デスクワークなどでずっと同じ体勢でいる、運動不足、ストレス過多…これが原因で肩甲骨周りはガチガチに固まります。肩こりや痛みが生じるだけでなく、睡眠の質が下がる、猫背になって姿勢が悪くなる、むくみやすくなる、顔のたるみを引き起こしやすくなるなど、思いがけないトラブルにもつながってしまうのです。
そもそも肩甲骨はあまり意識して動かさない部位。こまめにほぐすことが必要なのですが、背中側は手が届かないのでなかなか自分でほぐすのが難しいもの。
そこで村木さんが教えてくれるのが、テニスボールを使ったメソッド。簡単に肩甲骨周りの筋肉をゴリゴリとほぐせるので、寝る前に行うと深くリラックスできて熟睡しやすくなるのだとか。顔や身体のたるみ&むくみ解消にもなるので、今日から始めてみてくださいね。
睡眠の質が向上! テニスボールで背中をほぐす簡単メソッド
■Step1:あおむけになり、肩甲骨の周りにテニスボールを置く
膝を立ててあおむけに寝た状態で、肩甲骨の脇にテニスボールをおき、腕をまっすぐに上げて肘を伸ばします。これが基本姿勢。
腕をまっすぐに伸ばした後、もう1㎝上に上げるようにさらに腕を伸ばしましょう。効果がアップしますよ。
■Step2:肘を引いて肩甲骨周りに深く刺激をあたえる
Step1の状態から肘を下に引き、肩甲骨周りの深部に刺激を与えてほぐします。この上げ下げを1カ所につき5回行います。そして、テニスボールの位置をずらしながら、左右の4カ所をほぐしていきます。
ほぐすのは丸印の位置。肩甲骨の周りをしっかりとほぐすことで、背中の筋肉、僧帽筋が緩み、肩こり、首こり解消につながります。
【まとめ|睡眠の質が向上!テニスボールで背中をほぐす簡単メソッド4か条】
1.長時間のデスクワーク、運動不足、ストレス過多で、肩甲骨周りはガチガチに。
2.肩こりや痛みが生じるだけでなく、睡眠の質が下がる、姿勢が悪くなる原因に。
3.テニスボールを使えば、簡単に肩甲骨周りをほぐすことができる。
4.肩甲骨周りをほぐすと、睡眠の質が向上、姿勢が良くなる、たるみ&むくみ解消に。
以上、睡眠の質が向上!テニスボールで背中をほぐす簡単メソッドを教えていただきました。
セルフケアは続けることが大事。「誰でも簡単に効果テキメン」のアンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。
次回は11月21日の更新です。お楽しみに!
- PHOTO :
- 松原敬子
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子