身長156cmのインテリアエディターDが、おすすめのアイテムを実際に体験しながらレポートする本連載。自身のインスタグラムのアンケートで、春からの新生活に向けて家具の買い替えを検討している方に多かった「ソファを見直したい。一人用の寛ぎスペースがほしい」という声に応えて、今からでも長く待たずに気軽に手に入れられる新提案アイテムを厳選。

北欧インテリアの本場、デンマークの新進ブランドとして注目されている「MUUTO(ムート)」から、ニューノルディックスタイルを具現化した『カバーラウンジチェア』をご紹介します。

北欧伝統のクラフトマンシップと素材感を継承したモダンなラウンジチェア

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日常の風景に一人用の美しいラウンジチェアを取り入れる喜びを想像してみてください。

ゆったりとした座面にカーブした背もたれ、折りたたまれたアームレストカバーが印象的な『カバーラウンジチェア』は、全体的にシームレスで美しいデザイン。一人の寛ぎの時間を上品に演出してくれます。

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座面は板座タイプとクッションの付いた張り座タイプの2種類。ラッカー仕上げのものはよりモダンな印象です。

サブスクリプション利用で気軽に!すぐ手に入るデンマークデザイン

世界中の名作家具を扱う「インターオフィス」のオンラインストア「MAARKET(マーケット)」ではサブスクリプションサービスを行っているので、お小遣い感覚で名作を自宅に取り入れることが叶います。

また、国内在庫しているアイテムが多いため、不安定な世界情勢の影響で入荷が不安定になりがちなインポートブランドであっても納期が短いことも魅力。例えばコニャック色の革張りが美しい『カバーラウンジチェア』は10日前後で納品が可能なので、今から思い立っても春の新生活スタートに間に合います!

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【ブランド】ムート 【商品名】カバーラウンジチェア 【写真仕様の価格】¥201.300 ※24か月プランの場合:¥8,470/月 【サイズ】幅663×奥行き612×高さ707座面高381(mm) 【材質】シート:オークウッドベニア フレーム:ソリッドビーチウッド 張地:レザー

体にも環境にも優しい素材と作りで、年齢を重ねても寄り添ってくれる名品

より寛ぐためにと座面が後ろへ傾斜したラウンジチェアは、実は低身長には鬼門のアイテム(笑)。その点『カバーラウンジチェア』は、背もたれに身を預けてもきちんと両足をつけることができて、膝裏の当たりも柔らかいので心地よく過ごせます。

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アームの形状の効果により座ったときの幅が広く感じられ、読書はもちろんノートパソコンを使っても快適です。

そして立ち上がる際にアーム部分に体重をかけても安定感があり、年齢を重ねてからも安心して使うことができます。アーム部分は、成形合板(蒸気で曲げながら薄い板を圧着する製法)のパーツでカバーされており、体重をかけても手の平が痛くならない幅があるのも嬉しいですよね。

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デンマークのクラフトマンシップが詰まったアーム部分。
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整形合板で作られているので重くならず、気軽に模様替えできます。

PEFC認証(持続可能な森林管理のための森林管理認証)を受けた木材と、化学物質の排出量が少ない接着剤を使用し、体や室内環境に優しいのも高ポイント。スクラッチテスト、ラッカー強度テスト、チップテストなどの複数のテストを受けているため、耐久性の面でも安心です。新しく作られるものを選ぶ際に気にかけたいポイントを、しっかりと押さえています。

ニューノルディックデザインを代表する北欧家具ブランド「ムート」とは?

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ブランド名の元となったのはフィンランド語で"新たな視点" や "変化" を意味する言葉「ムートス」。

ピーター・ ボーネンとクリスチャン・ビエの2人によって2006年に設立されたコペンハーゲン発の家具メーカー「ムート」。最前線で活躍する北欧のデザイナーを起用し、あたたかみのある伝統的な北欧デザインと、大胆な発想が加わった先進的な技術、素材使いでモダンデザイン界に新風を巻き起こし、国際的にも高い評価を得ています。


今回は、引っ越しや転職といった新生活がスタートするシーズンに向けてライフスタイルを変えたいという方におすすめのアイテムとして、デンマークブランド「ムート」のラウンジチェアをご紹介しました。

オンラインストア「マーケット」にはほかにもおすすめの家具が多数揃っているので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

問い合わせ先

MAARKET

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この記事の執筆者
イデーに5年間(1997年~2002年)所属し、定番家具の開発や「東京デザイナーズブロック2001」の実行委員長、ロンドン・ミラノ・NYで発表されたブランド「SPUTNIK」の立ち上げに関わる。 2012年より「Design life with kids interior workshop」主宰。モンテッソーリ教育の視点を取り入れた、自身デザインの、“時計の読めない子が読みたくなる”アナログ時計『fun pun clock(ふんぷんクロック)』が、グッドデザイン賞2017を受賞。現在は、フリーランスのデザイナー・インテリアエディターとして「豊かな暮らし」について、プロダクトやコーディネート、ライティングを通して情報発信をしている。
公式サイト:YOKODOBASHI.COM