「ロレックス」のウォッチメイキングの真髄であり、永遠のアイコンとしてタイムレスに輝き続ける名品『オイスター パーペチュアル』。2025年は3つの新ダイヤルで、現行モデルにはないマットな仕上げを施したパステルカラー文字盤が新登場しました!

シックなトーンのパステルカラーで新たな魅力を宿した絶対的名品

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ラベンダーの文字盤がエレガントな雰囲気を醸し出す『オイスター パーペチュアル 28』。

2025年はまったく新しいコレクション『オイスター パーペチュアル ランドドゥエラー』の発表がひとつのハイライトとなりましたが、同時に、新たなカラーや意匠を纏った人気コレクションの数々も登場し、とてもバラエティ豊かな新作の顔ぶれが揃った「ロレックス」。

そのなかでも『オイスター パーペチュアル』に加わった3つのカラーバリエーションは、その絶妙な色味によって、時代のムードに寄り添うモダニティを携え、スタイリッシュな雰囲気を漂わせています。

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『オイスター パーペチュアルモデル』のなかでもっとも小ぶりな28mm径に採用されたラベンダー文字盤は、フェミニンでいながら決して甘くならないクール感が魅力。

『オイスター パーペチュアル』のカラフルな文字盤といえば、2020年に同時発表されたポップな5色のモデルを連想する人も少なくないでしょう。そのカラーパレットは、2023年発表の、多色使いのグラフィカルなパッドプリントが施された「セレブレーションモチーフダイヤル」に生かされ、「ロレックス」の洗練された冒険心を鮮烈に印象づけました。

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穏やかなトーンのベージュ文字盤がステンレススティールに優美に映える『オイスター パーペチュアル 36』。

それらと比べると、今回の3つのパステルカラーは、程よく彩度が抑えられシックな印象。同じ顔つきの『オイスター パーペチュアル』でいながら、それぞれのサイズ、そしてカラーによって異なる個性を湛え、新たな魅力を開花させました。

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ピスタチオ文字盤が新鮮なインパクトを放つ『オイスター パーペチュアル 41』。

歴史を築き、「実用腕時計」の頂点に輝き続ける妥協なきウォッチメイキング

そもそものお話になりますが、『オイスター パーペチュアル』とは、1926年に発表された初代『オイスター』の直系であり、現在の「ロレックス」の名声を築いてきた礎を集約したエポックメイキング的な存在です。

その礎とはまず、1910年、腕時計としては初の、非常に高度な精度証明“クロノメーター”の公式証明書を獲得。そして、堅牢な防水性能を備えた前述の『オイスター』ウォッチ。さらに、1931年に特許を取得した「パーペチュアル ローター」という部品による自動巻ムーブメントです。

誕生以来、さまざまな進化を重ねてきた『オイスター パーペチュアル』の最新作となる今回の3つのモデルに搭載されているのも、もちろん、すべて「ロレックス」の完全自社開発・製造による高精度な自動巻きムーブメント。

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28mmモデルには約55時間パワーリザーブの『キャリバー 2232』、36mmと41mmモデルにはそれぞれ、約70時間パワーリザーブの『キャリバー 3230』が搭載されている。

これらの新作は、すべての「ロレックス」の現行モデルと同様、「高精度クロノメーター」認定。これは「ロレックス」独自の精度基準で、一般的な「公認クロノメーター」の基準値の2倍以上である平均日差「マイナス2からプラス2秒」以内に調整されているという、時計界トップクラスの厳格なものです。

また、独自の「オイスタースチール」製の3列リンクブレスレットには、簡単に長さを約5mm延長できる「イージーリンク」という機能が備わっており、その日の体調や気分によって着け心地を微調整することができるのも嬉しいポイントです。

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左から『オイスター パーペチュアル 28』¥855,800(予価)・『オイスター パーペチュアル 36』¥932,800(予価)・『オイスター パーペチュアル 41』¥980,100(予価) ●ケース:すべてオイスタースチール ●ケース径:左から28mm、36mm、41mm ●ブレスレット:すべてオイスタースチール ●ムーブメント:すべて自動巻き ※すべて今春発売予定

私たちがもの心つくころから、「高級時計」の代名詞となってきた「ロレックス」ですが、自らの製品を決して「ラグジュアリー」とは表現しません。あくまでも「実用腕時計」であり続けるという信念のもと、今回のように「色」で遊ぶことも楽しむような、剛柔あわせもつウォッチメイキングにまた、人々は強く惹きつけられていくのです。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

問い合わせ先

日本ロレックス

TEL:0120-929-570

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この記事の執筆者
東京都出身。大学在学中から雑誌『JJ』などで執筆活動を開始。女性向け本格時計のムックに携わったことから、機械式時計に開眼。『Precious』などの女性誌において、本格時計の魅力を啓蒙した第一人者として知られる。SIHHとバーゼルワールドの取材歴は、女性ジャーナリストとしては屈指のキャリアの持ち主。好きなもの:海、ハワイ(特にハワイ島)、伊豆(特に下田)、桑田佳佑様、白い花、シャンパン、純米大吟醸酒、炊きたてのご飯、たまご、“芽乃舎”の野菜だし、“エルメス”のバッグと“シャネル”の靴、グレーのパーカー、温泉、スパ、素敵旅館、村上春樹、宇野千代先生、神社、日本の陶器(特に唐津焼)、朝ドラ、ドラミちゃん、長文のインタビュー原稿