【目次】

「基本」の巻き方【2選】


【1】やわらかな内巻きアレンジ

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

■アレンジ方法

「毛先を1カールするときに巻き込みすぎるとウェーブがかかりすぎて古臭い印象になってしまいます。ふんわりとした印象に仕上げるためにも毛先は1カールを意識して」(Ramie GINZA デザイナー 新谷千絢さん)。

ヘアアレンジ前
ヘアアレンジ前
STEP1:毛先をすべて内側に1カール
アイロンは26mmを使用。すべての毛先をワンカールに。毛束を多めにざっくりととりましょう。
 

アイロンは26mmを使用。すべての毛先を1カールに。毛束を多めにざっくりと取る。

STEP2:前髪の中間から毛先へコテを滑らせるように巻く
前髪は毛束の中間から毛先に向けて内巻きに。コテを毛先に滑らせるようなイメージで通す。
 

前髪は毛束の中間から毛先に向けて内巻きに。コテを毛先に滑らせるようなイメージで通す。

STEP3:頭頂部も毛束の中間から毛先にかけて滑らせるように巻く
頭頂部の毛束をざっくりと取って中間に巻きつけたら、毛先に向かってコテを滑らせるように通す。上に向けてコテを抜くようなイメージで。
 

頭頂部の毛束をざっくりと取って中間に巻きつけたら、毛先に向かってコテを滑らせるように通す。上に向けてコテを抜くようなイメージで。

〈まとめ!アレンジのポイント〉

  1. 毛先はすべて1カール!内巻きが基本
  2. 前髪と頭頂部は熱を通すイメージでコテを滑らせて
  3. オイルをなじませておくと、まとまりとツヤ感がアップ

「前髪と頭頂部を巻くときは、毛束の中間から毛先に向けてコテを滑らせるように巻きましょう。毛先はすべて内巻きに。外ハネにすると顎先がシャープになってしまうので注意してください。広がりやパサつきが気になる方は、巻く前にオイルをなじませるといいですよ。束感がしっかりと出るオイルを選んで」(新谷さん)。

人気のワンレンボブで脱・老け見え! 「貧相なおばさん」にならない内巻きのやり方4ステップ

【2】内巻き+S字巻きでふんわりアレンジ

完成

完成

サイド

サイド

バック

バック

■アレンジ方法

もともとのクセやうねり生かすように、カールアイロンで毛先の動きをつくります。仕上げに頭頂部の毛束を持ち上げて根元にドライヤーをあて、立ち上がりをつくるのがポイント。「頭頂部が根元から立ち上がるので、トップがペタッとなりやすい方、分け目の白髪が目立つ方は、この方法をぜひ試してください!」(FIX-UP銀座店 スタイリスト 幡矢智之さん)。

ヘアアレンジ前

ヘアアレンジ前
STEP1:毛先を1カール内巻きにする

サイドから後頭部にかけて、カールアイロンで毛先を1カール内巻きにする。

 

サイドから後頭部にかけて、カールアイロンで毛先を1カール内巻きにする。

STEP2:毛束の中間あたりにカールアイロンを2秒間やさしく乗せてS字カールをつくる

毛束の先端を持ちながら、アイロンを中間あたりに軽く乗せる。

 

毛束の先端を持ちながら、アイロンを中間あたりに軽く乗せる。

STEP3:頭頂部の毛束を持ち上げ根元にドライヤーをあてる

毛束の根元の前後左右まんべんなく、ドライヤーの風をあてること。

 

毛束の根元の前後左右まんべんなく、ドライヤーの風をあてること。

〈まとめ!アレンジのポイント〉

  1. 毛先は内巻き、中間はS字に巻いてクセやうねりを生かす
  2. 頭頂部全体の根元を立ち上げ、ボリュームをプラス
  3. ストレートパーマは部分ごとにかけてダメージを防ぐ

「クセやうねりを無理にのばそうとすると、それだけで髪への負担がかかります。特に春から夏にかけて紫外線ダメージが激しくなるので、なるべく髪に負担をかけないようにしたいですね。UVカットスプレーなどで紫外線対策をしておくと、エイジング毛もカラーの退色も防げます」(幡矢さん)。

クセやうねりは活かすのが正解!毛先に「動き」をつくった大人のボブスタイル

ボブ【12選】


【1】軽やかさが今っぽいナチュラルアレンジ

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

■アレンジ方法

「このスタイルは、スタイリングの順番が大事。毛先を内巻きにしてからハチ上の毛束の中間を巻かないと、このニュアンスになりません。手順を守ることで、ふんわり、ラフに仕上がります」(RamieGINZA店 マネージャー 加藤貴大さん)。

ヘアアレンジ前
ヘアアレンジ前
STEP1:前髪をブラシでブロー
根元からブラシに巻きつけてドライヤーを当てる。根元が立ち上がればOK。
 

根元からブラシに巻きつけてドライヤーを当てる。根元が立ち上がればOK。

STEP2:毛先をすべて内巻きにする
コテは26ミリを使用。毛先をすべて内巻きにしておく。
 

コテは26mmを使用。毛先をすべて内巻きにしておく。

STEP3:ハチ上の髪を太めに取って縦巻きにする
毛束の中間だけを巻く。全方位巻くことで髪の表面に動きが出る。
 

毛束の中間だけを巻く。全方位巻くことで髪の表面に動きが出る。

〈まとめ!アレンジのポイント〉

  1. 前髪の根元を立たせるように根元から巻き込む
  2. 毛先はすべて内巻きにしておく
  3. ハチ上の中間だけをランダムに巻く!

