腹筋とは体幹の一部で、身体のバランスをとったり、美しい動作のためにも重要な筋肉です。

腹筋を鍛えることでお腹周りが引き締まるだけでなく、姿勢が良くなりスタイルアップにつながるので、意識して積極的にトレーニングして欲しいものですが、腹筋運動はとにかく辛い、大変というイメージですよね…。

そこで、仰向けになり上半身を起こす、あのキツい腹筋運動なんてやりたくない!という人に、村木さんがおすすめしてくれたのが「立ったまま腹筋」です。

腹筋が弱い人でもとてもやりやすいですし、いつでもどこでもできるのが魅力。最短1分で完了するので、隙間時間にぜひやってみてください。

■Step1:足を肩幅に開いて、手のひらを頭の後ろに置く

背中を丸めずに、背筋はまっすぐ伸ばしましょう。これがスタートの姿勢です。

足を肩幅に開いて、手のひらを頭の後ろに置く
このトレーニングは筋肉量の少ない人こそおすすめです。簡単に腹筋運動ができて脂肪燃焼効果も。

■Step2:ゆっくりと左肘と右膝をくっつけるように近づける

勢いをつけないように、ゆっくりとした動作で行いましょう。できる限りひねるようにして、左肘と右膝をピタッとくっつけ、腕と脚がなるべく一直線になるのが理想的です。反対側と交互に行いましょう。左右で1カウントとして、30回(約1分)は行ってみてください。慣れてきたら、回数を増やしてみましょう。

ゆっくりと左肘と右膝をくっつけるように近づける
この動きは腹直筋、腹斜筋、大腰筋に効きます。筋肉の収縮と伸展の動きを意識して行いましょう。

【まとめ|手軽にお腹痩せができる!「立ったまま腹筋」メソッド4か条】
1.腹筋がお腹痩せに効く、とわかっていてもつらくて大変だから、と苦手な人が多い。
2.肘と膝を近づけて行なう「立ったまま腹筋」は腹筋が弱い女性におすすめ。
3.「立ったまま腹筋」はいつでもどこでも簡単にできて、脂肪燃焼効果も高い。
4.筋肉の収縮を意識しながら、ゆっくりと行うのがコツでスタイルアップにつながる。

以上、「手軽にお腹痩せができる!『立ったまま腹筋』メソッド」を教えていただきました。

セルフケアは続けることが大事。「誰でも簡単に効果テキメン」のアンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。

次回は7月24日の更新です。お楽しみに!

村木宏衣さん
エイジングデザイナー
(むらき ひろい)大手ステティックサロン、整体院、美容医療クリニックでの勤務経験を経て、小顔、リフトアップ、むくみ、ボディメイキングなど女性の悩みに対して、独自の「村木式 整筋」メソッドを確立。2018年「クリニックF」内「Amazing♡ beauty」を開設。最新刊は『10秒で顔が引き上がる 奇跡の頭ほぐし』(主婦の友社)。 そしてご自身がプロデュースした美顔器「アメージングローラー」も発売中。「村木式整筋」メソッドのテクニックをセルフケアで簡単に再現できると話題に。Instagram
体験者:武田宏美さん
(39歳・音楽配信サービス会社勤務)
「腹筋は立ったままでも鍛えられる、ということに驚きです。やってみるとちょっときつくて、最初はフラついたりもするのですが、やっているうちに段々と慣れてきました。これならリモートワークの合間の気分転換にできちゃいますから、スタイルアップのためにも、毎日の習慣にしたいと思います」

 

PHOTO :
松原敬子
EDIT&WRITING :
荒川千佳子