衣替えの時期はいつにすればいいのか、毎年迷ってしまいますね。暑くなったら、寒くなったら、みんなが着てるからそろそろ…という感じで衣替えの時期を決めるのもいいですが、天気や気温、湿度など、衣替えにふさわしい環境が整ってから行うのが理想的です。

この記事では衣替えをする時期やタイミングの見極め方や、衣替えのときに行う衣類収納のコツなどをご紹介していきます。

■衣替えの時期はいつ?

衣替えの時期はいつ?
衣替えの時期はいつ?

季節の変化にあわせて、夏服や冬服に切り替える「衣替え」。急に暑くなったり寒くなったりすることもある中、衣替えの時期を見計らうのは簡単なことではないでしょう。そもそも衣替えは、いつの時期に行うといいのでしょうか?

6月と10月は歴史的にも衣替えの時期

衣替えは1年に2回。秋冬物から春夏物に替える時期と、春夏物から秋冬物に替える時期があります。このような衣替えの習慣は平安時代頃から行われていたといわれ、明治時代の軍人の制服は毎年6月と10月に切り替えるよう設定されました。そして現在でも、企業や学校の制服の衣替えは6月1日と10月1日と決められているケースが多いのです。

2020年、夏物への衣替えはいつ行うといい?

では2020年に冬物・春物から夏物に衣替えを行うのは、いつがいいでしょうか? 夏物への衣替えを行うタイミングで気をつけたいのが、梅雨入りのこと。気温が上がり湿度も高い梅雨の時期は害虫が活発になるため、梅雨前に衣類の汚れを落としたり、防虫剤を利用したりすることが大切となります。

2020年の梅雨の傾向を見てみると、九州から関西、関東の梅雨入りは6月上旬、東北は6月中旬頃と予想されています。ですからその前のよく晴れて湿度の低い日に、衣替えを行うのがおすすめです。

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■季節別・衣替えにふさわしい時期

季節や衣類のタイプによって、衣替えの時期は変わります。ここでは、それぞれにふさわしい衣替えの時期や気温の目安をご紹介しましょう。

夏物への衣替えの時期

コートやマフラー、セーターなどの秋冬物をしまい、春物・夏物の衣類に替える衣替えの時期は、6月前後に行うのがおすすめです。

気温の目安

夏物への衣替え時期の目安には、最高気温をチェックしましょう。最高気温が20度を超えたら夏服の着用を始めてよいでしょう。さらに22度以上になれば、春服もしまって夏服のみでもいいかもしれません。

冬物への衣替えの時期

一方、夏物から冬物に切り替えるタイミングは、10月前後に行うのがおすすめです。

気温の目安

冬物への衣替え時期についても、最高気温をチェックしてみましょう。最高気温が15度より低くなったら、春夏物から秋冬物に切り替えていいでしょう。

春物・秋物への衣替えの時期

衣替えの時期は年に2回が基本です。でも困ってしまうのは、春物や秋物への衣替えはどんなタイミングで行うべきか?ということでしょう。

気温の目安

冬服から春服に替えるのは、最高気温が15度を超えるとき。また夏服から秋服に替えるのは、最高気温が15度~20度くらいになるときを目安としてみましょう。

スーツの衣替えの時期はいつ?

スーツも季節にあわせて、生地が異なるものが使われています。冬物と夏物のスーツを替える時期はいつがいいでしょうか?

夏物のスーツはサマーウールやコットンで吸収性や通気性に優れた素材が主流です。そのような夏物は4~9月頃に着用するのがふさわしいです。そのため、4月あたりには冬物スーツをしまって夏物に衣替えしましょう。

一方、冬物のスーツはウールやツイードなど保温性が高い素材が使われており、10~3月頃に着用するといいでしょう。よって、10月頃には冬物への衣替えを行うといいですね。

■衣替えにふさわしい天気とは?

衣替えを行うときに注意しておきたいのが、その日の天気です。

どんな天気で、気温や湿度はどれくらいの日がいいの?

衣類は湿度に弱く、湿気が多い日に衣類を出したりしまったりすると、傷んだりカビが発生したりする原因となってしまいます。夏服への衣替えなら、前述したように最高気温が15度を超える、晴れた日に行うのがベスト。冬服への衣替えなら、最高気温が20度を下回る、晴れた日に行うようにしましょう。

雨の日はNG?梅雨時期はどうする?

夏服へ切り替える時期は、ちょうど梅雨入りと重なってしまうものです。湿度の低い日を狙うなら、梅雨入りする前に行うのがいちばん。もしも梅雨入りする前に衣替えできなかったときは、梅雨の間でも晴れの日に行うようにしましょう。また忘れずに乾燥剤や防虫剤を入れて、衣類を湿気や害虫から守りましょう。

■衣替えのときに洗濯はする? しない?

衣替えを行うとき、しまう衣類やこれからそでを通す衣類は洗濯した方がいいのでしょうか? 衣替え時の洗濯の注意点についてご紹介しましょう。

洗濯しないとどうなる?

一度袖を通したのに、衣替えで洗濯しないまま衣類をしまった場合、シミやニオイが生じる原因となってしまいます。見た目はきれいであっても、衣類には皮脂や汗、花粉などがついているもの。それらの汚れがついたまま長期間しまっていると、黄ばみが悪化したりシミが広がったりと、衣類を傷めることになってしまいます。

衣替え後の服は洗濯してから着るほうがいい?

