正解は…

1:馬肉

2:イノシシ肉

3:鹿肉

4:ドジョウ(+ごぼう+卵)

5:鶏肉(+牛乳)

です。

鍋料理の命名にも、日本の風情を感じますね。

いくつ正解できましたか?

また、実際に食したことがある鍋料理は、何種類でしょうか?

ちなみに「なぜこのような名前で呼ぶのか?」という、料理名の語源については、「桜鍋」「牡丹鍋」「紅葉鍋」は、あまりはっきりしていません。

「その肉が美味しい季節に、同じく全盛期を迎える植物の名がついた」とか、「肉の色や盛り方がその植物に似ているから」「肉食禁止の時代の隠語である」などなど、諸説が囁かれており、特定できないようです。

「柳川鍋」も、やはり名前の由来は特定できておらず、「『柳川』は最初に作ったA地方の店の名前だ」「いやB地方の店の名前だ」「いやいや地名だ」「違う、鍋に放射状に並んだドジョウの姿が、柳の葉に似ているからだ」など、物議をかもしているようです。

「飛鳥鍋」は奈良県飛鳥地方の郷土料理で、飛鳥時代に渡来人の僧から伝わった料理、とされています。当時は牛乳ではなくヤギの乳で作ったと伝えられています。日本人と乳製品、奈良県では、意外と古くから関わっているのですね。

今回は、「鍋料理にまつわる日本語」

・鼈鍋・桜鍋 ・牡丹鍋 ・紅葉鍋 ・柳川鍋 ・飛鳥鍋

…の関連トリビアをお届けしました。

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ILLUSTRATION :
小出 真朱