鮨は、美しくて、エレガント。雑誌『Precious』9月号の別冊付録では【やっぱり「鮨」が好き!】と題して、日本人のソウルフード・鮨を特集。北陸をはじめとする日本各地の名店から、注目の新潮流店まで、「おいしい鮨」をたっぷりとご紹介します。
ここでは、新店を中心に、今、東京で行きたい鮨店を、フードライターの森脇慶子さんに教えてもらいました。食べる人をラグジュアリーへと誘う名店揃いです。
今回はその中から、銀座「鮨 門わき」をご紹介します。
鮨 門わき|名人の仕立てと職人の鮨愛、鮮度の向こう側の美味鮨
歴戦の鮨好きでもお目にかかったことがないネタが「鮨 門わき」にはある。それは、鹿児島の魚屋で仕立ての名人である通称“ジョ兄”から届く魚。流通にのらない極上の希少個体を完璧に血抜きしているため、店で寝かせるほどに脂が乳化し、うま味がまわっていく。店主の門脇賢寿さんはその信頼関係から、食材を“ジョ兄”から仕入れている東京でも数少ない鮨職人。最高の食材にひと手間をかけ、鮨という最終形に仕立てる。
鮮度を超えた極上の味は白身魚でも赤ワインがよく合い、門脇さんが紡ぐ1貫のストーリーに魅せられる。おまかせは、前菜3品の後に鮨が15貫ほど供される。かつての鮨屋台のようなひさしのあるカウンター、木製冷蔵庫など、門脇さんの鮨への愛と「喜んでもらいたい」という熱意が生む鮨は、ラグジュアリーの極み。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
※掲載の情報は、2024年7月のものです。メニューは季節によって変わります。価格が変わる場合もあります。
【DATA】
- 「鮨 門わき」
- 時間:17:00~20:00(最終入店)
定休日:日曜・祝日 - おまかせ¥35,000〜。カウンター10席。要予約
- TEL:050-5385-4750
- 住所:東京都中央区銀座7-4-6 6F
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- PHOTO :
- 合田昌弘
- COOPERATION :
- 森脇慶子
- EDIT&WRITING :
- 松田亜子、木村 晶(Precious)