【目次】
前髪が伸びてきた時の対処法
◆1.目にかからないよう、カーラーやアイロンで根元を起こす
「マジックカーラーを根元に巻いてふんわりさせるのがおすすめ。前髪が軽やかな印象になるだけでなく、ボリューム感も出ます。コテを使っても◎。前髪の中間から毛先にカールをつけると、左右に流したりする時も扱いやすいです」(GARDEN Tokyo トップスタイリスト 本木亜美さん)。
「生え方、髪質によって対処法は個人差が出てしまいますが、共通の対処方法としておすすめなのがカールアイロン、ストレートアイロン、マッジックカーラーを使用して、前髪にゆるやかなカールをつけること。邪魔だった長さが少し緩和され、まつげや、まぶたにかかる位置を上げる効果があります。カールの強弱を調整すれば、雰囲気やイメージを変えることも可能です。スタイリング剤をつけすぎると重みで潰れてしまい、さらに邪魔になってしまうこともあるのでつけすぎには気をつけて」(GARDEN omotesando テクニカルマネージャー 高橋俊友さん)。
◆2.地肌をこすりながらドライヤーをかけて根元をふんわりさせる
「前髪が伸びてくると、自然と割れやすくなったり、髪の長さの重みでペタッとしがちに。そんな時は根元をこすりながらドライヤーで乾かし、毛先をサイドに流してみてください。それだけで鬱陶しさが軽減されます。あと、ストレートアイロンを使うのもおすすめ! 前髪の根元を挟んだら、滑らせるように毛先に向かってスルー。手首を内側に返すように動かすのがポイントです。これだけで前髪の長さが少し短く感じられます。アイロンで巻くのが苦手な方でも、ストレートアイロンなら火傷のリスクも少なく、使いやすいと思います」(Cocoon 銀座店 店長 SHUNさん)。
「根元に分け目がくっきり付くとペタッとした印象になってしまうので、分け目をつくらないようにドライしましょう。前髪を左右に流し、毛先にはヘアアイロンやストレートアイロンでカールをつける。これだけで邪魔な前髪が扱いやすくなります」(GARDEN aoyama トップスタイリスト 松下哲士さん)。
◆3.左右どちらかに前髪を流す
「前髪が伸びてきたら、まずは左右どちらかに流しましょう。直毛の人はコテで軽く巻いて曲げると流れやすくなります。ワックスやハードスプレーなど、スタイリング力のあるものをつけてサイドに流したり、分けたりしてあげると、戻りにくくスタイルをキープしやすいです」(Coccon 銀座店 ディレクター 泰斗さん)。
「割れやすい箇所を起点に、前髪をよける。その時に分け目がついてしまうとペタッとした印象になってしまうので注意してください。指先にハードスプレー(ハードワックスでも可)をふり、分けたい、もしくは流したい前髪の毛先につけて、流した状態で固定する。伸ばしかけの前髪が気になる方にもおすすめのスタイリング方法です」(Cocoon 表参道・銀座 スタイリスト 中村マサアキさん)。
◆4.前髪を根元からかきあげるだけでエレガントな印象に
「雰囲気を変えたいときは、全体にウェット系のスタイリング剤をつけて、前髪を根元から立ち上げるとオシャレ!」(Coccon 銀座店 ディレクター 泰斗さん)。
「スタイリング剤をよく手に伸ばし、前髪を根元からかきあげるようにスタイリングしたら、片サイド(少ない分量の方)のみ耳にかける。そこにヘアピンをさしても◎」(Cocoon 表参道・銀座 スタイリスト 中村マサアキさん)。
◆5.ストレートアイロンやコテなどを使ってニュアンスをつくる
「ストレートアイロンで前髪を挟んだら、手首を返して全体にカールをつける。さっと熱を通すことでツヤやかに仕上がります」(Cocoon 銀座店 店長 SHUNさん)。
外出自粛中に「前髪」が伸びてきたら? 美容師に聞いた3つの対処法
前髪を自然に「流す」4選
【1】「ストレートアイロン」を使って自然に流す
■スタイリング方法
「ミディアムのスタイリングには断然、ストレートアイロン使いがおすすめ。くるんとカールしすぎず、ゆるっとしなやかな動きを簡単に作ることができます」(Belle Shinjuku スタイリスト 鯨岡拓也さん)。
