「夢中になるという休息」をコンセプトに、圧倒的非日常を提供するラグジュアリーリゾート「星のや」。その8施設目として2020年、沖縄・読谷村に開業した「星のや沖縄」は、海岸線に沿うように広がる、全室オーシャンフロントの客室が特長の施設です。

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「星のや沖縄」外観

沖縄の美しい海を望む絶好のロケーションが魅力の「星のや沖縄」のコンセプトは「グスクの居館」。グスクとは、沖縄や奄美諸島に残されている史跡のことで、多くは琉球石灰石を使った壁に囲まれた場所のことを指します。人々が暮らす集落や有力者の居城を囲っていたとされています。

そんな沖縄の史跡からインスピレーションを受けて作られたのが、施設をぐるりと囲む「グスクウォール」です。「星のや沖縄」では、「今もグスクの中で沖縄らしい豊かな生活が守られ、それが進化し続けていたら……」という発想のもと、沖縄の自然や文化が楽しめるさまざまな滞在を提案しています。

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4.5mもの高さがある「グスクウォール」

本記事では、沖縄の食文化が感じられる夕・朝食や、沖縄の美しい海と一体化したようなインフィニティプール、沖縄特有のスパイスで心身を調える「気巡りスパイス滞在」のワークショップなど、施設の魅力を存分にお伝えします。

この季節ならではの特別な体験を…「星のや沖縄」冬の宿泊体験レポート

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レセプション

海岸線と対になるようにエリア全体を囲うグスクウォールから敷地内に足を踏み入れると、南国らしい自然に包まれた建物が連なっています。

まずは、珊瑚礁を模した木がそびえる神秘的な空間が広がるレセプションへ。こちらを通り、客室へ向かいます。

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パブリックエリア「集いの館」

滞在中に自由に立ち寄れるパブリックエリア「集いの館」は、宿泊客がゆっくり過ごせるソファやテーブルが設置された開放的でリラックスできる空間。

壁に掛けられているのは、「琉球紅型(びんがた)」という沖縄の伝統的な染物です。色鮮やかで優美なデザインが特長で、今もなおすべての行程を手仕事で行う伝統的な染色技法が守られています。

沖縄の動植物をモチーフにしたオリジナルのデザインに定評がある紅型作家・宮城守男氏が描いた作品は全部で4種類。各客室の寝室の壁紙に使われているのですが、その原画がこちらに展示されています。

細やかで美しいデザインで、星のや沖縄がある読谷村の伝説や昔ながらの風習を描いているので、訪れた際にはぜひ近くで見てみてください。

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集いの館

集いの館には、さんぴん茶やシークヮーサージュースといった飲み物、そして紅ポテトやカラキサブレといったお菓子が置いてあります。いずれも沖縄を感じられる味わいで、24時間いつでも楽しめます。

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ショップ

ショップにはお土産品が充実。やちむん(焼き物)や、地域の伝統的な織物である「読谷山花織(ゆんたんざはなうい)」のアイテムなど、沖縄の工芸品も多数並びます。

客室の鍵についているキーホルダーも購入可能。こちらは、琉球王朝時代に生まれた金細工の指輪「房指輪」をイメージしたキーホルダーです。縁起のよい7つのモチーフが使われたデザインの房指輪には、「来世までも守られ、幸せでありますように」という願いが込められているのだとか。

子孫繁栄を意味する柘榴、末広がりの幸せを意味する扇など、7つのモチーフそれぞれに大切な意味があるので、自分の願いに合ったモチーフのキーホルダーをお土産にしたり、大切な人へのプレゼントとしてセレクトしてみるのもおすすめです。

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近い距離で海を眺められるように、建物は2階までの低層

集いの館や客室の周囲には、景色になじむようにデザインされた畑と庭が。南国らしい植物や花が植えられていて、近くに自然を感じられるようになっています。

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赤瓦の屋根が特長の「道場」と「ゆがふキッチン」

客室に向かう前に、アクティビティの拠点となる「道場」と「ゆがふキッチン」へ。赤瓦の屋根が特長的で、海側に向かって縁側を備えた平屋の建物です。

まずはこちらで、2023年2月28日(火)まで提供されている「気巡りスパイス滞在」のワークショップを体験しました。

「海辺のひととき」ぶくぶく茶のふるまい

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「海辺のひととき」ぶくぶく茶のふるまい(無料)

道場では、旅の疲れを癒やしてくれる「ぶくぶく茶」が振る舞われました。

15:00~16:30の時間帯限定で提供される、安全を願う思いが込められた沖縄古来の風習「ぶくぶく茶」。

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ぶくぶく茶

ぶくぶく茶は、沖縄の港町を中心に旅人をもてなす際に振る舞われていたという歴史あるお茶。

ミネラルが豊富な沖縄の硬水に炒ったお米を合わせて、茶筅で泡立てると、10~15分ほどでこんもりと白い泡がたちます。シャカシャカシャカ……と泡立てる茶筅の音に癒やされ、次第に泡立っていく様子を見ているのも楽しいですよ。

