消える「簡単マッサージ&ツボ押し」5ステップ

プレ美容液の使い方とスキンケアの順番


■-5歳の「美ほっぺ」ケアステップ

1:「プレ美容液」で肌をほぐし、水分の入りやすい肌に

左から/カネボウインターナショナル Div. カネボウ ザ ファースト セラム 60㎖ ¥6,000・アルビオン エクラフチュール 40㎖ ¥10,000・HACCI ハニーレディ 95㎖ ¥12,000(4月18日発売)
左から/カネボウインターナショナル Div. カネボウ ザ ファースト セラム 60㎖ ¥6,000・アルビオン エクラフチュール 40㎖ ¥10,000・HACCI ハニーレディ 95㎖ ¥12,000

肌の水分がなくなってくると、肌は硬くゴワつき、くすんだ印象になってしまいます。そんな肌にローションで水分を与えても、なかなか入っていきづらいのが現実…。

そこで、まずはプレ美容液で肌をほぐしながら潤し、水分が入っていきやすい通り道をつくってあげることが先決です。いつものスキンケアに取り入れやすい、洗顔後すぐに使うアイテムでもあるので、ぜひ毎日のお手入れに組み込んで、肌をほぐす習慣づくりを。

(1)手のひらに出し、のばし広げておく
プレ美容液を手のひらに適量出す。手のひら全体にのばし広げておくと、肌をこすったり、引っ張ったりせず、負担なくのばすことができます。
プレ美容液を手のひらに適量出す。手のひら全体にのばし広げておくと、肌をこすったり、引っ張ったりせず、負担なくのばすことができます。
(2)顔の内から外へ塗り広げる
1でのばし広げた手のひらを使い、顔の内から外へ向かってのばしていきます。肌を引っ張らないように注意しながら、優しくのばすのがポイントです。
1でのばし広げた手のひらを使い、顔の内から外へ向かってのばしていきます。肌を引っ張らないように注意しながら、優しくのばすのがポイントです。

2:「サラサラ化粧水」で肌の水分量を満タンに!

左から/カネボウ化粧品 インプレス ローション Ⅰa 150㎖ ¥10,000(ブランド終了)・コスメデコルテ リポソーム トリートメント リキッド 170㎖ ¥10,000・エスティ ローダー リニュートリィブ UL トリートメント ローション 200㎖ ¥12,000
左から/カネボウ化粧品 インプレス ローション Ⅰa 150㎖ ¥10,000(ブランド終了)・コスメデコルテ リポソーム トリートメント リキッド 170㎖ ¥10,000・エスティ ローダー リニュートリィブ UL トリートメント ローション 200㎖ ¥12,000

プレ美容液で水分の通り道ができたら、あとは化粧水で水分をたっぷりと与えていくだけなのですが、ここでは化粧水のタイプが重要なポイントに。保湿力の高いとろみタイプが40代・50代女性には人気ですが、水分にこだわるとそれでは足りないのです。そこで選ぶべきはサラサラとした水っぽい化粧水。水を感じながら、肌がたっぷり水分を含むまで、何度でも重ねづけをしてみてください。コットンよりも手のほうが肌がモチッと水分を含むのが確認しやすいので、オススメです。

(1)顔全体にローションを塗布
手のひらに適量のローションをとり、顔の内から外へと、手のひらで押さえるように塗ります。小鼻や目の周りなど、塗り残しのないように。
手のひらに適量のローションをとり、顔の内から外へと、手のひらで押さえるように塗ります。小鼻や目の周りなど、塗り残しのないように。
(2)重ねづけしてから押し込む
肌に水分を貯蓄できるよう、再度ローションを手にとり、重ねづけを。最後に手のひら全体で水分をギュッと押し込んで。
肌に水分を貯蓄できるよう、再度ローションを手にとり、重ねづけを。最後に手のひら全体で水分をギュッと押し込んで。
(3)手の甲で満タンになったかチェック
肌の水分量が満タンになるまで重ねづけを繰り返す。手の甲で頬などに触れ、ひんやりしていたら、満タンになった証拠。最後に確認を。
肌の水分量が満タンになるまで重ねづけを繰り返す。手の甲で頬などに触れ、ひんやりしていたら、満タンになった証拠。最後に確認を。

3:「オイル」で疑似皮脂を増やし、やわらかさ&艶をアップ

左/クリニーク スマート トリートメント オイル 30㎖ ¥8,000・中/資生堂インターナショナル クレ・ド・ポー ボーテ ユイルレパラトゥリス 75㎖ ¥14,000(医薬部外品)・下/パルファン・クリスチャン・ディオール カプチュール トータル コンセントレート オイル 30㎖ ¥15,000(生産終了)
左/クリニーク スマート トリートメント オイル 30㎖ ¥8,000・中/資生堂インターナショナル クレ・ド・ポー ボーテ ユイルレパラトゥリス 75㎖ ¥14,000(医薬部外品)・下/パルファン・クリスチャン・ディオール カプチュール トータル コンセントレート オイル 30㎖ ¥15,000(生産終了)

たっぷりと水分を含んだ肌に、次はオイルで油分をチャージ。年齢とともに水分だけでなく、皮脂量も減ってくるので、オイルはアラフォー・アラフィフ女性が積極的に取り入れたいアイテムのひとつです。オイルの油分は瞬時に疑似皮脂となって肌をやわらかく、艶やかに見せてくれる効果が。化粧水のあと、また乳液のあとなどにも使えるので、いつものスキンケアのなかで使いやすい順序で取り入れてみてください。

(1)適量は全顔で1~2滴
オイルはつける量が多すぎると、テカリになってしまうので、1~2滴が適量に。足りないと思っても、足すのはあと1滴が限度です。
オイルはつける量が多すぎると、テカリになってしまうので、1~2滴が適量に。足りないと思っても、足すのはあと1滴が限度です。
(2)指先に塗り広げてスタンバイ
1で出したオイルを指の第二関節のあたりまでに塗り広げておきます。手のひら全体に塗り広げると細かい部分に塗りにくいので注意。
1で出したオイルを指の第二関節のあたりまでに塗り広げておきます。手のひら全体に塗り広げると細かい部分に塗りにくいので注意。
(3)「塗る」のではなく「おく」のがコツ
2 で塗り広げた部分で、艶を出したい頬骨の上あたりや乾燥する目元、口元などに押さえるようにしてオイルをおいていきます。
2 で塗り広げた部分で、艶を出したい頬骨の上あたりや乾燥する目元、口元などに押さえるようにしてオイルをおいていきます。

肌の水分と油分のバランスが整うと、肌のコンディションがよくなるので、透明感やハリ感もアップ。水分をたっぷり与えて、栄養をプラスする、そんな土壌を整える基本的なケアがいくつになっても重要なのです。

始めた人から-5歳!「美ほっぺ」ケアで若返り【スキンケア編】


※商品の価格はすべて税抜です。

この記事の執筆者
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