STEP.1:毛先はスッと外巻きワンカールに
STEP.2:サイドは表面を外巻きに流して
STEP.3:前髪を下に自然に流す
〈スタイリングのコツ〉
「スタイリングにはワックスとオイルを混ぜて使うのがおすすめ。細く柔らかい髪質だとオイルだけだと重たくなってしまうので、ふんわり感を軽やかにホールドさせるひと手間を」(鯨岡さん)。
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【2】「ドライヤー」しながら引っ張る
■スタイリング方法
「乾かすだけでおさまるようにカットしているので、大切なのは乾かし方。色々な方向からドライヤーの風を当てると、ふんわり仕上がりやすいですよ」(PEEK-A-BOO 銀座中央通り店 副店長 山本真資さん)。
STEP.1:トップはふんわり、襟足はタイトに乾かす
STEP.2:前髪を仕上がりと逆側から乾かす
STEP.3:スタイリング剤をなじませて整える
〈スタイリングのコツ〉
「スタイリング力のあるワックスに少しオイルを混ぜることで、髪に潤いとツヤを与えながらスタイリングできます。つけすぎると根元がベタッとするので、調整しながら整えて」(山本さん)。
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【3】「スプレー」でスタイルキープ
■スタイリング方法
スタイリングをする前に、根元から立ち上がりやすいベースをつくっておくことが重要だとか。「ボリューム不足が気になるのは頭頂部ですよね。大きめのブラシで頭頂部を前からうしろ、うしろから前、右から左、左から前にとかして寝ている毛穴を起こすようにブラッシングしてください」(SUN VALLEY みち子さん)。
STEP.1:大きめのブラシで頭頂部を前後左右にとかす
STEP.2:ハードワックスを毛先に揉み込んだら、分け目の立ち上がりにもなじませる
STEP.3:トップから前髪、後頭部にもスプレー
〈スタイリングのコツ〉
油分の多いスタイリング剤は、湿気の多い時期は髪がペタッとしやすくなるとか。「マットな質感でハードタイプのワックスがおすすめです。仕上げに使うスプレーは、キープ力と同時に軽さがあるものを選ぶと自然なふんわり感が出せます」(みち子さん)。
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【4】「カーラー」で内巻きにする
■スタイリング方法
顔まわりに入れたレイヤーを生かすには、カーラーとカールアイロンで動きをつくるのがポイント。「前髪は毛流れに沿うようにカーラーを斜めにして内巻きにします。前髪に続く顔まわりの髪は縦にリバース巻きにすると、前髪の動きとつながって華やかな印象になりますよ」(Velvet on the Beach デザイナー 角園侑希さん)。
STEP.1:地肌を擦りながら根元にドライヤーをあてる
STEP.2:毛流れの向きに合わせてカーラーを斜めにし、内巻きに
STEP.3:顔まわりの髪は毛束の中央から縦にリバース巻きに
〈スタイリングのコツ〉
「前髪と顔まわりの髪がつながるように巻くと耳のあたりに空間ができます。この空間があるだけで顔が明るく見えるのでおすすめです」(角園さん)。
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カーラーで「巻く」5選
【1】ひっぱりながら内巻きに
■スタイリング方法
「分け目を変えずにずっと同じ部分で髪を分けていると、生えぐせがついてしまいます。髪を起こすようにトップの毛束を持ち上げ、分け目とは逆方向から根元にドライヤーをあてると、ふんわりした立ち上がりが長持ちします」(SUNVALLEY トップスタイリスト タダモト イサオさん)。
STEP.1:トップの毛束を真上に持ち上げ、分け目と反対方向からドライヤーをあてる
STEP.2:裾の髪を斜め下に引っ張りながら毛先を内巻きにする
STEP.3:レイヤーの入った表面の髪は斜め上に引っ張りながら毛先を内巻きにする
STEP.4:前髪は真っ直ぐ前に引っ張りながら内巻きにする