すくっても落ちなくなるくらい泡立だったら、お茶碗にいれます。1日くらいは何もしなくてもこのままの状態で保てるのだとか。

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ぶくぶく茶

泡の上からピーナッツを振りかけて完成。かき氷のような見た目が可愛いですね。

泡の下には温かいさんぴん茶が入っていて、傾けすぎるとこぼれてしまうとのこと。いただく際のお作法は特になく、お茶碗を持って上からガブリと泡を食べるようにしてから、徐々に傾けながらお茶をいただくのがよいそうですよ。添えられた塩味ときなこ味のちんすこうも、お茶に合う優しい甘さでとてもおいしいです。

道場は海に向かって開けています。水平線を眺めながら、伝統茶のおもてなしを受ける静かな時間は心地のよいものでした。

スパイスの力で寒さを乗り切る!「気巡りスパイス滞在」で心身を調える

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「気巡りスパイス滞在」1名 ¥76,000(税・サービス料込み、宿泊料別) ※1日1組(2名まで)限定、要予約

「気巡りスパイス滞在」のワークショップは、道場の隣にあるキッチンスタジオ「ゆがふキッチン」にて行われます。

琉球王朝時代から親しまれるスパイスの使い方や歴史的背景を学び、キッチン併設のガーデンから摘んでくる「島唐辛子」や「カラキ」などの沖縄特有のスパイスを使ってオリジナルシロップを作れるワークショップ。

「気巡りスパイス滞在」では、こういった沖縄特有のスパイスを使った食事や屋外での運動、鍼灸のスパを通して、心身を調えていくプログラムとなっています。

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気巡りスパイス滞在

たっぷりの生姜とシークヮーサーのスライス、そしてきびとうと黒糖、水が用意されています。

まずはガーデンから摘んできた沖縄のスパイスなど12種類の中から、入れたいスパイスを選びます。スパイスのセレクトは完全にお好みでOK! 筆者はカラキ、うっちん、ピンクペッパーなど6種類のスパイスを選びました。

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気巡りスパイス滞在

すべての材料を鍋に入れて強火で煮ます。沸騰したら弱火にして、途中でアクが出てきたら取り、15分ほど煮込んで完成!

お湯割りにしてもソーダ割りにしてもおいしい、体が温まるシロップは、滞在中部屋で気軽に楽しめるほか、持ち帰ることもできます。おうちでもスパイス体験を続けられるのがうれしいですね。

「気巡りスパイス滞在」ではワークショップのほかにも、海岸で行う「浜ウォーク」や、インフィニティプールでの水中エクササイズ、スパでの指圧マッサージと鍼灸を組み合わせたほぐしメニューなど、気の巡りをよくするさまざまな体験ができます。

客室は全4タイプ!掘りごたつ式のリビングを備えた「フゥシ(星)」に宿泊

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客室「フゥシ(星)」の土間ダイニング

全100室ある客室は、すべてオーシャンフロント。各客室に、大きなテーブルのある「土間ダイニング」があります。

存在感のあるテーブルを囲んで、食事をいただいたり、家族や仲間と語らったり。冷蔵庫やオーブンレンジなどの調理家電、食器類も備わっていて、暮らすように過ごせる場所です。

今回、宿泊したのはこちらの「フゥシ(星)」という客室。

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客室「フゥシ(星)」の床座リビング

「フゥシ」の特長は、正方形のこたつをソファが囲む堀りごたつ式の「床座リビング」を備えていること。大きな窓から波の音を聞きながら沖縄の美しい海を眺めることができ、くつろぎの時間を過ごせます。

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客室

ベッドルームの壁紙には、集いの館に原画が飾られていた琉球紅型が施されています。こちらの壁紙は「ブーゲンビリア」のデザイン。やちむんの里や琉球ガラスの制作風景が描かれていて、沖縄の工芸が花盛りであるさまを表現したデザインになっています。

沖縄でなじみのある動植物をモチーフにして、地元の民話や風習をストーリーとして加えたというオリジナルのデザインは、「眠る前に沖縄で過ごした一日を振り返って楽しく話してもらえたら」という職人の思いが込められているそう。

