【目次】
【基本】お団子ヘアのつくり方
驚くほど簡単! 横顔も美しい、程よくラフなお団子ヘア


STEP.1:スタイリング剤を髪全体になじませる

STEP.2:お団子をつくる


STEP.3:後頭部の毛束をランダムに引き出す

STEP.4:残しておいた毛先をお団子に巻きつける

STEP.5: 巻きつけた毛先をゴムの中に入れ込む

STEP.6:耳元の毛束をゆるめる

STEP.7:こめかみの後れ毛を引き出してスタイリング剤をなじませる

後頭部の毛束をゆるめるとクセやうねり、髪表面のホワつきが目立ちにくくなるので、しっかりとゆるめましょう。ゴムはシリコンゴムではなく、太く大きいヘアゴムを使用すると仕上がりが安定します。お団子をつくるときに、毛先をあえて逃すとこなれ感がさらにアップ。無造作に仕上げることで、大人らしい涼しい印象になれます。

【美容師直伝】驚くほど簡単にできる、梅雨時期に重宝する「シニヨン」
「ゴム」だけでつくるお団子ヘア
【1】簡単にゴムひとつでできるお団子

【簡単お団子のつくり方】
STEP.1:髪全体をうしろで低い位置にまとめる。
STEP.2:集めた髪をクルクルとひねりながら、根元に巻き付けてお団子をつくる。
STEP.3:巻き付けた毛先を根元にあて、ゴムで結ぶ。
STEP.4:結んだあとは、後頭部、両サイドの髪を少量ずつ引き出し、立体感とニュアンスをプラス。
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1分以内にできるアレンジなので、ブローする時間がないときにもササっとできて便利。お団子をつくったあとの毛束のニュアンス付けが、おしゃれに見せるポイント。太いカチューシャやターバンは、おしゃれワザになるだけでなく根元が伸びてしまって気になるプリン状態や白髪をカバーする効果も。
美容室に行けなくてもOK! ゴムひとつでできる「簡単シニヨン」のつくり方
【2】ピンを使わない大人のお団子スタイル


STEP.1:カールアイロンで前髪の中間あたりを外巻きにする

STEP.2:サイドから後頭部にかけて髪の毛先を内巻きにする

STEP.3:髪の中間から毛先にかけてヘアクリームをなじませる

STEP.4:耳たぶあたりにゴムがくるようにひとつに束ねる

STEP.5:毛束で輪っかをつくり、その毛先をゴムに通す

STEP.6:ゴムで束ねた毛先が下になるように、束ねた部分の向きを調整する

STEP.7:毛先を2等分にする

STEP.8:2つに分けた毛束を交差させる

STEP.9:交差した毛先を留めるようにゴムで巻く

STEP.10:デフトバンの中央の穴にお団子を通す

STEP.11:デフトバンで結び目を交差させて、布の形を整える

「ヘアアクセ次第でカジュアルにもフォーマルにも。ご自身でアレンジをすると、どこにピンを留めればいいのか分からない…というお声をよく耳にします。ゴムを使えば束ねたい部分、まとめたい髪を狙って留められるので便利です」(HONEY Shibuya スタイリスト 小室 里奈さん)。

40代に似合う【大人のシニヨンスタイル】ピンを使わない&野暮ったくならないアレンジをご紹介!
「ゴム」&「ピン」でつくるお団子ヘア
【1】ゴムとスクリューピンだけでつくる簡単お団子ヘア

【簡単お団子のつくり方】
STEP.1:髪全体をうしろでひとつに集める。
STEP.2:集めた髪の耳下から襟足までの髪を取り分ける。
STEP.3:耳の上の髪は上の髪にまとめる。
STEP.4:上の髪の毛先は挟んだままゴムで結ぶ。
STEP.5:次に、下におろした髪をひとつにまとめ、上のまとめたゴムの根元に巻き付ける。
STEP.6:巻き付けた髪の毛先をスクリューピンで毛先を巻き込みながら、ゴムに目がけてクルクル回しながら留める。
STEP.7:後頭部、サイドの髪表面の毛束を少しずつ引き出す。斜めうしろ、横から見ても丸みを帯びた後頭部になるように整える。
STEP.8:仕上がったら、耳上の髪をすこ少し引き出して、耳の上部分にかぶせて完成。
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毛束を巻き付けることによってゴムを隠しつつ、パールのスクリューピンで毛先を留めることで、簡単なのに本格的なアレンジヘアに見える、とっておきのテクニック。 髪表面の毛束を引き出したり、耳上の髪をピタッとせずに耳に少しかぶせることで、お団子ヘアもこなれた印象に。
劇的にこなれた印象になる! ゴムとスクリューピンだけでつくる「簡単シニヨンヘア」
【2】ゴムとピンを使った簡単こなれスタイル


STEP.1:髪全体にヘアクリームをなじませる

STEP.2:後頭部の毛束を左右ふたつに分け取る

STEP.3:左右ふたつに分けた毛束をそれぞれねじってゴムでまとめる

STEP.4:片方ずつ耳のうしろでねじってまとめ、ピンで留める

STEP.5:最後に後頭部の髪をつまんで引き出し、バランスを整えたら完成

アレンジの前に、トップの分け目をつけないようにドライヤーで根本を立ち上げましょう。この一手間が若々しい印象をつくります。クセがなく、ペタンとした髪質の方は、コテで軽く巻いておくと一気にこなれた印象へ。ぜひ試してみてください。

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「応用編」お団子ヘアアレンジ
【1】いつものまとめ髪を洗練されたウェットヘアに

STEP.1:いつものまとめ髪をつくる

STEP.2:まとめた髪にオイルをつける

STEP.3:マスカラで後れ毛に濡れ感を

根元から毛束感を出すのに活躍するのが、アホ毛用のヘアマスカラ。マスカラのコンパクトなブラシが後れ毛の根元にフィットし、ペッタリさせることなく、絶妙な毛束感を演出することができるのです。
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【2】ゴムだけでつくるハーフアップ風お団子ヘア


STEP.1:襟足で髪をひとつ結びに

STEP.2:後頭部の毛束をゆるめる

STEP.3:結んだ毛束の一部をねじる

STEP.4:ねじった毛束をゴムに通す

STEP.5:団子を指で崩す

下準備として、髪を巻いておくとよりニュアンスのある雰囲気に仕上がります。巻かなくても、アレンジ前にシュシュなどでお団子を作り、髪に動きをつける方法も手間がかからないのでおすすめです。

- TEXT :
- Precious.jp編集部