「麻布台ヒルズ 森JPタワー」の33F、会員制ウェルビーイング施設「ヒルズハウス 麻布台」には、会員以外でも利用が可能なグランビストロ「ダイニング33」があります。
日本が世界に誇るフランス料理の巨匠、三國清三氏がプロデュースしたお店で、33Fの大きな窓から望む景観を眺めながら、三國清三氏ならではの「ジャポニゼ」の世界観を反映したお食事を楽しむことができます。

そんな「ダイニング33」には、パティスリー「ダイニング33 パティスリー ア・ラ・メゾン」が併設されています。ハレの日にふさわしい華やかな生菓子や、企業のおもたせ需要にも対応する焼き菓子などを多彩に取り揃えたお店です。

「ダイニング33 パティスリー ア・ラ・メゾン」で腕をふるうのは、かつて四谷にあった「オテル・ドゥ・ミクニ」にて、三國氏を支え続けた浅井拓也氏です。⼀流のレストランやパティスリーで培ったセンスは、繊細かつ⼤胆に、気品のある芸術作品のようなデザートを⽣み出し、多くのお客様を魅了し続けています。

今回はPrecious.jpライターが実際に、浅井氏のお話をお伺いしながら、「ダイニング33 パティスリー ア・ラ・メゾン」の生菓子を試食させていただきました。レポートを交えてパティスリーの魅力をご紹介します。
手土産やお祝いごとに!麻布台ヒルズ「ダイニング33 パティスリー ア・ラ・メゾン」の生菓子

フランスの伝統菓子をベースに四季折々の素材を生かしたスイーツや、ダイニング同様「ジャポニゼ」の世界観を反映した、和×洋の融合が楽しめるスイーツなど、まるで芸術作品のように美しい品々が並ぶ「ダイニング33 パティスリー ア・ラ・メゾン」。
取材にお伺いした日にも、ショーケースには美麗な生菓子がずらりと並んでいました。

今回試食させていただいたのは真っ赤ないちごが目を惹く「フレジエ」と、2025年5月1日(木)からの新商品「シャルロット」です。
■1:旬のいちごを使用したスイーツ「フレジエ」

時季ごとに、旬を迎える品種のいちごを使った「フレジエ」。フランスの伝統菓子のひとつで、フランス版のショートケーキとも言われますが、バタークリームとカスタードを合わせた「ムースリーヌ」というクリームを使っているのが特徴です。
フランボワーズの果汁を100%使ったナパージュでコーティング。艶めくいちごが美しい、春に人気の商品です。

冬から初夏までのいちごのおいしい季節のみ販売される「フレジエ」。今年のフレジエは内側のクリームにピスタチオが使われており、濃厚なピスタチオのおいしさと、フレッシュないちごのおいしさのマリアージュを楽しむことができます。
土台となるアーモンド生地にはさくらんぼのお酒であるキルシュを少量染み込ませていて、しっとりとした食感。ほのかに香るチェリーも全体のアクセントに。
甘すぎることなく、ほどよく酸味を効かせた「フレジエ」は、ボリュームたっぷりながらもペロリと食べることができてしまう軽やかさも魅力です。
単品サイズのほか、12cm(¥4,000)、15cm(¥5,500)、18cm(¥7,000)のホールサイズも販売。ホールサイズはピスタチオといちごのコントラストを側面からも楽しめるため、テーブルが華やぐひと品となること間違いなしです。
■2:母の日におすすめ!新商品「シャルロット」

2025年5月1日(木)より、母の日向けのスイーツとして登場するのが、お花のようなビジュアルが目をひく「シャルロット」です。
伝統的な「シャルロット」は女性の帽子をモチーフにしたフランスの生菓子で、ババロアやムースのまわりをビスキュイ生地で囲んでいますが、「ダイニング33 パティスリー ア・ラ・メゾン」の「シャルロット」は、周りに貼り付けるビスキュイをあえてケーキのトップにデコレーション。個性的でチャーミングな見た目に仕上げています。
ビスキュイ部分は「ビスキュイ・ア・ラ・キュイエール」という、メレンゲのような生地を使用。サクッと軽く、口の中でふわっと溶けるような食感が魅力です。