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客室「ハル(畑)」土間ダイニング

テラスリビングを備えた客室「ハル(畑)」も見せていただきました。土間ダイニングやベッドルームの配置が違いますが、「フゥシ」と同じく4名定員の広い客室です。

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客室「ハル(畑)」ベッドルーム

客室によって、ベッドルームの琉球紅型は変わります。全4種類あり、こちらの客室には「シークヮーサー」のデザインが描かれていました。読谷から山原(やんばる)への道のりの風景に絡めたストーリーを描いているそう。輪切りのシークヮーサーやところどころにいる山羊が目を引きます。

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客室「ハル(畑)」テラスリビング

海に向かって突き出るように配置されたテラスリビングは、時間を忘れてしまうほどの居心地のよさ。ふかふかのソファとクッションに寝転び、目の前に広がる海岸を眺めていると、日常を忘れて心からリラックスできます。特に今回、1階の客室を見せていただいたので、海との距離の近さを感じられました。

星のや沖縄の客室の前に広がる海岸は、美しい岩場や自生する植物をそのまま活かした自然海岸。こういった自然海岸は、実は沖縄の中でも珍しいのだとか。人の手で加工されていない、ありのままの自然と気持ちのよい海風を感じながら、テラスリビングで過ごす時間は格別です。

このほか、全長20mのプライベートプールを備えた4室のみの特別室「ティーダ(太陽)」、海に臨む土間ダイニングとテラスリビングを備えた2名定員の「ティン(天)」があり、客室は全4タイプとなっています。

ホットプールでアペロタイムを楽しむ

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インフィニティプール

冬の沖縄は、平均気温18℃。晴れている日の昼間ならコートを脱いでも過ごせるほど、とても過ごしやすい気温です。とはいえ、屋外のプールとなると、さすがに冬は楽しめないですよね。

星のや沖縄の大きな特徴でもある海に向かって開かれたインフィニティプールは、最高40℃まで加温することができ、一年中楽しめるのが魅力。

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インフィニティプール

プールは、水深の異なるエリアが組み合わされたデザインになっています。服を着たまま裸足で歩ける浅い部分もあれば、海に向かって突き出すように作られたエリアは大人が首元まで浸かるほどの深さがあります。

プールサイドだけでなく、プールの中にまで椅子やソファが置かれていて、好きな場所で思い思いに楽しむことができます。

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インフィニティプールの夕景

また、プールは西海岸に面しているため、夕暮れ時には水平線に沈みゆく美しい夕陽を正面に見ることができます。2月28日(火)までは、17:30~19:30の時間帯に「夕映えホットプールアペロ」を開催。シャンパーニュとおつまみのアペロセットが提供され、温かいプールで優雅なアペロタイムが楽しめます。

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「夕映えホットプールアペロ」(無料)

おつまみは、アオサが香る島豆腐のグリッシーニやピンチョスなど、沖縄らしい食材を楽しめます。泡盛にトロピカルフルーツをあわせたカクテル(¥1,000~)などもありますよ。

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夜はライトアップしてナイトプールに

24時間利用OKのインフィニティプールは、夜はライトアップされて落ち着いた雰囲気のナイトプールに。加温されたプールは夜でも快適に利用できます。

「気巡りスパイス滞在」のスパイスたっぷり琉球しゃぶしゃぶで芯まで温まる

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「気巡りスパイス滞在」夕食

夕食は、「スパイス香る、琉球しゃぶしゃぶ」をいただきます。

クーブイリチーやじーまーみー豆腐などの沖縄らしいおかずが並ぶ前菜のあとは、スパイスをたっぷり入れて楽しむ薬膳鍋。朝鮮人参、シナモン、八角、クコの実、ナツメをお鍋のだしに投入し、薬膳だしを作ります。

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「気巡りスパイス滞在」夕食

季節の野菜もたっぷりと。豚肉は赤い部分がなくなるくらい火を通したら、かたくならないくらいで引き上げていただくのがベストです。

そのままでもおいしいですが、お好みでごまだれやシークヮーサーぽん酢につけても美味。もっとパンチがほしい場合は、島らっきょうやにんにくが入ったスパイスダレにつけてお楽しみください。

締めのうどんをいただく頃には、心も体もぽかぽかに! デザートの島豆腐アイスには、ワークショップで作ったスパイスシロップをかけていただきます。

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「気巡りスパイス滞在」入浴剤

なお、バスタイムにはスパイスをブレンドしたバスソルトが用意されています。シークヮーサーのさわやかな香りが心地よく、疲れた体も芯まで温まりますよ。

朝食は琉球朝食かシチリア朝食からセレクト

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シチリア朝食

宿泊した翌朝の朝食は、ダイニングにていただきました。沖縄の滋味あふれる料理を少しずついただける「琉球朝食」か、シチリアの郷土料理などを楽しめる「シチリア朝食」から選べます。

