【目次】
肌荒れが起こるさまざまな「原因」
◆紫外線によるダメージ
紫外線は肌に炎症をもたらし、シミの元となるメラニンを増やし続けて、コラーゲンやエラスチンなど肌を支える線維を変性させて、シワやたるみを引き起こします。炎症は目には見えませんが、肌の奥では確実に生じているため、夏の夜美容ではこの炎症老化対策がいちばんの鍵なのです。
肌には、日中は外的刺激から自らを守り、夜は日中に受けたダメージを回復する機能が備わっています。ところが夏は紫外線量が多く、寒暖差への対応も必要。肌体力を消耗し、回復しきれないダメージが積み重なりやすいため、うっかりしていると老化が加速してしまいます。
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紫外線による肌サビ、冷房環境による肌の砂漠化、自律神経の乱れからくる毛穴の開き…。夏の肌は過酷なストレスにさらされているから、肌がゴワつく、化粧ノリが悪い、くすみが居座るなど、コンディションが低下しがち。
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◆花粉やPM2.5などの大気中の刺激物質による炎症
いつものスキンケアをしているのに赤みが消えない、シワが深くなった、毛穴の開きが目立つ…。原因は花粉やPM2.5などの大気中の刺激物質による炎症、肌荒れが加速し、リカバリーが追いついていないせい。
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「春は花粉や紫外線の増加といった外的刺激に加え、最近は急激な気温上昇などに体がついていかず、自律神経が乱れ、睡眠不足が続いて、肌も疲れやすい状態。毛穴が開いたり、色ムラが目立ったり、肌が毛羽だったようにガサガサと落ち着かなかったり…と、色々な不調を感じることがあります」(ビューティPRコンサルタント 松本晶子さん)。
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◆古い角質の蓄積
お手入れをちょっとサボるとすぐに溜まってしまうのが古い角質。その集積は、物理的なザラつきだけではなく、スキンケアのなじみも妨げます。そして、同じように蓄積されていく毛穴の黒ずみや皮脂汚れは、見た目がよくないのはもちろん、肌トラブルの原因に。
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◆睡眠の質の低下による悪影響
若返りホルモンと呼ばれる成長ホルモンは、大人では筋肉や骨量を適切に保ち、肥満を防ぎ、肌の若返りを促します。肌の老化も太りやすくなるのも、成長ホルモンの分泌が少なくなったことが理由のひとつ。例えば40代では、最も分泌量が多い思春期の約半分に減ってしまうとも。肌を自力で若返らせるこのホルモンの分泌は、寝入ってからおよそ1時間程度の間の深い睡眠中に最大量に。ところがこのノンレム睡眠は、誰もに平等に訪れるものではありません。熟睡できる環境を整えることが重要です。
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◆湯船に浸かり質のよい睡眠をとる
入眠を助ける最も簡単な方法は、ベッドに入る1.5~2時間ほど前に39~40℃のお湯なら10~15分、38℃なら30分ほど湯船に浸かり、体深部の体温を高めることです。その後ゆっくりと体温が下がることで、自然な眠りが誘われます。
バスタブには、血行を高めるバスソルトや大好きな香りのバスエッセンスを加えて。そしてアウトバスでは、癒しの香りが魅力のオイルやローションでボディ肌のケアをゆったりと。冷えやすい夏だからこそ、寝る前にはバスタブで体を温めることが大切です。
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◆十分な栄養素を摂る
「昔から“食べ物が体をつくる”と言われていますが、それは間違いないことで、“正しい食”は、健康のためだけでなく、肌や髪を健やかに保つために欠かせません。体の健康のために必要な栄養を適切な量でしっかり取っていけば、肌や髪はどんどんきれいになっていきます」(Precious専属モデル 真樹麗子さん)。
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肌荒れを早く治す「スキンケア方法」
【1】まずはきちんと汚れを落とす
スキンケアのファーストステップは化粧水でも乳液でもなく、「洗顔」です。西洋人と比較して角質層の厚みが3分の2ほどしかなく、皮脂量が20%も多い日本人の肌。
