パウダーやミスト、ファンデーションなど、化粧直しに使いたいおすすめアイテムから、厚塗りせずに済む大人の化粧直しテクニックをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
【目次】
パウダー・ミスト・ファンデーションなど!化粧直しにおすすめのアイテム
エスティ ローダーの「パウダーファンデーション&ハイライター」

\化粧直しで圧倒的な差をつける、ハイライターを持ち歩く!/
いくらベースメイクがくずれにくくなったといっても、朝から夜までまったく手をかけないでいいというわけではありません。テカりやすいTゾーン、くすみやすい頬、シワにヨレやすい目尻や下まぶた、ほうれい線…、つまり顔のほとんどの部分にリタッチが必要になります。
もちろん今どきのファンデーションは、重ねても昔のようにひび割れしそうなほど、厚塗りの印象にはなりません。とはいえ化粧直しを繰り返した肌は、微妙な違和感がつきまとうものです。外出先に持ち歩くコンパクトは、ほとんどの人がひとつだけ。たったひとつのコンパクトで多くをすまそうとするため、肌色はもちろん顔そのものが、立体感に欠けた人工的な印象になってしまいがちなのです。
『ダブル ウェア』の新ファンデーションは、なめらかでスルスルとのびるパウダーファンデーションと、ラベンダー色のハイライターがひとつのコンパクトに。だから化粧直し用としてもかなり優秀。いつもの感覚でファンデーションを直したら、鼻筋に額に目の下に、ハイライターをつけたパフをスーッと滑らせる。それだけで、立体感と艶感と透明感を、いつでも簡単に演出できます。
いちばんキレイでいたいときに、きちんとキレイでいるために…。わずかな投資と手間を惜しんではいけません。色ムラ、毛穴、くすみなどの欠点を軽やかにカバーして、美しい仕上がりを長時間保つパウダーファンデーション。ほんのりライトなラベンダー色のハイライターは、単色ではもちろんファンデーションと混ぜてもきれい。付属のスポンジは、しっかりつくパウダー用スポンジ面と薄づきのハイライター用パフ面のデュアルタイプです。
化粧直し用にかなり優秀!エスティ ローダーのパウダーファンデーション&ハイライター
イプサの「クリエイティブ オイル(エアリーホワイト)」

皮脂固化パウダー配合したエアリーホワイトは、ふんわりとやわらかな表情に仕立てます。イプサの「リテクスチャリング ファウンデーション」と混ぜたり、下地の後に仕込むことで透明感を格上げします。繊細なゴールドとシルバーパールのブレンドでフォギーな質感に適した輝きをプラス。
さらに、日中Tゾーンや小鼻のテカリの目立つ部分に少量重ねると、さらりとした質感がよみがえります。肌全体を覆ったあとは、不要なオイル成分は揮発しベタつきを残さないので、仕事中のお直しにも活躍します。
ベースメイクに「ちょい足し」するだけ!史上最高の肌へ導く、イプサの「オイルカスタマイズ」
ランコムの「ブラン エクスペール トーンアップ クッションコンパクト」

\ランド自慢のツヤ肌×くすみを飛ばすカラーコントロール機能/
コンパクトを開けると、ローズ色の血色カラーと、明るいトーンアップカラーのふたつのシェードがイン。血色カラーは、内側からにじみ出るような健康的でいきいきとした肌に仕立てます。エステルオイルとグリセリンのふたつの保湿成分を配合することにより、肌にうるおいを与え、つややかな印象に仕上げてくれます。右側のトーンアップカラーは、ポリマーのジェルテクスチャーにより毛穴が目立たなくなり、なめらかで均一な肌にメイクします。白浮きすることなく、タップすることで透き通るような美しい透明感が生まれます。
「ツヤ生肌」と呼ばれるランコム自慢のぷるんとしたフレッシュ感と、サラリとした質感。これを実現するのが、揮発性オイルを配合した水溶性のフォーミュラです。保湿効果に優れツヤ感のある印象ながらも、肌にのせた瞬間に揮発性オイルが蒸発し、薄いヴェールが肌表面を包み込みます。
\ハイライター、プライマーとして活躍/
使い方は簡単です。ファンデーションをつけた後の仕上げやお化粧直しの際、くすみの気になる目の下や、頬骨、Tゾーンにタップします。そのほか、部分的にツヤを見せたい箇所や乾燥の気になる箇所に使用することで、表情の影を一掃してくれます。
プライマーとして使用することも可能です。ファンデーションの前に薄く全体的にタップすることで、肌トーンをアップします。
ランコム「ブラン エクスペール トーンアップ クッションコンパクト」は、疲れもくすみもなかったことにしてくれるクッションタイプのハイライター
シスレーの「インスタント イルミネーター ペン」