なぜ沖縄なのにシチリア?と首をかしげるかもしれませんが、シチリアと沖縄は美しい海と温暖な気候、新鮮な魚介や柑橘といった食材など、多くの点で類似しており、相性がよいのではないかというのが考案のきっかけだそう。沖縄で親しまれる食材を、シチリア料理の技法と組み合わせることで、新たな魅力を引き出しています。

シチリア朝食は、オレンジの果肉などを盛り合わせ人参ドレッシングをアクセントにしたシチリア風サラダや、シチリアで親しまれるブリオッシュ・コン・ジェラート(ジェラートをはさんだブリオッシュ)など、シチリア風のさわやかな朝食。

かなりボリューミーですが、野菜やフルーツをたっぷりといただけるので、重たい感じではなく朝から活力を得ることができました。

また、ダイニングでは「琉球シチリアーナ」をコンセプトにしたディナーコースも提供しています。沖縄×シチリアの掛け合わせで生まれる新たなおいしさをもっと味わいたい方は、こちらも予約してみてください。

隣接のバンタカフェもぜひ訪れて

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「バンタカフェ」外観

星のや沖縄に宿泊したら、合わせて訪れたいのが隣接する「バンタカフェ」です。

沖縄の方言で、魚の影を見つけるためにのぼる崖や大きな岩のことを「イユミーバンタ(魚を見る崖)」と呼んでいることから、海に面したイユミーバンタの上に立つカフェということで「バンタカフェ」と名付けられたのだそう。

崖の上から浜辺へと続くカフェの敷地面積は1,600㎡。国内最大級の海カフェとなっています。

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「バンタカフェ」海辺のテラス

カフェには、4つのエリアがあります。

まず、エントランスを入ってすぐのところにある、大きな屋根がついた「大屋根デッキ」。水平線を一望でき、船のデッキにいるような非日常感を味わえます。

続いて、崖の上から浜辺へとおりていく散策路の途中にある、海との距離が近い「海辺のテラス」。琉球畳をモチーフにした床材に座布団が置かれ、海を眺めながらおしゃべりを楽しむのにぴったりの場所です。

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「バンタカフェ」岩場のテラス

自生する植物に囲まれた隠れ家的な「岩場のテラス」もおすすめ! まるで秘密基地のような、周囲を自然に守られた空間にはロッキングチェアなどが置かれていて、のんびりと過ごすことができます。ひとりでいても誰かといても楽しい、子ども心を思い出してワクワクできるエリアです。

さらに、ゆったりしたソファで寝転がってくつろげる屋内の「ごろごろラウンジ」も。そのときの気分で、お好みのエリアで楽しむことができるのがバンタカフェの魅力です。

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ポークたまごおにぎり」(写真左)¥700、「ぶくぶくジュレソーダ」(写真右)¥1,000(いずれも税込み)

海をバックにして撮影しても映える人気のカフェメニューは、「ぶくぶくジュレソーダ」。その名の通り、星のや沖縄の道場でも振る舞われていた「ぶくぶく茶」から着想を得たドリンクです。確かに、ふわふわの白い泡の部分がそっくりですね。

レモングラスやミントなどのハーブが香るさわやかなソーダの中に入っているカラフルなボールは、マンゴーやハイビスカスのジュレ。すくう場所によって味わいが変化する、目でも舌でも楽しめるドリンクです。

アオサが香る玉子焼きをはさんだ「ポークたまごおにぎり」や、スライスしたゴーヤがアクセントの「うちなーピザトースト」(\900/税込み)など、沖縄らしさ満点の軽食メニューも充実。

お好みのエリアでくつろぎながら、沖縄グルメを満喫してくださいね。

バンタカフェでは、2023年3月25日(土)より「海辺のアートフェスティバル」も開催。青い海と空をバックにした大きなキャンバスにライブでアートが描かれていく過程を見ることができるイベントは、最旬の沖縄アートに触れるチャンスです。


「星のや沖縄」では、月桃の恵みを取り入れたウェルネスプログラム「月桃ウェルネス滞在」や、ハーブを使ったお菓子作りが体験できる「琉球菓子あしび」が2023年3月から開催されるなど、その季節に合わせた沖縄ならではの楽しみ方を提案してくれます。

一年を通して、四季それぞれの特別な体験が楽しめる「星のや沖縄」で、沖縄の贅を尽くした豊かな時間を過ごしてみませんか。

※外出時には新型コロナウィルスの感染対策を十分に講じ、最新情報は公式HPなどでご確認ください。

問い合わせ先

  • 星のや沖縄
  • 料金/1泊 \136,000~(1室あたり、税・サービス料込み、食事別)
  • TEL:050-3134-8091(星のや総合予約)
  • 住所/沖縄県中頭郡読谷村字儀間474

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この記事の執筆者
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WRITING :
小林麻美