東京・日比谷で長らく国内外の賓客を迎えてきた「帝国ホテル 東京」。「料理は、国や民族の歴史、文化、伝統の結晶。その国の食べ物を知ることは、国際理解の一歩になる」との思いから、これまで20以上の国と地域のフードフェスティバルを開催しています。2024年4月30日(火)までの期間は「トルコフェア」が開催されます。
トルコと日本が外交関係を樹立してから100周年になるのを記念したフェアで、本館17F「インペリアルバイキング サール」の通常メニューにトルコ料理が追加される形で行われます。メディア向け試食会にPrecious.jpライターが伺った様子を交えながら、バイキングに登場するトルコ料理の数々をご紹介します。
トルコ・日本外交関係樹立100周年記念!「帝国ホテル 東京」にて「トルコフェア」開催
好きなものを好きなだけ味わうことができる「インペリアルバイキング サール」のバイキングスタイル。いつも提供されている日本、フランス、中国料理の間に、トルコ料理が19品並びます。
トルコ大使館が全面バックアップしており、トルコの料理界をけん引する3名の大使館招聘シェフが来日・監修したレシピを楽しむことができます。
冷菜には爽やかな「ジャジギ(きゅうりのヨーグルトスープ)」、パンにつけると至福の味わいの「フムス(ひよこ豆のペースト)」、旨みたっぷりの「ゼイティンヤール・ダーゼ・フャスリエ(インゲンのオリーブオイル煮)」などが登場。全体的にさっぱりとした味わいの野菜料理が多い印象です。前菜としてはもちろん、肉料理の合間にいただくのもおすすめです。
ラマダン明けに食べられることが多いという「タヴクル・ノフトゥル・ピラフ(鶏肉とひよこ豆のピラフ)」、トマトの旨味がしみ込んだ「イズミル・キョフテ(イズミル風ミーボール)」、ラムとナスの風味が調和した「ヒュンキャル・ベーンディ(ラムシチュー 柔らかいナスのペースト添え)」などが温菜として並びます。
適度なスパイス感がありながらも、日本人好みに調整された帝国ホテルメイドの味わいは、どなたでも安心していただくことができますよ。
ブレッドコーナーにも、トルコならではの「エキメッキ」「ラマダン・ピデズィ」「スィミット」の3種がラインナップされていました。ラマダンの月に食べられるという「ラマダン・ピデズィ」はクミンの香りが漂い、日本では中々食べられない味わい。ぜひ、いろいろな食事と合わせていただいてみてくださいね。
デザートコーナーにもトルコで食べられているデザートが登場しています。バニラとミルクの優しい甘さの「フルン・ストゥラッチ(オーブン焼きライスプディング)」、穀物やナッツを砂糖で煮込んだ「アシューレ(ノアの箱舟プディング)」など、珍しいものがたくさん。
もちろん、トルコのデザートと言えば「トルコアイス」! ラン科植物の塊茎から取れる「サレップ」という甘味料による風味と伸びを楽しむことができますよ。デザート好きな方は要チェックです。
トルコ料理が追加されたことで、世界3大料理と日本料理をバイキングで一度に楽しめるようになった「インペリアルバイキング サール」の「トルコフェア」。さまざまな国の料理を1枚のプレートに乗せても、違和感なくいただけます。ぜひ、足を運んでみてくださいね。
問い合わせ先
- 帝国ホテル 東京
- 「トルコフェア」
提供場所/本館17F「インペリアルバイキング サール」
提供期間/~2024年4月30日(火)
提供時間/ランチ 11:00~15:00、ディナー 17:30~22:00
TEL:03-3539-8187
住所/東京都千代田区内幸町1-1-1
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- TEXT :
- 田中いつきさん フリーランスライター
- EDIT :
- 小林麻美