起きている時間のほとんどをパソコンやスマートフォンなどの画面を凝視している…という人は多いのではないでしょうか…?この習慣によって、気づかぬうちに目の筋肉=眼輪筋がこわばり、眼精疲労が蓄積。すると血流が滞り、水分が溜まる…これがむくみまぶたの原因なのです。
若いころの眼精疲労はひと晩寝れば回復していたものの、年齢を重ねると回復しにくく、筋肉がどんどんこわばりやすくなり、疲労が蓄積する一方…。
でも「ただの疲れ」と疲れ目状態を放置しておくのは危険!眼輪筋の硬直が首こりや肩こり、さらに頭痛を引き起こす可能性もあるのです。 たかがむくみ、と放置せずに、日ごろから眼輪筋ケアを習慣にしておきましょう。村木さんのメソッドなら、デリケートな目元の皮膚にダメージを与えずに眼輪筋ケアできるので、パソコン、スマホが手放せない人こそ、ぜひ取り入れてください。
むくみ目がスッキリする眼輪筋ほぐしマッサージ
■Step1:ほぐす位置、眼輪筋の上部を確認
眼輪筋とは目をぐるりと囲んでいる、まぶたの開閉のときに使う筋肉。むくみ目を解消するのは、眼輪筋の上部をほぐすのが効果的で、まずはその位置を確認しましょう。
■Step2:指3本を使って優しくマッサージする
人さし指、中指、薬指の先を眉下に当てて、クッと軽く持ち上げたまま、左右に小刻みに揺らします。これはこわばった眼輪筋を緩める効果あり。
3本指を使ってほぐす順番は、丸で示したように、はじめに赤丸の位置の眉頭側、次に指の位置をずらして青丸の位置の眉尻側を。左右に小刻みに揺らす動作を、各10秒ずつ行いましょう。
■Step3:まぶたを開閉して眼輪筋を鍛える
Step1と同様に、人さし指、中指、薬指の先を眉下に当てて、クッと軽く持ち上げたまま、まぶたを開閉する。これによって眼輪筋が鍛えられて弾力がアップする効果あり。これをStep2のように、眉頭側、眉尻側、各20回ずつ行って。そして反対の目も同様に。両目を同時に行ってもOK。
【まとめ|むくみ目がスッキリする眼輪筋ほぐしマッサージ4か条】
1.まぶたのむくみは眼輪筋の緊張によって血液循環やリンパの流れが悪化し、水分や老廃物が滞るのが原因。
2.むくみは疲れ目のサインで、悪化すると肩こりや頭痛を引き起こすことも。
3.こまめに眼輪筋をほぐすのが得策ですが、皮膚が繊細な目元に強いマッサージはシワを生むので要注意。
4.むくみ目を解消するのは、眼輪筋の上部をほぐすのが効果的で、村木さんのメソッドなら肌を傷めずに眼輪筋をほぐすことができる。
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以上、むくみ目がスッキリする眼輪筋ほぐしマッサージを教えていただきました。
セルフケアは続けることが大事。「誰でも簡単に効果テキメン」のアンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。
次回は2月1日の更新です。お楽しみに!
- PHOTO :
- 松原敬子
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子