シスレーの「インスタント イルミネーター ペン」は、メイクアップ効果とスキンケア効果を兼ね備えた、ハイライターペン。肌の影を明るくし、くすみやクマなどの気になる部分をピンポイントでカバーしながら、使い続けるほどに明るく美しい肌に整えてくれます。
\光を捉え、瞬時に輝く肌に/
光を効果的に吸収&反射する色素「スペキュラー ライト ピグメント」を配合した独自の処方。ダイヤモンドに近い屈折率で、実際に取り込んだ量よりも多くの光を拡散します。さらに、無数の小さな鏡のように光を反射させ、肌をなめらかに見せるとともに、瞬時に美しさを高める光のハレーションをつくり出します。
\エイジングサインを目立たなくし、若々しい表情へ/
色素を肌になじみやすいレシチンでコーティングすることで、肌にピタッと密着し、理想的なカバー力でつけたての仕上がりを長時間キープ。また、ソフトフォーカス効果で、シワや色ムラなど隠したい肌の欠点を目立たなくして、ツヤのある滑らか肌に仕上げます。ロングラスティング処方で、つけたての美しい仕上がりが長時間持続。
\4つの美容成分でスキンケア/
肌の輝きを高める「アサイーエキス」、毛穴の目立ちを抑えなめらかな肌質に整える「ゴールデンアップルエキス」、3Dメッシュフィルム効果で、瞬時に肌を引き締めリフトアップさせ、小ジワを目立たなくする「オートムギシードエキス」、保湿&柔軟効果があり心地よい肌状態に整える「ホワイトリリーエキス」。この4つの美容成分をブレンドすることで、使い続けるほどに、明るく輝く美しい肌印象へ導きます。
■効果的な使用方法は?
ツイストして、クッションスポンジにテクスチャーを含ませ、ポンポンとタッピングしながら、明るくしたい部分に塗布。指でなじませて仕上げます。ベタつかずとてもなめらかなテクスチャーなので、単独でも、ファンデーションの前や後に…、使い方は自在です。何度重ねづけしても厚ぼったくならないので、メイク直しにも最適!

■疲労サインをオフしたい場合は
メイク直しで使っても、厚ぼったくならず第二の素肌のようにフィットします。額の中央や眉間、目頭のコーナー部分、目尻、ほうれい線にオン。光を味方につけて、疲労サインをカバーしましょう。

■アイゾーンを明るく見せたい場合
上下眉のアーチ、目頭のコーナー部分、目尻にのせることで、明るく艶やかな目元に。目元が明るくなることで、表情もパッと華やぎます。

眉間、上下眉のアーチ、鼻筋、頬骨の高い位置、あご、唇の輪郭にのせて、表情にメリハリを加味。ファンデーションの前に使うといきいきとした印象に、後に使うと影のない明るい肌に仕上がります。
美人度がアップするシスレーのコンシーラー「インスタント イルミネーター ペン」とリップ「フィト ルージュ」
RMKの「グローミスト」

配合成分には、厳選された植物性保湿エキスがたっぷり。セイヨウナシ果汁発酵エキスやセージ葉エキス、アンズ果汁、ラズベリーエキスなどの美容成分が、角質層のすみずみにまで浸透し、潤いの膜をキープします。透明感のある活き活きとした肌に整えてくれます。
肌に潤いを与えるだけでなく、メイク仕立てのような肌をキープしてくれる機能も。メイクの仕上げにひと吹きすることで、肌の上に透明ヴェールを形成して化粧崩れを防いでくれます。また、ツヤを出したい頬骨の周りやデコルテなどにスプレーを重ねることで、輝くようなグロー肌に仕上がります。
50mlというサイズ感とシンプルなボトルは、携帯しやすく旅行先や出張でも活躍。メイク直しはもちろん、心地よい香りで仕事中のリフレッシュにも最適です。今年の夏は、「乾燥に悩む前に、潤いチャージ」が、賢い選択です。
美しいツヤ肌をキープ!マルチな化粧水「RMK グローミスト」が新登場
シャネルの「サブリマージュ ラ ブリューム」