〈スタイリングのコツ〉
ふんわりとしたカール感を長持ちさせるには、スタイリング剤選びも重要。タダモトさんのおすすめは、日本ロレアルの『ロレアル プロフェッショナルズ エルネット ピュール』(207g ¥1,540)。「髪が硬くてカールが長持ちしにくい方にぴったりです。巻く前にスプレーしておくと思い通りのスタイルに仕上がります」(タダモトさん)。
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【2】トップと逆方向に巻く
■スタイリング方法
「トップはつぶれないようふんわり高さを出し、耳から下のうしろの髪はボリュームをおさえてタイトに仕上げましょう。このメリハリがキレイな菱形フォルムを作り、顔型をカバーしてくれます」(ZACC vie スタイリスト 田中里春さん)。
STEP.1:トップを立ち上げながら乾かす
STEP.2:耳下からうしろはボリュームをおさえながら乾かす
STEP.3:マジックカーラーで前髪&トップを巻く
STEP.4:アイロンで横に引き出しながら巻く
STEP.5:ヘアクリームでスタイリング
〈スタイリングのコツ〉
「スタイリング剤は、オイルほど重くならずキープ力も発揮するクリームタイプがおすすめ。菱形を保ちながら、ふんわり柔らかさも出せます」(田中さん)。
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【3】38mmのカーラーでしっかり巻く
■スタイリング方法
どんなに毛量が多くても頭頂部だけはペタッとなるもの。「ドライヤーで髪を乾かすときは指の腹で地肌を擦って毛穴の向きをフラットな状態にしてください。そのひと手間で根元が自然と立ち上がるので根元の白髪が目立たなくなります」(Velvet on the Beach 店長 NOBさん)。
STEP.1:頭頂部の地肌を擦りながらドライヤーをあてて髪を乾かす
STEP.2:前髪を真っ直ぐ前に引っ張りながらカーラーで毛先から内巻きに
STEP.3:カールアイロンで毛束の中間までは真っ直ぐ引っ張る
STEP.4:毛先の毛束は1カール内巻きにする
〈スタイリングのコツ〉
「顔まわりにレイヤーを入れた、この動きのあるスタイルは毛量のある方だけでなく、トップにボリュームが欲しい方にもおすすめです。前髪の根元を立たせるように毛先を内巻きにするのでトップに自然なボリューム感が生まれます」(NOBさん)。
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【4】前髪は薄めにとって巻く
■スタイリング方法
「ヘアアイロンで外ハネに。トップもペタンとしないように意識して。全体はややタイトですが、トップでふんわと動きを出してメリハリのあるスタイルに仕上げましょう」(apish kokubunji 店長 長谷川祐三さん)。
STEP.1:毛先を外ハネに乾かす
STEP.2:前髪をカーラーで巻く
STEP.3:外ハネに巻く
STEP.4:ジグザグに分け目をとる
STEP.5:オイルをなじませる
〈スタイリングのコツ〉
「スタイリングオイルをしっかり使うことで、程よくツヤ感が出て、透け前髪のおしゃれ感が際立ちます。トップにふんわり感はキープして」(長谷川さん)。
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【5】サイドバング以外の前髪を巻く
■スタイリング方法
「ボリュームを抑えようとしながら乾かすと、逆に顔が大きく見えます。根元からふんわり乾かして、襟足ともみあげだけオイルでタイトに仕上げると、メリハリが生まれて小顔効果がアップしますよ」(K-two Esola IKEBUKURO トップスタイリスト 藤井ひかるさん)。
STEP.1:根元にボリュームを出す
STEP.2:前髪をマジックカーラーで巻く
STEP.3:サイドをワンカール
STEP.4:トップをワンカール
STEP.5:ヘアオイルを揉み込む
〈スタイリングのコツ〉
