普段のビジネス用途で使う手土産。先方が本当に喜んでくれる、気の利いた手土産はないかしら、と探していませんか? そんな手土産選びのヒントは、日々、手土産に通じている秘書からいただきましょう。
今回、おすすめの手土産を教えてくれたのは、社長秘書歴4年で、現在は広報としても活躍している一瀬(ひとせ)香織さん。
これまで購入した手土産は100種類を超えるなか、特に喜ばれた手土産を3つ挙げていただきました。一瀬さん自身が、実際にお渡しした相手やシーンも合わせて、教えていただきましょう。
ビジネスシーンで大活躍!秘書が選ぶ「本当に喜ばれた」手土産3選
■1:誰もがやみつき!配りやすいのも魅力の御菓子司 翠江堂「苺大福」
「男女問わず幅広い年代のお客様に喜ばれる一品が、中央区・新川にある御菓子司 翠江堂さんの『苺大福』です。ジューシーな大粒の苺が口の中にじゅわっと広がる感覚は、きっと誰もがやみつきになってしまうのでしょう。
私がこの苺大福を購入するときは、決まってクライアントの会社に自らが訪問し、複数名に配っていただくことを想定しているときです。また午前中~夕方までの時間帯に訪問するときにしています。遅い時間に訪問するときは、多くの方に召し上がっていただけない可能性もあるため避けています。
この苺大福はとても人気で、お店に行ったら売り切れているということも多いため、訪問前に一度電話で取り置きをしてもらうのがおすすめです」
■2:グルメ・流行感度の高い相手に!HIGASHIYAの「最中の詰め合わせ」
「手土産へのアンテナが高い方なら、HIGASHIYAさんの名前をご存知かと思いますが、私も長年のHIGASHIYAさん愛用者。洗練された和モダンの店構えの通り、粋な商品の数々にうっとりします。
よく購入する『最中の詰め合わせ』は、餡と最中種を自分で合わせてつくる遊び心に満ちた一品で、味も上品。桐箱に入っている点も◎(二重丸)です。
私はグルメな方、流行感度の高い方に、この品を選んでいます。桐箱できちんとした装い、洗練されたパッケージデザイン、味も間違いないためです。
訪問してお渡しする相手に想いを巡らせながら、HIGASHIYAのスタッフさんとコミュニケーションを取りながら商品選びをするのは、秘書ならではの楽しいひとときです」
■3:目上の方・お酒好きの方に!紫野和久傳の「和煮(なごみに)」
「『れんこん菓子 西湖(せいこ)』が有名な紫野和久傳(むらさきのわくでん)は、上質な贈り物を考えるときに真っ先に思いつくお店です。
上品な和三盆の甘みとれんこんの食感が楽しめる『れんこん菓子 西湖』はもちろん、海の幸、山の幸などを使用した京の焚きもの『和煮(なごみに)』はよく購入する一品。『ちりめん山椒』や『牛 実山椒』をよく選びます。ご飯に添えていただくほか、お酒を召し上がる方にもおすすめです」
「味に間違いがなく、品格があるため、目上の方への会食御礼にぴったり。これまでお渡しした方は、グルメな方、お酒好きな方、お忙しくされている社長など。振り返ると、ごちそうになることを想定している会食の御礼でお渡しするシーンが多かったです」
手土産TIPS!「生菓子」は誠意が伝わりやすい
一瀬さんは、特に大切な方への手土産には、今回紹介された苺大福のような「生菓子」を選んでいるといいます。それにはどんな理由があるのでしょうか?
「少々古風な考え方かもしれませんが、日持ちしない生菓子は、日持ちするお菓子に比べ、鮮度が命ですので、準備するのに手間暇がかかります。日持ちするお菓子に比べ、入手する時間に制限があるということは、大切な方にお贈りするときに誠意が伝わりやすいということ。
これは以前、秘書としてついていた社長に教わったことなのですが、以来、どこかでそういう意識をもち続けています。もちろん、それ以前に大切なことは、お渡しする相手の状況を想像できていることだと思っています」
相手に気持ちが伝わることで関係が良好になるうえに、大いに喜んでもらえる手土産を3つ、秘書の目利きで紹介していただきました。また「生菓子」に関する手土産TIPSも参考になります。ぜひ、日ごろの手土産選びに役立てみてくださいね。
※掲載した商品はすべて税込です。
問い合わせ先
- 御菓子司 翠江堂 TEL:03-3551-5728
- HIGASHIYA TEL:03-5724-4738
- 紫野和久傳 TEL:075-495-5588
関連記事
- ブーム到来のバタークリームケーキやドーナツのアレンジレシピなど「今週よく読まれたグルメ記事ランキング」1位から5位を発表
- 1本1万円!ワインボトルに入った軽やかな風味の「手摘み高級紅茶」がオンライン販売スタート
- 【2020 イースタースイーツ&メニュー31選】ギフトに最適!高級ショコラトリー、チョコレート専門店、高級ホテルのイースターメニュー大公開
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 石原亜香利
- EDIT :
- 安念美和子