旅行先や飛行機の中でもいつでもどこでもシュッとひと吹きできるミストタイプの美容液が、シャネルで人気のアンチエイジングライン「サブリマージュ」より登場。素肌にもメイクの上からでも使用できるので、メイク直しはもちろん、仕事中のリフレッシュにも。いつでもどこでも好きなときに使えるスキンケアアイテムです。
サブリマージュ ラ ブリュームはどんなときも、肌を守りながらなめらかに整えてくれる美容液。そのフォーミュラの核として、特筆すべきは3つの有用成分。
マダガスカル島で栽培されるヴァニラ プラニフォリアから得られる濃縮ウォーターは抗酸化作用にすぐれ、素晴らしい保護効果を発揮。乾燥に長時間晒されるフライトや、旅先でも肌の生活リズムへの適応力を取り戻します。さらに、高い生命力を宿すネムノキエキスがクマやむくみ、くすみといった疲れの兆しを一掃、3つのヒアルロン酸のコンプレックスが、ふっくらとした弾力とみずみずしさを瞬時にもたらし、気になる小じわもなめらかに整えます。
シャネルのミストタイプのアンチエイジング美容液は旅先や飛行機内で超便利
乾燥が気になるときに!化粧直しにおすすめの保湿アイテム
イプサの「クリエイティブ オイル(シアーゴールド)」

\乾燥しやすい肌に輝きを添えるゴールドパールブレンドを配合した、シアーゴールド/
エモリエントオイルがカサつきを防ぎ、ツヤ肌に適した輝きを添える大小のゴールドパールとともにシアーなツヤ肌を演出します。コンパクトなパッケージとベタつきのない軽い仕上がりは、持ち歩きにも便利です。日中のお化粧直しや乾燥が気になるときに、目もとや口もと部分に少量プラスするとツヤ感がよみがえります。
ベースメイクに「ちょい足し」するだけ!史上最高の肌へ導く、イプサの「オイルカスタマイズ」
大人の簡単化粧直しテクニック
まずはどの色が足りないかチェックすることから

大人のメイクの基本は「清潔感をつくる」こと。ハリ、ツヤ感が失われていく大人の肌は「清潔感」を出すのが意外に難しく、それを上手く引き出してくれるのが「白・黒・赤」を使ったメイクなのだそう。具体的には、白は明るい肌色、黒は瞳まわり、赤はリップやチークなどの血色。この3つを意識するだけで顔にメリハリがついて清潔感が一気にアップします。
「大人の肌にはメイク直しはとても重要で、まずはどの色が足りないか自分の顔をチェックします。黒が足りなければマスカラかアイライン、赤ならチーク、白ならハイライト。その程度でも、白・黒・赤のコントラストをちょっとつけるだけでツヤが増します」(メイクアップアーティスト・山本浩未さん)
ただし「白・黒・赤」の効きすぎには要注意。たとえばアイシャドウは今の時代、つけすぎると古臭くなってしまうのだとか。大人は「やりすぎ」も「やらなさすぎ」もNGなのです。
朝のフレッシュな肌感がよみがえる3ステップ

ベースメークを重ねるほどに目立ちやすくなるのが、たるみ毛穴と大ジワ、小ジワ。化粧直しでは粉の重ねづけを極力避けるのが鉄則。毛穴肌のための化粧直し3ステップはずばり、タッチアップ→ブラシ→指マスク!
■ステップ1:ゆるめのリキッドコンシーラーでタッチアップ
浮いた油分を油とり紙などで押さえたら、筆ペンタイプのコンシーラーをシワが流れている方向に沿って少量つけます。シワが目立つ部分は特に、量は少なめ、がポイント。
■ステップ2:ボリューミーな筆をシワに直角に動かす
毛量の多いブラシを毛穴やシワの方向に沿って軽くなぜたら、次は直角を意識してジグザグに動かします。のばす、というより毛穴やシワの溝にたまった粉を筆でかき出すイメージです。
■ステップ3:最後は体温を使って静かになじませて定着を
ほうれい線などの太いシワや、特に気になりやすい毛穴地帯は、直したあとじっくりと仕上がりをチェック。次に、指先を当てて5つ数えます。見えにくい塗りムラが体温でなじんでするりとした仕上がりに。
もう毛穴が気にならない!専用下地3選&たるみ毛穴顔の化粧直し3ステップ
90秒でよみがえる目元簡単お直し術
■ステップ1:スポンジでしわやキメにたまった油分と粉をふき取る

目元肌のメイク直しのポイントは、夜が近づくにつれ目立ってきたしわの存在感を消すこと。そのためには、しわやキメの縁と溝の奥に不自然にたまったベースメイクの油分・粉の攻略が効果的です。
まずは、肌を素に近い状態に戻しましょう。ファンデーション用のスポンジを用意し、粉類がついていない面をしわに当て、軽く押さえて油分を吸わせます。次に、しわに沿ってスポンジを軽く滑らせ、溝の奥に筋状にたまった粉類を拭います。これだけで、クレンジグをしたかのような素に近い肌に戻せます。
■ステップ2:ペンタイプの「ゆるコンシーラー」をしわに沿ってつける

