【目次】
【対処法1】リキッドペンで描く

■毛がないところは、リキッドペンで植毛する

「20代のころ、細眉に憧れて毛抜きで抜きまくったという人、この世代には多いんですよね…。そんなまろ眉の人は毛がないからフサフサにできない、とあきらめていませんか? 安心してください! 解決策はありますよ。毛のないところをリキッドペンで描いて植毛すればいいのです。
え? 描いたのがバレないか心配? 色選びと描き方を間違えなければ自然になじむので大丈夫。なんでそんなに自信をもって言いきれるのかといえば、私もリキッドペンで毎日植毛しているから。時短で簡単にボリュームアップがかないますよ。
毛がないところにペンシルで描くのは『描きました』という悪目立ち眉になるので、全体を描くのはふんわりつくパウダーの出番。まずは毛が生えていない部分に、淡いブラウンのパウダーをアイシャドウブラシで往復させながらふんわりとのせ、はみ出したら綿棒で補正を。
次にオリーブブラウンのリキッドペンで描くのですが、毛量を多く見せるポイントはクロスを描くこと。緻密にしなくてもイラストのように、毛と毛の間は大きめに空いているくらいが自然。ほら、毛が生えたように見えるでしょ?」(ヘア&メイクアップアーティスト 尾花 ケイコさん)。
まろ眉を解決するコスメと修正プロセス

<STEP.1>毛が生えていない部分に左の淡いブラウンのパウダーで太く描く

<STEP.2>いちばん濃くすべきは毛の合流点の底辺。濃い色で引き締める

<STEP.3>リキッドペンで植毛するように毛を描く

<STEP.4>マスカラで立ち上げてハリと艶を出す

眉頭にしか毛がない「まろ眉」を美・太眉にするとっておきの方法
【対処法2】アイブロウパレットで埋める
■眉が自然に際立ち、若見せの効果を生む
「大人が目指すべきは、やや太めの毛量感&立体感のある眉。わずか数ミリの違いで顔全体の印象まで左右するからこそ、美容賢者は使用するアイテムは慎重に吟味しているとのこと。眉はメイクのいわば額縁。毛がないところを埋めながら、毛並み感を演出することが大人眉メイクの成功を導くコツです。
加齢に伴って印象がぼやける眉をなんとかしたいと思うと、私たちは形だけにこだわった眉メイクに注力しがち。ところが失われた若さを表情に取り戻すためには、眉エリアの骨格に立体感をつけて眉全体の存在を際立たせるメイク法こそ重要なのだと気が付きました。
そこで有効なのが3色セットのパウダーです。地眉より少し明るい色でベースとなるフォルムをつくり、ダークな色で濃くしたいところや長さを補足。そして淡い影色を眉頭から鼻の付け根をつなぐようにぼかす。こうすると眉が自然に際立って表情がいきいき見えるだけでなく、眉と目の間隔が狭くなって若見せの効果も。
資生堂の『インウイ アイブロウパレット』はまさにこのテクニックのために生まれた神業アイテムです。濃淡3色は質感が異なり、淡い色はしっとり肌になじみ、濃い色はファイバー入りでリアルな眉毛と美しい毛並みを再現。色は01アッシュグレーがあか抜けた雰囲気になるのでおすすめです」(ビューティ ディレクター 松澤章子さん)。
細眉に自然なボリュームを演出する、おすすめの美眉アイテム

骨格を生かして顔全体の立体感までも引き出す3色パウダーのセットで、発色がよく、眉の幅を自然に太らせるのが得意。いちばん左の濃い色は、毛量を補うファイバー入りカラーなので、短い眉尻の長さを描き足すのに最適。
「印象がぼやける眉をなんとかしたい…」とお悩みの方に救世主!資生堂『インウィ アイブロウパレット』をご紹介
【対処法3】ペンシル+パウダーで増やす
■「えぐれた細眉」を太眉にチェンジ

太さを出すのは必ず下側で。眉頭から眉山の位置までまっすぐになるように、えぐれたところを埋めていきます。今までにない太さに驚くかもしれませんが、間延びを縮めるには大胆な太さが必要です。そして、上側は眉山から眉頭にかけて上辺に淡いブラウンのパウダー(上記の手順2のいちばん左の色)を1ミリほどはみ出すようにのせると、山の角がなだらかになり柔和な表情に。はみ出したら、綿棒で拭き取ればいいので怖がらず試して。
またペンシルとパウダーの両方を使う理由は、下側はペンシルで濃いめに仕上げ、上側はパウダーで淡く仕上げて濃淡をつくりたいから。ベタ眉にせずにふんわり感を演出することが大事で、それはペンシルとパウダーの両方を使わないと生み出せないのです。
増量眉メイクコスメと修正プロセス
<STEP.1>ペンシルで眉下を太らせて、まっすぐに整える

<STEP.2>眉上にブラシでパウダーをのせて、まっすぐに整える

<STEP.3>綿棒ではみ出しを拭き取り、なだらかな眉山に

増量眉メイクは実に簡単!「えぐれた細眉」を太眉に描く、3ステップとは?
【対処法4】眉毛専用育毛剤を使う
■年齢とともに減る自眉毛を育む、眉毛専用育毛剤
年齢とともに眉毛の生え変わりのサイクルが遅くなり、なかなか新しい眉毛が生えてこないことも。
そんなときは、ただ待つだけでなく、眉毛専用の育毛剤を塗っておくと、眉毛をベストな状態に導きながら、生えてくるサイクルを整えてくれる効果が期待できます。ぜひスキンケアのときに取り入れてみて。
おすすめの眉毛専用育毛剤アイテム

1日1回眉全体にひと塗りするだけで、約3週間後には結果が出るという実力派の育毛剤。
薄眉、下まぶたのくすみ…「間延び」を解消する若返りお助けアイテム11選
※掲載した商品の価格はすべて税込みです。
- TEXT :
- Precious.jp編集部