「泡洗顔」の基本は丁寧な泡立てにあり。なぜならば、泡が細かく密度が高いほど汚れを吸着する力が高まるから。皮脂の多いTゾーンから泡をのせ、手が直接肌に触れないように泡を顔全体に広げ、汚れを吸着させます。すすぎは、32〜35℃のぬるま湯で生え際まで丁寧に。ホルモンバランスの変化の影響により乾燥しやすくなる40代以降の肌は、泡洗顔での落としすぎには注意して。潤い補給も行える上質なアイテム選びが重要です。どの洗顔メソッドも、アイメイクやリップは、ポイントメイクアップリムーバーであらかじめ落としておくことをお忘れなく。
1.角が立つくらいに泡立てる
チューブ、固形石鹸共に泡立てネットを使い、少量のお湯を加えながら角が立つくらいに泡立てを。量の目安は片手にこんもりのるくらい。
2.Tゾーンから泡をのせる
皮脂分泌量の多いTゾーンから泡をのせる。泡が汚れを吸着するので、のせた泡を転がすようにさっと泡を広げ、ぬるま湯でしっかりすすぐ。
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【2】潤い力を高める角質ケアをする
化粧水や美容液をただただ重ねていませんか? つい忘れがちだけれど、ぜひ習慣にしたいのが、「入れる」前に「取る」ひと手間です。年齢を重ねた肌は、新陳代謝が乱れやすく、いらない角質が残りがち。角質が残っていると、くすみやザラつきを感じるばかりか、スキンケアの効果を感じにくいことも。スキンケアに「取る」ステップを投入することで、化粧水や美容液が「入る」感覚がよみがえる可能性も大です。
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「ターンオーバーが乱れ、ざらつきやくすみが気になる40代以降の女性は、週に1〜2回角質オフ洗顔を取り入れることで、肌の調子が上向きになります」(銀座ケイスキンクリニック院長 慶田朋子さん)。
加齢によりターンオーバーが乱れると、不要な角質が肌にたまり、くすみやざらつきなどの原因に。拭き取りローションやゴマージュ、酵素洗顔を投入して定期的な角質除去を行うのが有効です。肌へのよけいな負担を軽減するために、ざらつきや毛穴詰まりが気になる部分だけにポイント使いを。物理的に落とそうとすると摩擦を与えてしまうので、、洗顔料の力で溶かすよう、ゆっくり丁寧になじませて。
1.ローションタイプはゆっくり滑らせる
中指と薬指の腹に置いたコットンをローションでひたひたにしてから肌へ。擦らないよう、内から外に向けてゆっくりとコットンを動かして。
2.ゴマージュはポイント使いを
ゴマージュや酵素洗顔は、毛穴詰まりやざらつきが気になる部分だけに使用して。力を入れずに表面をなでるようになじませるのがコツ。
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【3】スキンケアルーティンを見直す
毎日のことだけに退屈なルーティンになりがちなスキンケア。それは肌と脳のよい関係にはとてももったいないこと。実は、いつものスキンケアもプラス数十秒の時間をかけるだけでオキシトシンリッチに!
皮膚は人体最大のセンサーといわれるように、常にさまざまなシグナルを受け取っています。皮膚の下にはC触覚線維という感覚受容器があり、温度や振動といった皮膚から得た情報を脳に伝えています。C触覚線維は、特に顔と腕の肘から手首までの部分に多く存在しています。つまり、化粧品のとろけるような感触やうっとりする香りはもちろん、それを肌になじませる手の温もりや触り心地も、すべて肌から脳へ伝えられ、「オキシトシン」の分泌にひと役買っているのです。
そして、脳から分泌された「オキシトシン」は血液に乗って全身へ運ばれ、肌の細胞にもはたらきかけます。最新の研究によると、「オキシトシン」は、線維芽細胞にはたらきかけハリやツヤを生むコラーゲンを生み出すなど、美肌にも大きく関係することがわかっており、熱い視線が注がれています。そして、肌がキレイになると気分が上がり、また、幸せホルモンが分泌され、それが、肌を美しく生まれ変わらせる。ここに幸福美肌の好循環が誕生します。
1.1秒5cmのスロータッチ

「オキシトシン」の分泌を促すため試みたいのが、ゆっくりと時間をかけて肌に触れること。肌から脳へ刺激を伝えるC触覚線維は、1秒に5cm進む程度のスピードに最も反応することがわかっています。
例えば、顔全体にクリームをなじませたあとに、顔から首へ、肩から腕へ、ゆっくりと時間をかけてのばしていく。これでも全体でかかる時間はわずか数十秒程度です。ながらケアではなく、肌に意識を集中することも大切です。
