まず、知っておきたいのが骨は筋肉にくっついているということ。筋肉が硬く収縮してしまうと、それに引っ張られて骨格が歪んでしまいます。これによって猫背や巻き肩になる、余計なところに脂肪がつきやすくなるなど、オバさん化を引き起こしてしまいます…。
さらに呼吸も浅くなり、自律神経のバランスが乱れる、内臓機能が低下するなど、体調やメンタルにも影響をおよぼすことも。だから骨格の歪みをリセットすることはとても大切なこと。
そこでおすすめなのが体を左右に倒す「側屈」。とても簡単ではありますが、運動不足の人は特に背中とお尻の筋肉が弱く、後ろに引っ張られがちなので、前かがみになるように意識するのがコツ。骨盤と肋骨のねじれを解消できるし、縮こまっていたわき腹の筋肉がしっかりと伸びて正しく使えるようになるので、ウエストがスッキリ細くなる効果もありますよ。
体の歪みを正してオバ見えを解消する「側屈」メソッド
■Step1:両手をまっすぐ上げてから左に倒す
足は腰幅より少し広めに開いて立ち、バンザイをするように、両手を上げたまま左真横に倒す。このとき、後ろに反ってしまいがちなので、前かがみを意識しましょう。
■Step2:左手を下げてさらに深く倒す
左手を太ももの脇まで下げて、さらに深く、行けるところまで倒すことで、わき腹にある内腹斜筋、腰方形筋がしっかりと伸びて、骨盤などの骨格の歪みの解消につながります。これを右側も同様に行い、往復しながら20セット行いましょう。
【まとめ|体の歪みを正してオバ見えを解消する「側屈」メソッド4か条】
1.生活習慣によりいつの間にか骨格のバランスがくずれ、姿勢が悪化してオバ見え状態に。
2.骨は筋肉についているので、硬く縮んだ筋肉を柔軟にして正しい位置の戻すのが先決。
3.背中やウエスト周り、骨盤の歪みを正すのは「側屈」が効果的。
4.背面の筋肉が弱っている運動不足の大人は、前かがみになる気持ちで行うと真横に倒せる。
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以上、体の歪みを正してオバ見えを解消する「側屈」メソッドを教えていただきました。
セルフケアは続けることが大事。「誰でも簡単に効果テキメン」のアンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。
次回は12月14日の更新です。お楽しみに!
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- 松原敬子
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子