「軽やかなジャケットを、スエットパンツで着くずして」
この数年、オーバーサイズがあたりまえになって、
ジャケットが欲しいと思っても、
小柄な私は、どうしても買えずにいました。
コレはいけるかも? と思って試着するのですが、
ガバガバでお父さんの背広を着ているみたい、
かといって手持ちのジャケットは
(セミオーダーだったりしたこともあり)、
サイズがぴたりと合いすぎていて、きれいですが、
今っぽさが感じられないのです。

そんななか出合ったのが、写真のダブルジャケット。
決してオーバーサイズではなく、かっちりとした
マニッシュな仕立てなのですが、肩パッドを省き、
裏地もなく、限りなくライトな着心地。夏の男性の
スーツなどに用いられるウールトロピカル素材も、
シャリッとした肌触りで、しなやかで軽いのです。
オーバーサイズでないと今っぽくないと
決めつけていたけれど、気配の軽やかさが
ポイントだったのかも…と、改めて実感。
してみたかった着こなしは、スエットパンツを
合わせるという、ごくカジュアルなものでしたが、
そんなコーディネートも受けとめてくれました。
以前は、きちんとするために着るのがジャケットで、
デニム合わせまでは考えられましたが、
スエットに、さらにスニーカーなんて、
自分のなかではありえない着こなしでした。が、
今や、ジャケットはおしゃれをするために着るもの。
ルールにも流行にもとらわれすぎず、
自分に似合う一着に出合いたいものですね。
「インナーに選んだのは、大人のためのロゴTシャツ」

インナーには、初めはプレーンな白のTシャツを
選んでいましたが、どこか武骨で味気なく、
ボトムがスエットだけに、体操着のようにも
見える気がして…。そこで、英文を刺しゅうで
あしらったTシャツに変更。ようやく、
“おしゃれのために着ている感”が出せたようです。
昨年の春くらいから気になり始めたロゴTシャツ、
大人っぽく着こなせるものは? と、
何枚か挑戦してきましたが、この数年前に
出合っていた1着は、刺しゅうで施された英文が
プリントのロゴと違って目立ちすぎず、
大人っぽく、遊び心を加味してくれます。
そでが折り返したデザインになっていて、
1枚で着ても様になるこのTシャツは、
暑くなるこれからの季節も活躍してくれそう。
Tシャツは、多少デコラティブでも、
控え目なプライスで見つかることのあるアイテム。
白Tシャツは、真っ白で着たいものなので、
ほぼ毎年、更新していますが、
今年はそのなかに、少し凝ったデザインのものも
加えてみたいと思っています。
※記事内のアイテムは私物となります。
(写真/エディターF&J 文/エディターJ)
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