【目次】
【1】表面を長めに残して広がりを抑える



「髪の内側がうねって広がりやすい方は、表面を長めに残して、重さで落ち着かせるスタイルがおすすめです。レイヤーを入れすぎるとパサついて見えるので、表面を長めに残したボブ。大人女性は前髪の内側もうねりやすくなっているので、ここも減らさず、長さを残した方が扱いやすくなります」(HONEY shibuya スタイリスト 小室里奈さん)。
<スタイリング方法>スタイリング前に使うオイルでパサつきと広がりを抑える
大人女性の髪は乾燥しやすくツヤが出にくくなるもの。そんな髪におすすめなのがMTGの『リファロックオイル』(100ml¥2,640)。「スタイリング前に髪全体になじませておくと、熱ダメージから髪を守るだけでなく、まとまりやすい髪になります」(小室さん)。

<STEP.1>乾いた髪にオイルをまんべんなくなじませる

<STEP.2>毛束の根元からストレートアイロンを通し、毛先だけ軽く内巻きにする

<STEP.3>前髪をまっすぐ前に引っ張りながらカーラーで内巻きにする

<STEP.4>前髪の中間あたりを狙ってスタイリング剤をスプレーする

アイロンが前や後に傾いてしまうと、ピン!としたまっすぐな髪になりません。「毛先に変なクセがついてしまうので、アイロンは垂直に下ろすように注意してください」(小室さん)。

【うねり解消ヘア】内側がどんなにうねっても大丈夫! 表面さえピンとのばせば大人ボブの完成
【2】グリースでタイトに抑える



「あえてタイトなスタイリングにして、かっこよくシャープでエレガントでありながらもおしゃれな雰囲気を目指したスタイル。あえてウェットでタイトなスタイリングにしたほうが格段にセットがラクで、今っぽくこなれた雰囲気に見せることもできます。毛先は外ハネしやすいようカットで調整していますが、アイロンで軽く巻いてメリハリをつけるとより映えるスタイルに」(AMATA 店長 スタイリト ERIさん)。
<スタイリング方法>毛先は外ハネに、全体はタイト&シャープにまとめる
「全体的にはタイトにまとめて今っぽさを出していますが、毛先は外ハネに軽く巻くことで女性らしい華やかさも適度に出て、バランスのいいスタイルに。アイロンはストレートアイロンを使うのが手軽なうえ、ぐるんとならずにこなれた外ハネがつくれます」(ERIさん)。

<STEP.1>毛先はアイロンで外ハネに

<STEP.2>スタイリング剤をつけて髪をタイトに整える

<STEP.3>くしを通し、面を整える

「スタイリング剤はツヤが出て髪がしっかりまとまるグリース系がおすすめ。サイド以外の部分の髪には毛先を中心に、もみこむようになじませて」(ERIさん)。

40代に似合う【シャープかつエレガントなウェットボブ】ボリュームが出づらい髪はあえてタイトなスタイリングで!
【3】パーマをかけてくせを活かす



「クセが出やすくて困るという悩みをよく耳にしますが、逆にそんなときほどパーマをかけるのがおすすめ。フワフワ広がってしまう方、髪がうねってまとまりが出ない方にはぜひ、パーマを味方につけていただきたいです。クセを活かしたパーマならスタイリングも時短で、こなれた印象もかないます」(BEAUTRIUM GINZA 副店長 東田佳祐さん)。
<スタイリング方法>パーマ用フォームでウェーブを出すだけ!
「コツというコツもないのが、パーマスタイルの魅力。ウェーブを程よく出してキープするパーマ用フォームを髪全体になじませるだけで、毎日おしゃれな印象がかないます」(東田さん)。

<STEP.1>スタイリングフォームはピンポン玉2つ分くらいを使用

<STEP.2>両手にのばし、毛先からなじませていく

「スタイリングにはパーマ用のフォームが必須。パリパリに固めずに動きを出してキープしてくれるものを選んで」(東田さん)。

縦ロール&毛先内巻きの「W巻き」で、広がらない綺麗なボブが完成
【4】ストカールをかける



「気になるのが、湿気による広がりや、クセのうねり、髪のチリつきですよね。朝セットしても夕方までスタイルをキープできないというお声も耳にします。その悩みに効果的なのがストカールです。根元のクセはストレートパーマで抑え、毛先にはデジタルパーマで動きとボリュームをプラス。スタイリングの持ちが良く、クセでスタイリングを楽しめない方や、ふんわりとしたシルエットがつくれないという方、エイジング毛に悩んでいるお客様にとても好評です」(MAGNOLiA Omotesando デザイナー KAYOさん)。
<スタイリング方法>トップの根元と裾にはボリュームを!ハチはキュッと抑えて
「トップに分け目をつくらないことが大切です。分け目があると前髪や頭頂部がつぶれて見えてしまいます。ドライヤーでしっかりと根元を起こすように乾かしましょう」(KAYOさん)。

<STEP.1>トップの根元にドライヤーをあてる

<STEP.2>ハチは抑える

<STEP.3>毛先を握りながらボリュームアップ

「根元を起こすときは、真上から熱をあてないで。トップが潰れてしまい、ハチ張りの原因になります。頭頂部の髪を左右に振りながら、ドライヤーを横からあてるのが正解です」(KAYOさん)。

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- TEXT :
- Precious.jp編集部