インナーマッスルに刺激を与えれば、脂肪を溜めにくくなる
年齢を重ねると、特にウエストまわりの脂肪は落ちにくいもの。その原因のひとつが、体幹の筋力の低下です。特に運動量が減っている自覚ある人こそ、意識的にインナーマッスルを動かすことが必要です。

そこで、エイジングデザイナーの村木宏衣さんが「お腹の『浮き輪肉』解消に効果的」と教えてくれたのが、膝立ちになり、体をゆっくり左右に倒す「体幹トレーニング」。シンプルな動きですが、体幹にある腹斜筋や腹横筋といった深層の筋肉にしっかり働きかけるので、ぷよぷよしたお腹がキュッと引き締まっていきます。
さらに、このトレーニングを続けていけば、普段使われにくい筋肉がしっかり働きはじめ、基礎代謝が上がりやすくなり、脂肪がつきにくくなる効果も。
また、体幹が安定することで骨盤や背骨の位置が整い、猫背や反り腰といった姿勢の崩れも自然に改善されると同時に、下腹部もピタッと引っ込み、ボディラインが美しく変わっていきますよ。
■Step1:膝立ちでまっすぐの姿勢になる
脚は腰幅に開いて膝立ちし、両手のひらを後頭部に置きます。これが基本姿勢です。

反り腰にならないように、まっすぐの姿勢をキープし、股関節の前側をしっかりと伸ばすように意識しましょう。

■Step2:体を真横に倒し、側屈を行う
体を左側の真横に倒し、脇腹が伸びるのを感じましょう。次に右側の真横へと体を倒します。左右を1セットとして10回行いましょう。

【まとめ|下腹の「浮き輪肉」を撃退!【村木宏衣さん指導】膝立ち体幹トレーニング4つのポイント】
1)年齢を重ねると代謝が落ち、ウエストや下腹に脂肪がつく『浮き輪肉』状態になりやすい。
2)痩せにくいと感じているなら、体幹を整えるトレーニングで内側から働きかけることが効果的。
3)ここで紹介する「膝立ち体幹トレーニング」は、腹斜筋や腹横筋などの深層筋を刺激し、脂肪がつきにくい体に。
4)姿勢改善や骨盤の歪みにも効果的だし、短時間でできるので習慣化しやすい。
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以上、「下腹の『浮き輪肉』を撃退!膝立ち体幹トレーニング」を教えていただきました。
アンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。
次回は8月16日の更新です。お楽しみに!


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- PHOTO :
- 松原敬子
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子