美食に散策、美肌温泉に名所巡りetc. 旅の目的はさまざまですが、この冬訪れたいのは、「絶景」を楽しむ湯宿! お部屋から温泉からロビーから、刻々と移り変わる絶景を眺めながら過ごす、ゆっくりとした贅沢な時間…。

雑誌『Precious』2月号では【一生に一度は訪れたい!絶景が広がる「おこもり湯宿」リスト】と題して、旅慣れた温泉好きも太鼓判を押す、珠玉の「絶景」×「湯宿」をご紹介しました!

今回はその中から、コラムニストで美食評論家の中村孝則さんが愛する絶景湯宿として、長崎県の「ゆやど雲仙新湯(うんぜんしんゆ)」についてお届けします。

中村孝則さん
コラムニスト・美食評論家
(なかむら・たかのり)ファッション、カルチャー、グルメ、旅やホテルなどラグジュアリー・ライフをテーマに多方面で活躍中。2013年より「世界ベストレストラン50」の日本評議委員長に。

長崎県・雲仙温泉「ゆやど雲仙新湯(うんぜんしんゆ)」

旅行_1,国内旅行_1,温泉_1,温泉
「元外資系会社でキャリアを積んだ若女将の、ラグジュアリーな価値観を感じる細やかな配慮が随所に。特に女性におすすめです。釣り師の料理長の料理も素晴らしい! 」 4つの自家源泉の湯巡りを楽しんで。

「源泉の絶景の中に佇む老舗宿。雲仙の雄大な自然と豊かな湯、両方楽しめます」

開湯から1300年以上。島原半島の雲仙岳の恵みから湧き出す豊富な温泉は、古くから湯治の場として親しまれてきました。

「自然豊かな雲仙国立公園、その絶景の中にある老舗。宿の敷地内に4つの源泉が湧き出していて、それぞれ入れ替え制の大浴場、男湯・女湯、貸切家族風呂、客室の露天風呂と、色合いや濃度が異なる湯を入り分けるのが楽しい。

特に露天風呂付客室『月庭』の風呂からは、100年の伝統ある美しい日本庭園を見渡せます」

月庭に引かれる源泉は硫黄分の強い白濁した第四源泉。100%かけ流しの湯に、好きなときに好きなだけ入れるとあってリピーターが多いというもの納得。

温泉_2,温泉
『月庭』檜風呂
温泉_3,温泉
『月庭』信楽焼風呂
温泉_4,温泉
『月庭』には檜風呂と信楽焼風呂、趣の違う2種類があり、違った庭の景色が楽しめる。

【おすすめの過ごし方】
湯上がりには、ブックカフェのゆったりとしたソファで読書もおすすめ。長崎や島原半島の名産品が並ぶ、ギャラリーのような売店も楽しい。


※情報は2024年12月現在のものです。最新情報は公式サイトなどでご確認ください。
※料金は、時期によって異なる場合があります。また、入湯税などが別途加算される場合があります。

〈DATA〉

  • ゆやど雲仙新湯 
  • 料金:¥38,170~( 1泊2食付き、2名利用時1名料金/税・サービス料込)
  • TEL:0120-73-3301(予約専用9:00~18:00)
  • 住所:長崎県雲仙市小浜町雲仙320

関連記事

EDIT&WRITING :
田中美保、木村 晶(Precious)