1日にスマホを見る時間はどれくらいですか?
通勤時間、休憩時間、待ち時間など、意外と多く時間、画面を凝視しているのではないでしょうか…。そして座っていても、立っていても、大抵の人が、スマホの位置は低く、顔を下に向けてうつむいていますし、画面に顔を近づけているために、首が前に出ていたり、猫背になったり…。この「長時間に及ぶ悪い姿勢」によって、筋肉が硬くなり、血液やリンパの流れが悪化して、コリが起こりやすくなります。
また、長時間下を向いていれば、重力によって頬や顎の脂肪が垂れ下がるという悪影響も。
さらに、スマホを長時間見ている、というのは、無表情でいるということ。これによって表情筋が衰えるので、たるみを加速させてしまいます…。そこでエイジングデザイナーの村木宏衣さんが指導してくれるのが、正しいスマホの見方。この姿勢を意識することを習慣化しましょう。ストレートネックの予防にもなるので、特に首コリがつらい、という人は必見ですよ。
■うつむいた姿勢でスマホチェックするのはNG
あごを引いて、下を向いたまま、画面をじっと見ている状態は、肩コリ、首コリの原因に。さらに首が詰まり、血流もリンパの流れも悪くなるので、むくみ、たるみにつながります。
■脇の下に手を挟んで、口角を上げながら画面を見る
まず、スマホの持ち方ですが、目の高さよりもやや下の位置にスマホの画面が来るようにします。次に反対の手を脇の下に挟んで、スマホを持った腕を支えるようにします。こうすると安定感が生まれて正しい姿勢をキープできます。そして、たるみの予防として、にっこりと口角を上げながらスマホチェックを!
【まとめ|スマホたるみを予防し、コリが激減する正しい姿勢習慣4か条】
1.スマホを見るときは、あごを引いてうつむいた姿勢になりやすい。
2.悪い姿勢が首コリ、肩コリに加えてスマホたるみを引き起こす。
3.さらにスマホを長時間見続け、無表情でいるのもたるみが加速。
4.スマホを見るときの正しい姿勢&表情を習慣化するのがおすすめ。
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以上、「スマホたるみを予防し、コリが激減する正しい姿勢習慣」を教えていただきました。
セルフケアは続けることが大事。「誰でも簡単に効果テキメン」のアンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。
次回は3月4日の更新です。お楽しみに!
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- PHOTO :
- 松原敬子
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子