「巻き過ぎると老けて見えるので、毛先ワンカールくらいでOK。丸みのあるショートボブは子どもっぽくなりやすいので、必ずスタイリング剤をつけて質感で大人に仕上げましょう!」(藤井さん)。
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ヘアアイロンで「巻く」「流す」4選
【1】ストレートアイロンでワンカール
■スタイリング方法
「髪が細くペタッとしやすい方は、根元がつぶれないように立ち上げながら乾かすのがポイント。ふんわり感をアップさせるには、ヘアアイロンの力を借りて!菱形をイメージして仕上げると、エラ張りを自然にカバーできます」(GARDEN YOKOHAMA~est~ トップスタイリスト 豊田 楓さん)。
STEP.1:ドライヤーで髪の根元を立ち上げる
STEP.2:ストレートアイロンで丸みをつける
STEP.3:前髪をストレートアイロンでワンカールする
STEP.4:仕上げにバームをつけてスタイリング
〈スタイリングのコツ〉
「ペタっとしやすい髪の方は、重くなりすぎないバームのようなスタイリング剤が◎。アイロンでナチュラルなカールをつけているので、なじませるだけでふっくらと仕上がります」(豊田さん)。
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【2】ストレートアイロンでゆるく内巻きに
■スタイリング方法
「ボブベースですが、前髪から顔周りにデザインカットを施しているため、ストレートなスタイリングでもふんわり感がキープできます。スリークヘアにする時は、顔まわりの髪を耳にかけて、少しウェットな質感に仕上げると◎」(AntiOurs シニア エグゼクティブ ディレクター IKEさん)。
STEP.1:顔周りの髪をストレートアイロンで外ハネに
STEP.2:襟足の髪を外ハネにする
STEP.3:表面の髪をなじませる
STEP.4:前髪にアイロンをあてる
STEP.5:ヘアオイルをなじませる
〈スタイリングのコツ〉
「印象をガラッと変えるには、フォルムと質感を変化させるのが効果的です。丸みのあるスタイル、かっこいいスリークヘアも、少しのカジュアル感が大人のボブを素敵にしてくれます」(IKEさん)。
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【3】カールアイロンでワンカール
■スタイリング方法
ペタッとしがちな頭頂部は毛先を巻くことでふんわりボリュームが出現。前髪は長めにするのがポイント。「目にかかるくらいのちょっと長めにする代わり、肌が透けて見えるシースルー感をつくっておくと今っぽさも出るし、寂しい印象にはなりません」(HONEY shibuya スタイリスト 小室里奈さん)。
STEP.1:前髪の毛先を1カール内巻きに
STEP.2:頭頂部の髪だけ毛先を1カール内巻きに
STEP.3:カールした部分を中心にワックスを揉み込む
〈スタイリングのコツ〉
スタイルがいちばん美しく見えるのは、やはり菱形シルエット。「頭頂部の毛先を内巻きにすると、ちょうど耳のあたりが膨らんで菱形シルエットになります。ここの膨らみをキープするにはファイバー入りのワックスがおすすめです」(小室さん)。
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【4】カールアイロンでふんわり自然に
■スタイリング方法
「毛先を外ハネにするだけでスタイリングを終わらせる人が多いのですが、それだと顔が長く見えてしまいます。頭頂部の髪を立たせるように巻くと、シルエットに動きが出て、軽さも演出できます」(apish cherie 店長 井原早紀さん)。
STEP.1:サイドからバックは毛先を1カール外ハネにする
STEP.2:前髪から頭頂部は根元を立ち上げるようにうしろ向きに巻く
〈スタイリングのコツ〉
「全体のシルエットが菱形になるようにすると、あごのあたりが引き締まって見えるので小顔効果があります。スタイリングの最後にオイルをなじませると自然なツヤ感が出るので、髪がパサつきやすい方は、ぜひお試しください」(井原さん)。