2.自分を抱きしめるバタフライハグ

オキシトシンリッチになるには、ハグしたりされたりするのがベスト。自分で自分を抱きしめる “バタフライハグ” は、誰でもその場で簡単にできる心のケア法のひとつ。自分の両腕を胸の前でクロスさせ、左右の胸から肩のあたりを、交互に1回ずつトントンと優しくたたきます。これを2分ほど続けると、おのずとリラックス状態に。
実は、メンタルヘルスの現場では有名なメソッド。スキンケアの後に取り入れて、もっとオキシトシンリッチに。
“幸福美肌” の好循環をもたらすスキンケアルーティンを解説【美の好循環が止まらない!「幸せホルモン」美容】
肌荒れに効く「スキンケアアイテム」【7選】
【1】コスメデコルテ「薬用 マイクロバーム ローション」
【2】ラ ロッシュ ポゼ「シカプラスト リペアクリーム B5+」
【3】クリニーク「RD ソリューションズ デイリー リリーフ クリーム」
1.コスメデコルテ 薬用 マイクロバーム ローション:ビタミン、ヒアルロン酸、アミノ酸を含むオールインワン化粧液。独自技術「マイクロバームカプセル」によりバームのようなシールド効果も備え、外的刺激を跳ね返す強い肌に整える。肌荒れ防止成分、ビタミン、ヒアルロン酸、アミノ酸、美容オイルを配合。乾燥小ジワをケアしながら、プロテクト効果も秀逸。
2.ラ ロッシュ ポゼ シカプラスト リペアクリーム B5+:マイクロバイオームサイエンスに着目し、日本人の敏感肌のために開発。厚みのある膜で覆い、ゴワつきやヒリつき赤みをスピーディに鎮静させ、ダメージの連鎖を断ち切る。鎮静&ラッピング効果で繰り返す肌荒れをくい止める。
3.クリニーク RD ソリューションズ デイリー リリーフ クリーム:植物性乳酸菌が常在菌バランスを整え、皮膚の免疫やバリア機能をサポートすることに着目。植物性乳酸菌の培養抽出エキスを配合し、不安定な状態から健やかで丈夫な肌に整える。抗炎症、抗刺激効果に重点をおいて開発。不安定な状態の炎症肌を鎮静させて赤みを消し、バリア機能を強化する成分入り。
春のゆらぎ肌には【対策コスメ】で悩み別に今すぐケア! コスメデコルテ、クリニーク、ラ ロッシュ ポゼから厳選
【4】ランコム「ジェニフィック アルティメ エッセンス ローション」
再生効果、抗炎症、抗酸化作用に優れたβグルカンに加え、ヒアルロン酸、プロキシレンなどの美肌成分をバランスよく配合。ダメージを受けやすい大人肌の回復力を高めて、ハリ、艶や輝き、なめらかさが増幅する。
悩み多き大人肌の救世主!回復力を底上げして強い肌へと導く「ランコム」注目のローションでスキンケアをブラッシュアップ
【5】エスティ ローダー「アクア チャージ 薬用 セラム エッセンス」
老舗酒造と共同開発し、発酵技術を生かしたスキンケアラインの美容液。肌の内部から水分が湧き上がる「セルフ ハイドロ テクノロジー」によりキメがパンとふくらみハリが生まれ、開いた毛穴の凹凸が目立たなくなる。セラミドとヒアルロン酸の産生を促すライスパワー(TM)No.11aや肌荒れ防止成分などを含み、潤い保持を徹底し敏感肌をケア。
“ゆらぎ肌” にお悩みの方に朗報…美容賢者が「頼りになる!」と太鼓判の「エスティ ローダー」セラム エッセンスに注目!
【6】クレ・ド・ポー ボーテ「ル・セラムII」
肌知性(※1)を高める手法でハイレベルな輝きとハリを叶えてくれる傑作美容液。環境ダメージの要因から肌を守る保湿・整肌成分「ラディアントリリーコンセントレート(※2)」と保湿力に優れた「オーガニックレモンマートルエキス GL(※3)」の新成分の配合により、肌にしっとり寄り添う心地よさもアップ! 新処方技術により、肌にうるおいを与えるのはもちろん、将来、肌荒れに発展する乾燥ダメージの兆しにもアプローチしてくれるそう。
※2 保湿・整肌(マドンナリリー花エキス、グリセリン)
※3 保湿(オーガニックレモンマートルエキス、グリセリン)
【クレ・ド・ポー ボーテ】傑作美容液「ル・セラム」がさらなる美の頂点を目指しリニューアル
【7】シスレー「ダーマレスポンス センシティブ スキンケア」
ソフトなテクスチャーのクリームが、ベールのように肌を包み込み、肌荒れを落ち着かせてしなやか肌に。パッケージには、菌の侵入を防ぐ超密閉性を実現したエアレスボトルを採用するなど、敏感肌へ配慮した徹底的なこだわりが感じられます。
【シスレー】ブランド初の敏感肌用クリーム「ダーマレスポンス センシティブ スキンケア」
※掲載した商品の価格はすべて税込みです。
- TEXT :
- Precious.jp編集部

















