【「日本茶」の新潮流!】注目の茶葉や、ふまえておきたい基礎知識まで!豊かな緑の世界を楽しんで

知っているようで意外と知らない日本茶の世界。豊富な種類の茶葉に、それぞれの風味の違い、必要な道具やおいしい淹れ方など、知るほどにその奥深き世界の虜に。そこで、そんな日本茶の魅力を実際に体験できるスポットや日本茶のトレンドをご紹介! 新茶を迎えるこの時期に、日本茶の知識もアップデートしましょう。

今回は、銘菓と銘茶で、大人の日本茶アフタヌーンティーが楽しめる「HIGASHIYA GINZA(ヒガシヤ ギンザ)」についてご紹介します。

「HIGASHIYA GINZA(ヒガシヤ ギンザ)」銘菓と銘茶で、大人の日本茶アフタヌーンティー

「HIGASHIYA GINZA」の茶房の中央に置かれた茶釜
茶房の中央に置かれた茶釜。お茶はこちらの湯を使って淹れられる。

日本の伝統的な美意識を詰め込んだ洗練の菓子が人気の「HIGASHIYA」。東京・銀座にあるこちらは、季節の生菓子をはじめ選りすぐりの茶葉や茶器なども豊富に揃い、茶釜が置かれた奥の茶房では、菓子やお茶を実際に楽しむことができます。

なかでも話題のメニューが「茶間食(さまじき)」。オリジナルの杉盆と銅のスタンドに端正に盛られたひと口サイズの菓子や食事ものと共に、旬の日本茶をいただける、まさに “和のアフタヌーンティー”!

「HIGASHIYA GINZA」にて食前に供される節気茶
食前に供される節気茶。奥のボックスは見本の茶葉。6種の茶葉から選ぶことができる。

「茶間食」でいただけるお茶は3種類。まずは食前に、季節の食材を使った「節気茶」が供されます。この日は鮮やかな緑の煎茶に、伊予柑の皮を合わせた爽やかな風味のお茶。ゆっくりと味わいながら、好みの茶葉を選びます。

一の盆は、いなり寿司。こちらに合わせる「釜炒り番茶」は、酒燗器で丁寧に淹れられ、香り豊か。食事との相性は抜群です。続く二の盆には、玉子焼や胡麻豆腐、漬物などの間食が。二煎、三煎と番茶と共に楽しみます。

最後、和菓子が盛られた三の盆には、季節の煎茶を合わせて。茶釜のまろやかな湯で淹れられたお茶は優しく、優雅な時間を過ごせます。

「HIGASHIYA GINZA」のアフタヌーンティーセット
 

三の盆の和菓子は羊羹やカステラ、ひと口果子、季節の生菓子など6種ほどが美しく並ぶ。茶器やアフタヌーンティースタンドなど、ほとんどの器は購入することができるのもうれしい。


「HIGASHIYA GINZA(ヒガシヤギンザ)」

住所:東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル 2F 
TEL:茶房:03-3538-3240、売店:03-3538-3230
時間:11:00~19:00(茶房L.O.18:00)
定休日:無休
メニュー:茶間食¥6,000〜(11:00~L.O.17:00)※要予約

※掲載した価格は、税込みです(サービス料は別)。
​※営業日や営業時間に変更の可能性があるため、お出かけの際は最新情報をご確認ください。また、料理は季節によって変わる場合があります。

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PHOTO :
篠原宏明
EDIT&WRITING :
田中美保、木村 晶(Precious)