のびやかに声を響かせて説得力のあるプレゼンを。「表参道カレッジのボイス&フェイスワークショップ」を訪問!
東京都心の青山一丁目駅から徒歩3分。とあるビルの明るいセミナールームで、人前で話すときに重要な「伝達力」を磨く講座に出席。今回は声と顔の表情を磨きます。
講師はフリーアナウンサーで声&表情トレーナーの菅家ゆかりさん。ビジネスの重要シーンでは、まずは自分の体のコンディションを把握しましょうとのアドバイス。緊張で思わぬ場所に力が入ると、表情は強張り、声は響かず、内容が伝わりにくくなってしまうそう。
なるほど、と感心しながら、姿勢と顔の筋肉をチェック。顔には表情に関係する筋肉が30以上あり、特に口の周囲にはその7割が集まるとのことで、入念にエクササイズ。
次に、よい声を出す準備として、あくびを3回。コツは口を縦に上品に開けること。すると、のどの奥が開きます。リラックスした状態で腹式呼吸から声帯で発した声を共鳴させると、自然とのびやかな声が出ることにびっくり!
少し慣れたところで、「あ」の音を遠くに伝える練習をします。文字の「あ」を同じサイズのまま、相手のところまで連続させるイメージで。菅家さんによると、落ち着いた声は、相手に届きやすく、信頼に結びつくのだとか。大事なプレゼンや講演の前にエクササイズをしておくと、自信をもって臨めそうです。
※本記事は2019年10月7日時点での情報です。
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- WRITING :
- 三村路子
- EDIT :
- 剣持亜弥・宮田典子(HATSU)、喜多容子(Precious)
- イラスト :
- 丸山誠司