膝下には、前側に「前脛骨筋(ぜんけいこつきん)」後ろ側に「腓腹筋(ひふくきん)」「ヒラメ筋」があり、これらの筋肉の使い方が偏ると、疲労がたまりやすい。そして硬化して衰えた筋肉はポンプ機能がうまく働かず、水分がたまり、むくみを引き起こします。

そこで、注目したのがふくらはぎにある「腓腹筋(ひふくきん)」と「ヒラメ筋」の2つの筋肉を念入りにほぐすこと。滞った血行とリンパの流れを促進し、軽〜い力でむくみを解消することができます。

また、ふくらはぎだけでなく、リンパ節がある膝裏の詰まりも解消しておくこともポイントです。放置しておくと悪化するいっぽうなので、このメソッドを覚えてこまめにケアしましょう。

 
村木宏衣さん
アンチエイジングデザイナー
(むらきひろい)大手ステティックサロン、整体院、美容医療クリニックでの勤務経験を経て、小顔、リフトアップ、むくみ、ボディメイキングなど女性の悩みに対して、独自の「村木式 整筋」美容メソッドを確立。現在は「クリニックF」内「Amazing♡ beauty」を開設。著書に『一生劣化せず今すぐ若返る 整筋・顔体大全』(日経BP社)など多数あり。Instagram
体験者:武田宏美さん
読者モデル(38歳・音楽配信サービス会社勤務)
(「ふくらはぎのむくみは、さするだけではなかなか解消できなかったけれど、凝り固まった筋肉をしっかりとほぐすとかなりすっきりすることを実感。入浴中にやるとさらに効果がアップしそうですね」

ふくらはぎのむくみをスッキリさせる、筋肉ほぐしメソッド

■Step1:ふくらはぎの硬くなっているところを探す

両手でふくらはぎをしっかりと捉えて、凝って筋肉が硬くなっているところを探します。硬くなっているのは、老廃物が滞っている証拠。硬いというのがわかりづらい人は、押すとイタ気持ちいいと感じるところを捉えましょう。

手の形は両手の指4本をそろえ、筋肉に食い込ませるように行って。

マッサージするときの手の形
爪を食い込ませると肌を傷めるので、指の腹を使いましょう。
ふくらはぎを揉んでいる様子
むくみがひどい人は、4本の指で捉えて左右に揺らしてみるのもいいでしょう。より筋肉がほぐれやすくなります。

■Step2:つま先を上げ下げして深い部分をほぐす

ふくらはぎを手でしっかりと捉えたまま、つま先を上げ下げしましょう。これを20回。こうすると、力を使わずにして、ふくらはぎの筋肉の深い部分をしっかりとほぐすことができます。

かかとを床につけて、安定した状態で行うのがポイント。

■Step3:膝裏を4本の指でとらえ、プッシュする

膝を立てて、膝の裏側の硬いところ=リンパ節の詰まりを、4本の指でとらえてプッシュしほぐします。ここが詰まっていると老廃物が流れず、せっかく解消してもすぐにむくんでしまうので、忘れずに行って。

膝裏を両手でプッシュしている
膝裏を両手で捉えたまま、Step2のようにかかとは床につけ、つま先の上げ下げをするとより深く圧をかけることができます。

【まとめ|ふくらはぎのむくみをスッキリさせる、筋肉ほぐしメソッド4か条】
1.ふくらはぎには複数の筋肉があり、使い方が偏ると、太くなったり疲労がたまりやすくなる。
2. 硬化して衰えた筋肉はポンプ機能がうまく働かない。水分がたまり、むくみを引き起こす。
3.ふくらはぎにある「腓腹筋」と「ヒラメ筋」を念入りにほぐすことで滞った血行とリンパの流れを改善。
4.ふくらはぎだけでなく、リンパ節がある膝裏の詰まりも解消しておくことも重要。

以上、ふくらはぎのむくみをスッキリさせる、筋肉ほぐしメソッドを教えていただきました。

セルフケアは続けることが大事。「誰でも簡単に効果テキメン」のアンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。

次回は9月7日の更新です。お楽しみに!

この記事の執筆者
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PHOTO :
松原敬子
EDIT&WRITING :
荒川千佳子