【目次】
デトックスがダイエットにつながる?
まずは「デトックスとは何か?」を軽くおさらいしましょう。デトックスとは、体内に溜まった毒素や老廃物を排出して、心身ともに健康な状態に導くこと。老廃物が体内に溜まったままになってしまうと、腸内環境が乱れたり、代謝が落ちてしまったりと、体に多くの不調が現れます。これらは便秘や肌荒れのほか、むくみや冷え性の原因になってしまうことも……。体内の老廃物や毒素を排出することで、本来の体の働きを取り戻すことが「デトックス」であり、実はこのデトックス、直接的にダイエットの方法を指すものではありません。しかし、デトックスを上手に行うことで新陳代謝を高めたり、冷えを解消したりすることで、結果的にダイエットに対してアプローチできます。毒素は脂溶性であるため、体内の毒素を排出することで脂肪も落としやすくなるのです。やり方次第では、現在の体重の1割程度であれば軽く落とせる、なんてことも!
デトックスできる飲み物【8選】
【1】白湯
朝起きてすぐ、1杯の白湯を飲む、という方法もデトックスのやり方のひとつです。多くの女優さんがやっている健康方法として、すでにご存知だという方も多いのではないでしょうか。寝ている間に水分が奪われた起床時に、白湯を飲むことで胃腸を内側から温め、整腸作用に効果があるのだそうです。もちろん、白湯をそのまま飲むだけでもOKですが、スパイスなどを入れるとより高い効果が期待できます。体内の解毒を担ってくれている肝臓の働きにアプローチするには、七味唐辛子やクミン、コリアンダーを少量加えた白湯がぴったり。七味に入っている陳皮や山椒が体の巡りを助け、老廃物排出にひと役買ってくれます。
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【2】デトックスウォーター
デトックスウォーターを使ったデトックスについてご紹介します。カットしたフルーツや野菜などを水に一晩漬け込み、それを飲むだけという簡単な方法です。起床時、就寝時など体の水分が減っている状態で飲むことで、
【3】ルイボスティー
カフェインが入っていないため、
【4】たんぽぽコーヒー
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【5】ハイビスカスティー
ハイビスカスティーは、見た目にも美しい赤と酸味が特徴的なハーブティー。ハイビスカスティーにはカリウムが含まれているため利尿を促す作用があり、便秘の解消にも効果的です。また、ハイビスカスティーの酸味の元であるクエン酸には、疲労回復や新陳代謝を助ける作用があるため、便秘の解消で腸内環境が整うだけではなく、代謝アップをサポートしてくれるという一面も! 代謝の向上は、ダイエットにおいても不可欠。ダイエット中のサポートドリンクとして活躍してくれそうです。
【6】マテ茶
マテ茶は「飲むサラダ」とも言われ、南米では食事中に飲むお茶として、古くから親しまれているハーブティーです。多く含まれるミネラル成分のおかげで新陳代謝がアップするほか、食物繊維が豊富に含まれているため、腸内環境を整える効果も期待できます。さらに注目したいのが、マテ茶に含まれるゲニポシド酸という成分。コレステロールや脂質の吸収を抑えてくれるとあって、ダイエット中の飲み物にはぴったり! お肉や脂っこい料理が多いイメージの南米で、女性たちがスタイルを維持しているのはマテ茶のおかげもあるのかも!?
