胃もたれ、二日酔い、ストレス対策には「内関」のツボで不調をリセット
会食や仕事のストレス、不規則な生活など、さまざまな要因が胃腸の調子に影響を与えます。特に冬は冷えによって血行が悪くなり胃腸の働きが低下しやすいので、今の時期、大人は誰もがケアが必須。そこでエイジングデザイナーの村木宏衣さんが教えてくれたのが、胃腸のケアに最適なツボ「内関(ないかん)」のツボ押しメソッド。

「内関 」は手首の内側にあるツボで、ここをプッシュすることで吐き気を抑えられるので、二日酔いにも効果あり。会食で食べ過ぎや飲み過ぎで疲れた胃腸をケアするのにぴったりのツボですし、日常的にプッシュすることで不調を防ぐこともできますよ。
位置は手のひらを上に向けた状態で、手首のシワから指3本分上がったところの2本の腱の間にあり、食事の前後や胃もたれを感じたとき、ストレスを感じたときに押すのがおすすめです。また不安を感じて眠れないとき、イライラしたときにも気持ちを鎮めてくれる効果もあるので、ぜひ覚えておきましょう。
■Step1:「内関」のツボの位置を確認
「内関」のツボは、手首のシワから指3本分、上がったところの2本の腱の間にあります。

■Step2:「内関」のツボをゆっくりと押す
左腕の「内関」のツボを右手の親指と人さし指で挟むようにして、ゆっくり押します。5秒かけてじんわりと圧をかける、5秒かけてゆっくり力を抜きながらはなす、を3〜5回を繰り返します。右腕も同様に行いましょう。

【まとめ|会食続きでも胃腸スッキリ!ストレス緩和にも効くツボ押しメソッド4か条】
1)忙しいキャリア女性はストレスや睡眠不足などで胃腸の不調が起こりやすいもの。
2)特に冬場は冷えで胃腸の働きが鈍くなり、会食や不規則な食事も胃腸に負担をかけてしまいがち。
3)胃腸トラブルのケアにおすすめのツボが「内関」で胃腸ケアだけでなく自律神経のバランスも整える。
4)二日酔い、ストレスによる不安対策にも効くので、ツボの位置を覚えてこまめにプッシュするのがおすすめ。
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以上、「会食続きでも胃腸スッキリ!【村木宏衣さん指導】ストレス緩和にも効くツボ押しメソッド」を教えていただきました。
アンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。
次回は3月1日の更新です。お楽しみに!


- PHOTO :
- 松原敬子
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子