素の肌に戻したら、しわやキメをなぞるようにコンシーラーをつけ、指先で軽くたたくようにのばします。華やかな会食なら「アルビオン」のような明らかなパール感のあるものを、華やかすぎないほうが好ましい場合は「シスレー」のような程よい光沢があるものがベター。
食事中は化粧直しができないことを前提に、待ち合わせ前に目の下と目尻はすべてやり直すつもりでリタッチしましょう。このとき、白熱灯ではなく細かい部分もきちんと見える蛍光灯の下で直すのが理想です。

【左】シスレー「フィト サーンズ エクラ 1」は、ゆるコンシーラー効果があるアイクリーム。目尻よりも目の下の色ムラとキメの乱れが気になる人にオススメです。
【右】アルビオン「エクシア AL ライティング コンシーラー 00」は、ふわりときらめくパール感が絶妙。くすみを払い目元肌を華やかに演出してくれます。
番外編:時間があれば下地のリタッチで、キメととしわを瞬時に消し去る!

時間に余裕があれば、ぜひとも下地からやり直したいところ。下地を省いた場合と比べ、透明感とツヤは5割増し、キメやしわの存在感は3割レスのイメージで、化粧もちも格段にのばせます。
肌に残った油分と粉をふき取るステップ1のあと、美容液をつける感覚で、しわやキメが目立つ部分に少量をなじませます。下地類はつけすぎると化粧くずれが早まるので、ミニマルな量を指の腹で押さえるように、がポイント。雑につけるとコンシーラーがムラになったりと、逆効果になってしまうこともあるので要注意です。

イヴ・サンローラン・ボーテ「ラディアント タッチ ブラープライマー」は、サッと塗るだけで毛穴としわを消し去ってくれるメイクアップベース。サラサラ&しっとりのテクスチャーのジェルで、どんな肌質でもうるりとツヤめく透明感のある肌に仕上げます。メイクもちも格段にアップする、40代からの新定番!
わずか90秒で目元がよみがえる!アイメイクの即効・簡単お直し術2ステップ
コンシーラーとパウダーで美肌を復活させる3ステップ
■1:メイク崩れした部分にコンシーラーをのせる

皮脂浮きしやすい小鼻、涙目の影響を受ける目尻が、特にメイク崩れしやすい部分です。ここにチョンチョンとコンシーラーをのせていきます。
■2:スポンジでトントンとたたき込み、なじませる

強い力でぐいぐいとこすると、せっかくのコンシーラーがはがれ落ちてしまいます。皮脂や油分を吸着させる程度の、軽いタッチでなじませます。
■3:Tゾーンと小鼻にフェースパウダーを重ねる

たいていの人は、夕方にもなればTゾーンと小鼻がテカっているもの。ティッシュで皮脂を押さえたあとに、フェイスパウダーをサッとのせると美肌印象が復活します。
毛穴をなかったことにする化粧直しのポイント
■1:スプレー化粧水を携帯し、とにかく乾かさないこと!

毛穴肌が乾くと、ひとつひとつの毛穴のフチにファンデーションがたまり、縁どったかのような微妙な状態に。常に肌を潤わせておくためには、こまめな水分補給が必須です。保湿成分がたっぷりと含まれたミストタイプの化粧水を常備して、肌を乾かさないように心がけましょう。
■2:安易にファンデーションを重ねず、目立ちだしたらBBをなじませて

毛穴が目立ちだした部分にファンデーションを重ねると、より毛穴の存在感が増す悪循環にはまるリスクが。そこで使いたいのは、ゆるめテクスチャーのBBクリームです。ほんの少しを指先で押さえるようにつけることで、毛穴にたまったファンデーションが溶けるようになじみ、美しい肌が復活します!
■3:テカリだしてしまったら、ブラシでお粉を薄く均一に

テカリは、本格的にくずれだす直前にあるというサイン。テカりだす予感がしたら、プレストパウダーで押さえましょう。使うのはムラづきしがちなパフではなく、ひたすらに薄く均一につくブラシを。本格的にテカってしまったら、お粉の前に、スポンジで皮脂をとり去ると美しく仕上がります。
■4:皮脂はこまめにスポンジで押さえる

汗をかいたと思ったら、わずかでも皮脂が出ているはず。メイクに影響を及ぼす前に、こまめにスポンジでとり去りましょう。メイク用のスポンジには、必要な皮脂までとりすぎず、浮いたメイクを再び落ち着かせる効果もあるのです。擦るのではなく、押さえるようにとり去るのがポイントです。
※商品の価格はすべて税抜です。
- TEXT :
- Precious.jp編集部