【7】ローズマリー
肉料理にも使用されるローズマリー。実はローズマリーもデトックス、またデトックスからアプローチするダイエットに効果的なハーブティーです。もともとは香りが強く、リラックスなどに効果があるとして人気がありますよね。しかしそれだけではなく、ローズマリーにはフラボノイドやファイトケミカルという、便秘解消や脂肪燃焼に効果的な成分があるため、近年ダイエットの観点から注目されています。
【8】緑茶
日本人にとって最も馴染み深い飲み物といえば、緑茶。実は緑茶にもデトックスに効果的なポリフェノールなどがふんだんに含まれているため、抗酸化作用が高く、お肌の新陳代謝を高めてくれるはたらききがあります。また、緑茶に含まれるカテキンやカフェインには、脂質を体外に排出する働きがあり、脂肪燃焼をしやすくする効果があります。食事中や運動前に飲むのがおすすめです。緑茶に関しても、季節に関係なく、ホットで体を温めながら飲むとよいですね。
ダイエット中のお酒の飲み方【低糖質お酒ランキングBest5】
どんな食事をしても、食後は血糖値が上昇します。血糖値が急激に上昇してしまうと、大量のインスリンが分泌され、脂肪細胞にインスリンが働き、余分な糖を脂肪として貯め込んでしまいます。この脂肪を溜め込みやすい状態が、「太る」ことにも繋がってしまうのです。血糖値を急激に上げすぎなければ、ダイエットにも繋がります。ダイエットに繋がる食べ方、飲み方に必要なことは、「血糖値の急上昇を防ぐ」「(食後の)血糖値の急降下を防ぐ」ことなのです。
血糖値を急激に上げたり下げたりする状態を避けるためには、糖質の低いお酒を選ぶことと、おつまみの食べ順が重要です。乾杯をしたら、まずはお肉やお魚、豆腐などの豆類でプロテイン(タンパク質)を摂り、低糖質のお酒を選ぶことを意識しましょう。もちろん、一気飲みや一気食べも避けてください。
【1位】焼酎
焼酎の他に、ウイスキーやそれに炭酸を加えたハイボールなどの蒸留酒系は糖質を含みません。
これらのアルコールは、米や麦を発酵させたお酒を蒸留してつくるので、糖質は含まれず血糖値を上げないお酒といえます。 血糖値が気になる方は、焼酎やウイスキー、ハイボールなどの蒸留酒を選ぶようにすると良いでしょう。 ただし、どんなお酒でもアルコールを摂取した後(終了後60分)に、血糖値は急降下してしまいます。この状態が、飲んだ後にラーメンやお茶漬けなどの糖質を摂りたくなる原因なのではないかと考えられています。
飲んだ後に炭水化物を食べたくなる方は、おつまみにタンパク質を多く摂取して、なるべく血糖値が上がらないように工夫してみましょう。
【2位】ワイン
ワインはぶどうを発酵させる過程において、ぶどうの糖質がアルコールに変わる飲み物ですから、糖質が多いお酒であることは当然です。白ワインのように、甘口や辛口などに分かれるワインに関しては、糖質含有量が圧倒的に少ない辛口を選ぶようにしましょう。
【3・4位】日本酒・ビール
ビールにも日本酒にも糖質が多く含まれています。
飲んだ場合は、飲まなかったときと比べると、飲食中血糖値は高い状態が続いてしまうので注意しましょう。日本酒をゴクゴク飲んでしまうという方は少ないと思いますが、ビールはついつい量が増えてしまうという方は多いと思います。
ビールが好きな方は、ノンアルコールビールやオールフリービールに変える方も多いでしょう。ノンアルコールビールの場合は、飲み始めてからの血糖値の急上昇や、終了後の急降下はありませんが、酔わない分、どんどん飲み続けてしまうことで、血糖値が上がり続けてしまうという実験結果も出ています。
また、ノンアルコールビールやオールフリービールは、味を整えるために、人工甘味料、調味料、着色料、酸化防止剤などが加わっているものが多くあり、実は健康にあまり良くないという見方もあります。
ビールを飲むのであれば、こういった人工的なものではなく、普通のビールを加減しておいしく飲んだほうが良いのです。 ビール好きの方は、飲むペースに気をつけ、はじめから1杯だけにすると決めてしまうのもひとつの方法です。
【5位】梅酒
梅酒はカロリーが高いだけでなく、糖質もビールと比べて約6倍と、かなり飲み方には工夫が必要なアルコールです。飲みやすいので、ゴクゴクと大量に飲んでしまいがちですが、ダイエットを意識したい方は、チェイサーを交えながら飲み過ぎないように注意しましょう。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部