もうじき今年もバレンタインデーがやってきます。今年はどんなチョコレートを用意する予定ですか? まだ決まっていない方が大半のはず。そこでぜひ参考にしてもらいたいのが2018年の「チョコレートの最新トレンド」です。

今回は、自由が丘にあるチョコレート専門店「マジドゥショコラ」が発表した2018年新作チョコレートをもとに、ショコラコーディネーター市川歩美さんのコメントを交えたトレンドのチョコレートについてご紹介します。

■チョコレートのトレンドは「フォトジェニック」

市川さんは、昨今のチョコレートのトレンドについて次のように話します。

「チョコレートの最新トレンドというと、フォトジェニックなものでしょうか。流行語大賞でも『インスタ映え』というのがありましたが、つくり手の方もそれを意識してチョコレートをつくられているような気がします」

そんなフォトジェニックな潮流に応えるように、自由が丘にあるチョコレート専門店「マジドゥショコラ(MAGIE DU CHOCOLAT)」の2018年新作チョコレートは、まさにSNSに投稿したくなる見栄えの魅力的なものばかり。

1月に発売されるマジドゥショコラの新作チョコレート

マジドゥショコラは、2016年にオープンしたチョコレート専門店。チョコソムリエの日本人男性シェフ・松室和海さんが、自らカカオ豆の焙煎から配合までを行い創り上げる板チョコレートや焼き菓子、ケーキ、チョコレートサンドなどは高い評価を受けています。

「同じ農園のカカオ豆でも、そのときどきによって味わいや苦みが異なるので、カカオ豆に合ったビーントゥバー(*1)を作っている」と松室シェフ。この言葉からもこだわりの強さを感じます。

*1 ビーントゥバー(Bean to Bar)
ビーン(Bean)=カカオ豆から、バー(Bar)=板チョコレートまで、仕入れ・選別・焙煎・成形などの全工程をひとりのつくり手・ブランドが一貫して行うスタイルのこと。

■マジドゥショコラの2018年新作は?

シャンドンの極上生チョコ (価格未定)

2018年1月5日(金)より販売されるマジドゥショコラの新作チョコレートは、さまざまな味わいのある「フレーバーチョコ」や、カカオニブそのものやカカオニブを使ったシュクレ、正統派スパークリングワイン「シャンドン ブリュット」を用いた生チョコなど、いずれも真新しく魅力的。

特にフレーバーチョコは新鮮さがあります。さらにカカオニブは今、スーパーフードとしても話題で、まさにトレンドです。松室シェフに、そのフレーバーチョコやカカオニブについてのこだわりを伺いました。

松室和海シェフ
フレーバーチョコ「燻」¥1,852(税抜)

「燻」のフレーバー
「燻製したチョコレートです。カカオ豆のローストを7~8割にし、残りを燻製で仕上げることによって燻製の風味が出るようにしました。このようにつくることで、燻製が強くなりすぎず、風味が出るのです。ヨーロッパでは、ベーコンとチョコレートの組み合わせなども親しまれています」

「柚子」のフレーバー
「柚子の色である黄色いパッケージにしました。柚子の果汁を感じるジューシーさがカカオと調和しています。コンチング(*2)の最終段階で柚子を加えることによって、カカオとのなじみをよくする工夫をしています」

*2 コンチング
チョコレートをなめらかに練り上げる工程。この工程によって香りが高まり、口あたりのよいきめ細かいチョコレートになる。フランス語では「コンシャージュ」という。
引用:サロン・デュ・ショコラ日本公式サイト
フレーバーチョコ「花火」¥1,852(税抜)

「花火」のフレーバー
「食べた際にパチパチとする口の中のイメージが花火に近いと思って名づけました。生姜らしさが失われないように、練り方にも注意しました」

左から/カカオニブミエル(ガーナ)¥1,093(税抜)、カカオニブシュクレ(ガーナ)¥1,000(税抜)

カカオニブ
「カカオニブ(*3)は苦かったり、使いづらかったりするイメージがありますが、焙煎をカカオ豆によって調整しているので香ばしく、ナッツの代わりとして楽しめます。シュクレやミエルは、ヨーグルトやアイスクリームにのせてもおいしく召し上がれます」

*3 カカオニブ
カカオ豆を発酵、乾燥、焙煎してから、外皮などを取り除き細かく砕いてチップ状にしたもの。
カカオニブのフロランタン 価格未定

カカオニブのフロランタン
「フロランタンのアパレイユ(*4)にカカオニブが40%入っており、厚みもあり、少しの量でも食べ応えがあります」

*4 アパレイユ
流動状の生地を指す。お菓子を作る下準備として、牛乳や卵などの材料を混ぜ合わせたもの。
参照:一般社団法人 日本洋菓子協会連合会

■ショコラコーディネーターのおすすめは?

ショコラコーディネーター市川さんは、マジドゥショコラの新作の中ではどれに注目しているのでしょうか。

「私はなんといってもフレーバーチョコがお気に入りです。なかでも『柚子』がオススメ。ジュースみたいな感じですよね。ブレンドしたカカオがすごく馴染んでいるので、とても合っているんだと思います。『花火』は“自家製ジンジャーエール”という表現がしっくりきます。独特の辛味があって、クリエイティブなチョコレートといった感じがします」

■バレンタインギフトにはカラフルパッケージの「フレーバーチョコ」を

フレーバーチョコ6種 各¥1,852(税抜)

ぜひバレンタインには新しいトレンドを取り入れたいところです。そこで松室シェフに、30~40代女性がバレンタインギフトにするのにおすすめの商品を、新作から選んでいただきました。

「今回の新作のフレーバーチョコの箱のデザインには、女性の意見を取り入れカラフルにしているので、箱を重ねてギフトにしていただくとバレンタインギフトに最適かと思います。パッケージは可愛い感じですが、食べるとまたサプライズもあって、さまざまな味を楽しんでいただけるかと思います」

フレーバーチョコには、先ほどシェフが解説した「燻」「柚子」「花火」のほか、「キャラメル」「和三盆」「ダークミルク」のフレーバーがあります。贈った相手には、バラエティーに富んだ味わいに新鮮さを感じてもらえそうですね。

気になるトレンドの新作チョコレートたち。バレンタインギフトの前に、まずは実際に食べてみてください!

マジドゥショコラの外観

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WRITING :
石原亜香利