オールバック・かき上げで前髪を「上げる」4選
【1】グリースでウェットなかき上げ前髪
■スタイリング方法
「グリースは、ほんのり湿らせた髪に使用すると、のびがよくなり、形も決まりやすくなります。特にうねりが気になる前髪は、思いきってかき上げるようにオールバックに。固めることなく髪に柔軟な動きを出すグリースの効果により、前髪の根元に自然な立ち上がりがつき、マスキュリンな印象に。サイド〜バックもグリースを塗布してウエット感を出すと、うねりがニュアンスに早変わり。広がりが気になる毛先やハチ周りのボリュームダウンも簡単です」(Belle omotesando 堀之内大介さん)。
STEP.1:大豆1粒分のグリースをとる
STEP.2:グリースを両手に広げる
STEP.3:前髪をかき上げるように塗布
STEP.4:中間〜毛先にも塗布する
STEP.5:ハチ周りをタイトに抑える
〈スタイリングのコツ〉
湿気の多い時期、髪悩みの多い大人の女性がウエットヘアにチャレンジするなら、ソフトタイプのグリースがおすすめ。程よい重さとホールド力を併せもつので、ボリューム調整やシルエット形成が自在になります。パサつきを抑え、髪を艶やかに見せる効果も。
ヘア担当:Belle omotesando 堀之内大介さん
【40代に似合う髪型】梅雨の湿気に左右されず “モード感” を演出する「ウェットヘア」にチャレンジ!
【2】ショートでもイメチェンできるオールバック
■スタイリング方法
「カーラーで巻いて毛先に動きを出しておくと、マニッシュなスタイルでも上品な大人の女性らしいスタイルになります。頭頂部から後頭部にかけて根元を立たせるようにカーラーで巻いておけば、ボリューム感が出せます。トップがペタンコになりやすい方にもおすすめのスタイルです」(pinceau代表 山岸亜由美さん)。
STEP.1:前髪は斜めにリバース巻きにする
STEP.2:頭頂部から後頭部、両サイドを根元を立ち上げるようにカーラーで巻く
STEP.3:髪をかき上げるようにスタイリング剤をなじませる
STEP.4:サイドの髪をなでつけるようにとかす
〈スタイリングのコツ〉
髪をなでつけるスタイリング剤はレベルの『トリエジューシージュレ 7』(80g ¥1,760)が山岸さんのおすすめ。「ワックスとポマードの中間のような仕上がりになります。いちばんハードな10ではなく、7のジュレなら毛束が固まりすぎないので使いやすいですよ」(山岸さん)。
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【3】モード&スタイリッシュに仕上げるかき上げウエット
■スタイリング方法
ジェルを使って顔周りの髪をうしろに流した「かき上げウエット」
STEP.1:大豆2粒大のジェルをとる
STEP.2:両手で顔周りの髪をかき上げる
STEP.3:襟足の内側から手ぐしを入れる
STEP.4:毛先に手ぐしを入れて外ハネに
〈スタイリングのコツ〉
全体的にほんのり濡れ感を与えることで、モード感とハンサムさが加味。がっちり固めてしまうと女性らしさが損なわれてしまうので、ジェルをつけすぎず、トップにエアリー感を残すのがコツ。
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【4】ドライヤーとジェルでオールバックヘア
■スタイリング方法
「40代にとってはボリューム感も大切。とくにトップの分け目はペタンとさせないこと!一度オールバックにしてから整えていくのがおすすめです」(AFLOAT D’L ヘアクリエーター 井上晃輔さん)。
STEP.1:ドライヤーで根元を起こす
STEP.2:毛先を外ハネに巻く
STEP.3:ジェルでオールバックにする
STEP.4:毛束を引き出して整える
〈スタイリングのコツ〉
「40歳は髪が細くなり、乾燥感が出てきます。ペタッとしないウェットな質感のスタイリング剤を、オールバックにするようになじませると、ふんわり感とツヤが叶いますよ」(井上さん)。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部