【目次】
化粧下地の重要性
カラーの適材適所を見極めて
朝の光で素肌を見ると、さまざまなエイジングサインにがっかり…。それでも、すべてを解消しようとすると何が得策かわからない、メイク迷宮に入り込んでしまいます。いちばん気になるところを今日、どうするか。
メイク知識が豊富で研究熱心な大人の女性ほど、ひとつに絞りきれない肌悩みに惑わされてつい、塗り重ねてしまいがち。心の迷いは厚塗り感に現れます! クマやシミ、小鼻の赤み、くすみや色ムラ…それぞれに対応する補正カラーは顔の部分ごとに塗り分けるのが賢い方法。自然な立体感も生まれて質の高いベースメイクが完成します。


1.目の下の黒クマにはオレンジ系を。
2.小鼻の赤みをグリーンで解消。
3.黄ぐすみが気になる目周りにはラベンダーが最適。
4.明るくヘルシーな第一印象はピンクが叶える。
5.ピンクゴールドの輝きを含んだ透明ジェルで多幸感のある発光肌を実現。
化粧下地を賢く選んで美肌を実現!「イヴ・サンローラン」「ゲラン」「アディクション」ほか…BEST5
「崩れない」下地の塗り方
化粧崩れないように…と、ベースメイクに力を入れすぎると厚塗り感が出て、崩れやすくなるのは事実です。化粧崩れを防ぎ、美しい肌印象を持続させるためには、どんなアイテムをどう使うのか…が、鍵になります。
肌悩みが少ない人であれば、BBクリームとフェイスパウダーで仕上げても問題ありませんが、くすみやクマなどの色ムラが気になる大人の肌には、大人の肌用のベースメイクアイテムをセレクトする必要があります。
ベースメイクアイテムは毎シーズン進化し続けています。旬な美肌をかなえるためには、最新のベースメイクアイテムを取り入れることが重要です。
◆ベースメイクプロセス
全体に薄くのばす


1円硬貨大の化粧下地を手に取り、くすみの気になる目の下から外側に向けてのばし広げていきます。スキンクリームを塗る要領でしっかり肌になじませます。小鼻のワキや口角の横など、細かい部分は指先を使って小さな縁を描くようになじませます。
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「くすみを飛ばす」下地の塗り方
ほんのりローズ肌になれるニュアンス下地。くすみが目立つ頬と目の周りと、ハイライトゾーンの鼻筋などにのせます。可能ならば、下地をポーチに入れておき、夕方くすんできたときにものせて。
◆ベースメイクプロセス
くすみが気になる場所だけにのせる

朝、スキンケアで肌を整えたあと、UVカット剤を顔全体に塗り、淡いローズカラーの下地をくすみが気になる頬と目の周り、立体的に見せるための鼻筋に指でおき、薬指で広げすぎないようにのばす。
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「頬にハリを出す」下地の塗り方
げっそりとこけてしまった頰とフェイスラインをふっくら見せるベースメイクテクニック。ピンクの下地と美容液効果のあるファンデーションを混ぜて使うことで、ふっくらとしたハリ感を取り戻せます。大人のフェイスラインの崩れの二大原因は、「たるみ」と「こけ(削げ)」です。たるみの場合はシェーディングによる引き締めが効果的ですが、こけの場合は凹み部分をカバーしてふっくら見せること。
おすすめは、パンプアップ効果のあるピンクの下地と、ハリ感をもたらす艶やかに仕上がる美容液ファンデーションの合わせ塗り。ふたつを混ぜて、ふっくら見せたい顔の下半分に塗り込むのがポイントです。
◆ベースメイクプロセス
ファンデーションに下地を混ぜ、顔の下半分にのせてる

あらかじめ、いつもより薄めにベースメイクを仕上げておきます。大豆一粒分量のファンデーションと同量のピンクの下地を手にとり、混ぜます。下地を混ぜたファデーションを頬骨より下のみにのせて、スポンジで上に引き上げるようにタッピングしながらなじませます。
やつれて見える頰のこけには「エレンガンス」のピンク下地が有効です!
- TEXT :
- Precious.jp編集部