背中が張っている感じでつらい、呼吸が浅くなっている…と感じているなら背骨が硬くなっている証拠。原因は長時間のパソコン作業やスマホチェックなどの前かがみになってしまう姿勢の悪さにあり。
まず知っておきたいのが、寝ている時には背骨がピターッとベッドマットについているのが正しく、リラックスできる状態。背骨が硬くなっているとベッドマットにつかず、緊張状態のまま…。つまり体がリラックスできず、眠りが浅くなってしまうのです。
そこで背骨を柔軟にして、背中の張りや姿勢の悪さを改善するメソッドをご紹介します。アンチエイジングデザイナーの村木さんが提案するのは、バスタオルを2枚使ってくるくると棒状にしてストレッチポール代わりに活用する方法。背骨が緩むことで、呼吸が楽になるし、深〜くリラックスできますよ。
安眠効果あり! バスタオルで背中のコリを解消するストレッチ
■Step1:バスタオルを3枚用意。2枚を棒状に巻き、1枚は枕として使用
バスタオル2枚をきつめに巻いて棒状にし、ストレッチポール代わりに使用。頭が下がりすぎないように、1枚はたたんで枕として使用します。
![バスタオルを3枚用意。2枚を筒状に巻き、1枚は枕として使用](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/6/b/720mw/img_6b345894fe04c8b050fae8252738926e40708.jpg)
■Step2:腕をまっすぐ伸ばし、両手を擦り合せるように動かす
棒状のバスタオルに、尾骨からゆっくり背骨に沿うように仰向けにのります。足は腰幅に開き、膝を立てましょう。それから、腕をまっすぐ伸ばし、両手のひらをスリスリと擦り合せるように動かします。30秒くらい行いましょう。これによって背骨の一部である胸椎が緩んで柔軟になりますよ。
![腕をまっすぐ伸ばし、両手を擦り合せるように動かす](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/1/1/720mw/img_11a31bef23aee6abc8f55ffd1f8e5c89501444.jpg)
次に腕を下げて手のひらをスリスリと擦り合せて。背骨の上側が緩みやすくなります。ここも30秒くらい行いましょう。
![腕を下げて手をスリスリと擦り合せる](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/2/e/720mw/img_2e8cdeb95cedcfd270f4fe98f63fe23856602.jpg)
次は、腕を上げてスリスリと手のひらを擦り合せると、背骨の下側=腰部分が緩みやすくなります。ここも同様に30秒くらい行いましょう。
![腕を上げて、手のひらをスリスリと擦り合せる](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/a/e/720mw/img_ae34466382d0a6690b3d60ae03462f4e53241.jpg)
■Step3:腕をまっすぐ伸ばし、両手を合わせたまま左右に小刻みに動かす
次は腕をまっすぐ伸ばし、両手を合わせたまま左右に小さく動かします。背骨に心地いい刺激が伝わりマッサージ効果あり。これも30秒くらい行いましょう。
![腕をまっすぐ伸ばし、両手を合わせたまま左右に小刻みに動かす](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/5/8/720mw/img_58c9c2f784b026d854f3630baeaa4d9d447434.jpg)
【まとめ|安眠効果あり!バスタオルで背中のコリを解消するストレッチ4か条】
1.背骨が硬くなっていると体は緊張状態のままになり、リラックスできない。
2.睡眠が浅くなるのは背骨が凝り固まっていることも原因のひとつに。
3.背骨のコリ解消にはバスタオル2枚をくるくると巻いてストレッチポール代わりに活用するのが得策。
4.棒状にしたバスタオルに仰向けで乗り、腕を動かすことで、背骨がしっかりとほぐれてリラックス効果絶大。
以上、バスタオルで背中のコリを解消するメソッドを教えていただきました。
セルフケアは続けることが大事。「誰でも簡単に効果テキメン」のアンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。
次回は8月8日の更新です。お楽しみに!
![](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/8/2/720mw/img_824d0583bee964903fe671310c07af0b68982.jpg)
![](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/9/c/720mw/img_9ce7edf034dd643ff210023946c8105d137972.jpg)
- PHOTO :
- 松原敬子
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子