アールグレイを使用した紅茶のババロア、夏みかんのジュレ、ミルクチョコレートのムースを合わせた「シャルロット」。爽やかな柑橘の味わいとともに、紅茶の風味が口いっぱいに広がります。生地にはオレンジリキュール「グランマルニエ」が使用されていて、ほんのり大人味です。
ケーキを囲む薄いコーティングナパージュは、ミルクチョコレートと生クリームで。ナパージュのアーモンドの粒や、ジュレに使われている夏みかんの果肉も食感のアクセントになっています。
こちらもひとつのサイズは大きいですが、ムースやババロアで軽めに作られているのが特徴です。「ひとつひとつは華やかで映えるけれど、最後まで飽きずに食べられるおいしさと軽さを」、そんな浅井氏の思いが詰まったスイーツが「ダイニング33 パティスリー ア・ラ・メゾン」にはたくさん用意されています。

5月1日(木)~5月11日(日)の期間限定で、ホールサイズの「シャルロット」も販売されます。母の日向けのチョコレートプレートがセットになった商品で、お母さまへのプレゼントや、ご家族でのお祝いにも好適です。なお、ほかのケーキにもプレートをつけることは可能とのことですよ。
「ダイニング33」のケーキセットにも注目

「ダイニング33」では13:30~16:00(L.O.15:30)の時間帯にて、「ダイニング33 パティスリー ア・ラ・メゾン」のお好きなケーキ1点と、紅茶やコーヒーを楽しめる「ケーキセット」が販売されています。
紅茶は、三國氏おすすめのマカイバリのダージリンティー。夏摘みのセカンドフラッシュでマスカットのような華やかな香りが特徴です。ケーキとの相性もぴったり。お好みで甜菜糖を入れると、やさしい甘みが楽しめます。

ケーキはお好きなものをセレクト可能。一番人気の「ミルフイユ」は、自家製焦がしバターのパイ生地とイタリア産ピスタチオペーストを使用したひと品。真っ白な「フロマージュ」は、フランス産カマンベールを使用したチーズケーキで、周りをメレンゲで包むなどシンプルながらも意外な驚きのあるスイーツになっています。

浅井氏のおすすめは、フランスの伝統菓子を浅井流にアレンジした「サントノーレ」。パイ生地で器を作り、クレームシブーストとシャンティヴァニーユ、ローストしたニューカレドニア産バニラを中に入れた逸品です。芳醇な香ばしさが口いっぱいに広がります。前後にデコレーションされたシューもかわいらしいですね。

「ダイニング33 パティスリー ア・ラ・メゾン」では、母の日までの期間限定で、人気の焼き菓子の詰め合わせ「ガトーセック」に華やかなリボンが掛けられるなど、シーズン、イベントごとの商品も充実しています。
ひとつひとつが芸術作品のようで特別感のある生菓子や、こだわりの焼き菓子は、ご自宅でのティータイムを彩ってくれること間違いなし。もちろん眺望のよい33Fでいただくティーセットも格別ですよ。
母の日に贈る特別なスイーツや、ご訪問先への手土産、ゲストをお迎えするときのお茶菓子に、ぜひ「ダイニング33 パティスリー ア・ラ・メゾン」のお菓子をセレクトしてみてはいかがでしょうか。
※ホールケーキは1日3台の数量限定販売となります。ご予約は1か月先〜4日前まで。
問い合わせ先
- ダイニング33 パティスリー ア・ラ・メゾン
- 営業時間/11:00~21:00
- TEL:03-4232-5801
- 住所/東京都港区麻布台1-3-1
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- TEXT :
- 伊東ししゃも 編集者・ライター
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- EDIT :
- 小林麻美