やや重たく見えてしまうロング丈のカーディガンですが、ベージュを選べば軽やかですっきりとした印象です。実際に愛用中のファッショニスタのスナップから、着こなしテクニックをマスターしてください。
■1: ラモーナ・アグルマは…シャツ×デニムの定番ベーシックがリラックスムードに
2024年1月、L.A.でキャッチされていたのは、サステナブル衣料ブランド『Lemon Ve Limon(レモンリモン)』の創業者、ラモーナ・アグルマ。白シャツとデニムというベーシックスタイルに、ベージュのカーディガンを羽織っていました。ベージュのロングカーディガンを羽織ることで、白シャツにメリハリがつき、無難に終わってしまいそうなコーディネートに、着こなしに奥行きが生まれています。ニット素材のため、落ち着きがありながらもリラックス感を表現、リッチな存在感も十分です。斜めがけにしたバッグを赤にして、アクセントにしたことも大正解。アクティブかつ華やかさを演出しています。
■2:セレーナ・ゴメスは…白~ベージュのグラデーションでリッチさ抜群の着映えを実現
フランス、ニースの空港で女優セレーナ・ゴメスがキャッチされたときの着こなしです。インナーとパンツを白でまとめて、その上にベージュのカーディガンを合わせていました。飛行機に乗る移動時のスタイルは「着心地のよさ第一」。なので、ストレスフリーなニットカーディガンは最適です。白からベージュのクリーミーグラデーションは大人っぽく、知的かつリッチな印象をもたらします。トレンドの辛口フェミニンスタイルをつくり出すのにもぴったりです。足元まで白でまとめると、すっきりした縦のIラインができ上がり、さらにスマート。
■3:ナターシャ・アラムは…ワントーンでまとめた辛口エレガンスに立体感が加わって
L.A.のレストラン前で見かけられていた、女優兼モデルのナターシャ・アラム。この日は、表情豊かなシアー感が軽やかなレース編みのニットワンピースに、ロング丈のカーディガンを羽織って登場。ワンピースはピンクベージュ、カーディガンはミルクティーベージュと、ベージュをトーン違いで重ねて、女性らしいグラデーションをつくり出しています。丈もぴったり合っていて、ベストマッチ。さらに、カーディガンのおかげでボディラインが強調されすぎず、立体感のあるコーディネートが実現しています。肌映りもよく、ヘルシーな印象が高まる、これから夏に向けての着こなしとしておすすめのスタイルです。
ベージュのニットカーディガンを愛用した3人のSNAPをピックアップしました。ロング丈でも重たく見えないアイテム合わせや、デニムや白パンツといった定番ボトムとも相性がよく万能に使える存在です。ぜひ、移動が多い旅をはじめ、アクティブなシーンで活躍させてみてください。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