衣替えをした衣類に袖を通すときも、一度洗ってから着るほうがおすすめです。防臭剤や乾燥材のニオイが気になる場合もあるでしょうし、虫食いにはなっていなくとも、しまっていた間に害虫の死骸が衣類に付着している可能性もあります。何より、改めて洗濯をしてから新しい季節の衣類を着用すると、気持ちのいいものですよ。

柔軟剤は使っていいの?

衣類を柔らかくしたり香りをつけたりする柔軟剤。衣替えでしまう衣類を洗うときに柔軟剤を使っても大丈夫でしょうか? 答えは「OK」です。

柔軟剤には、ダニ対策になる成分が配合されているものもありますし、防臭やシワ防止作用があるものも。そのため柔軟剤を使って洗濯ののしまうと、大切な衣類を守ってくれる作用が期待できるわけです。

クリーニングに出した服はどうしまう、どう着る?

コートやスーツなどクリーニングに出した服については、クリーニング店のビニールカバーをつけたまましまうのはNGです。通気が悪くカビが発生する原因となるため、カバーから外して、できれば陰干ししてからしまうとベターです。

新しい季節に袖を通すときも、クローゼットや押入れから出して陰干しをしたり、洋服ブラシでホコリなどを落としてから着用するといいでしょう。

■アイテム別・衣替えの収納術&コツ

アイテム別・衣替えの収納術&コツ
アイテム別・衣替えの収納術&コツ

衣替えのタイミングで衣類をきれいに整頓しておきたいもの。収納ケースや収納ボックス、収納袋、圧縮袋、ハンガーそれぞれの収納のコツをご紹介しましょう。

収納ケース・ボックス

クローゼットの中でも押し入れなど、どこでも便利に利用できるのが収納ケースや収納ボックス。さまざまなサイズがあり、部屋の大きさや衣類の量にあわせて選ぶことができて便利です。

収納術&コツ1:ブックスタンドで間仕切り

収納ケースは便利ですが間仕切りがないものも多いため、中が煩雑になってしまうこともあります。そこで利用したいのがブックスタンド。収納ケースの中の間仕切り代わりとして使えます。

収納術&コツ2:衣類は立ててしまう

収納ケースで中に何が入っているか一目瞭然にするなら、衣類は立ててしまうのがおすすめ。Tシャツやセーターなどを上に重ねてしまうと、下の方にある衣類が取り出しにくく、何が入っているのかわかりづらくなってしまいますが、立ててしまえば便利です。

収納術&コツ3:収納ケースごと衣替えも

夏服と冬服をわけて収納ケースにしまっておけば、冬服の入ったケースを奥にしまい、夏服の入ったケースを手前に置くことで衣替えも楽になります。

収納袋・圧縮袋

衣類をしまえる収納袋や圧縮袋も、衣替えでは便利なアイテムです。

収納術&コツ1:詰め込みすぎない

収納袋や圧縮袋は、収納ケースやタンスなどと違って、つい衣類を多く詰め込みすぎたくなるものです。でも衣類をたくさん詰め込みすぎると服にも負荷がかかり、シワや型崩れの原因になりかねません。圧縮袋も詰め込みすぎないことが、シワをつけないコツです。

収納術&コツ2:洋服の大きさにあったサイズの袋を選ぶ

収納袋や圧縮袋にはさまざまな大きさがあります。トップスをしまうのか、コートやワンピースをしまうのか、アイテムによって最適な袋の大きさも異なります。それぞれの衣類の大きさにあった袋を用意するようにしましょう。

収納術&コツ3:ハンガー付きの圧縮袋も

衣類用の圧縮袋には、ハンガーのまま下げられるタイプもあります。冬用コートのように厚みがある大きな衣類なら、そんな圧縮袋がおすすめ。圧縮した状態でハンガーにかけられるため、クローゼットがかさばりません。

ハンガー

クローゼットに衣類をかけたまま収納できて便利なのがハンガーです。ハンガーにも、きれに収納するためのコツはいくつかあります。

収納術&コツ1:ハンガーの種類を使い分ける

ハンガーには、厚みのあるスーツ用ハンガーから細いタイプなどさまざまな種類があります。スーツやジャケットなど肩のラインを崩したくないものはスーツ用ハンガーを使いましょう。また、シャツやブラウスなど、ハンガー跡をつけたくない、かつ、ハンガーから滑り落ちてもしくないものは、肩部分がシリコンやスポンジなどで覆われたハンガーを利用するといいですね。

収納術&コツ2:パンツ&スカート用ハンガーも利用

ハンガー収納というとトップスしか利用できないと思いがちですが、パンツやスカート用のハンガーもあります。ハンガーに吊るしておくため折りジワがつきにくく、きれいなまま収納できます。

収納術&コツ3:エリア分けで整理整頓

ハンガーにかけた衣類は、コート類は左側、ニットは真ん中、スーツは右側という具合で、エリア分けをしておきましょう。こうすることで洋服を分類しやすく見た目にもきれいになり、クローゼット内のゾーニングができます。

■衣替えは、時期やタイミングも大切

衣類を洗ったり干したり、クローゼットの中も掃除や整理をしたり…衣替えは簡単にできることではありません。一日で全部を終わらせようとせず、休日を利用して少しずつ準備を進めておく方法もあります。

そのうえで、天気予報をこまめにチェック、気温と湿度が適切な日を見極めて衣替えを行うといいですね。衣類を大切に着続けるためにも、衣替えは時期やタイミングを考慮して丁寧に行うようにしましょう。

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