「仕上げにスタイリング剤をつけるとツヤが出るのでおすすめです。ワックスやシアバターだと根元が潰れてしまうので、軽いテクスチャーでキープ力のあるセラムなどを使うといいですよ」(加藤さん)。

普通のボブは卒業!40代からは、ラフでナチュラルな今っぽ「透け感ボブ」

【2】ワンレンボブの自然なふんわりアレンジ

完成

完成

サイド

サイド

バック

バック

■アレンジ方法

「40代50代になると髪にハリコシがなくなりトップがぺったりしがちなので、ふんわり立ち上げるひと手間が必要不可欠です。まずはトップの髪を持ち上げるようにアイロンを通し、ダッカールというピンで留めて立ち上がりをつくり、ソフトハード系スプレーでホールド。サイドは自然に巻いてふんわり立体感のあるスタイルに」(Sui OMOTESANDO 副店長・中西雄二さん)。

ヘアアレンジ前

ヘアアレンジ前
STEP1:トップの髪は根元から持ち上げるようにアイロンを通す

ぺったりしがちなトップの髪は分け目をまたぐように毛束をとり、根元から真上に持ち上げるようにカールアイロンをスーッと通します。2~3回熱を加えると、トップに自然なふんわり感が。

 

ぺったりしがちなトップの髪は分け目をまたぐように毛束をとり、根元から真上に持ち上げるようにカールアイロンをスーッと通します。2~3回熱を加えると、トップに自然なふんわり感が。

STEP2:サイドは内巻きに1カール

サイドの髪はカールアイロンで内巻きに。38mmくらいのやや太めのカールアイロンでラフに巻くのがおすすめ。細めのアイロンしか持っていない場合は、毛束を多めにとってゆるく巻けばOK。

 

サイドの髪はカールアイロンで内巻きに。38mmくらいのやや太めのカールアイロンでラフに巻くのがおすすめ。細めのアイロンしか持っていない場合は、毛束を多めにとってゆるく巻けばOK。

STEP3:分け目をまたぐようにダッカールで留め、ソフトハード系スプレーでキープ

くちばしのような形のピン”ダッカール”をトップの分け目をまたぐようにして差し込み、毛の根元を立ち上げた状態でソフトハード系スプレーを吹きかけて毛流れをキープ。

 

くちばしのような形のピン”ダッカール”をトップの分け目をまたぐようにして差し込み、毛の根元を立ち上げた状態でソフトハード系スプレーを吹きかけて毛流れをキープ。

〈まとめ!アレンジのポイント〉

  1. ボブは内側をそぎすぎず、まとまりのよさ&ツヤ感をキープ
  2. 表面のみに極細ハイライトを入れ、視覚的にもふんわりと立体感をアップさせる
  3. アイロン、ピン止め、スプレーの3段階でトップの立ち上がりをつくる

「トップ部分には固まりすぎずに程よくホールド感のあるソフトハード系スプレーを、サイドには毛先を中心にオイルをなじませてしっとりとしたツヤ感を出して」(中西さん)。

40代に似合う【ハイライトで自然な立体感際立つワンレンボブ】ふんわりまとまってさりげなくおしゃれ!

【3】毛束をつくってまとまりを生み出す韓流系アレンジ

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

■アレンジ方法

「前髪とトップをつなげるように、前髪の根元を立ち上げるようにカーラーで巻きます。顔まわりだけレイヤーを入れているので、ワンレングスがベースでも動きが出て、スタイルに華やかさが生まれます」(Sui Nara ヘアデザイナー 冬木慎一さん)。

ヘアアレンジ前
ヘアアレンジ前
STEP1:前髪の根元を立ち上げるようにカーラーで巻く
直径3~4㎝のカーラーで分け目をまたぐようにしてリバース巻きにする。
 

直径3~4㎝のカーラーで分け目をまたぐようにしてリバース巻きにする。

STEP2:カールアイロンで顔まわりの髪を毛先だけ内巻きにする
前髪のカーラーはそのままで、ほぼ毛先だけ内巻きにする。
 

前髪のカーラーはそのままで、ほぼ毛先だけ内巻きにする。

STEP3:ところどころひとつまみずつ毛先を外巻きに
バランスを見ながらひとつまみずつ毛先を外巻きにする。
 

バランスを見ながらひとつまみずつ毛先を外巻きにする。

STEP4:手のひらに広げたワックスを毛先から揉み込むようになじませる
毛束感を出すように髪全体を揉み込むようにしてワックスをなじませる。
 

毛束感を出すように髪全体を揉み込むようにしてワックスをなじませる。

STEP5:ひとつまみずつ毛束をつまんでワックスをなじませる
手に残ったワックスで十分。バランスを見ながらところどころ毛束感をつくるイメージで。
 

手に残ったワックスで十分。バランスを見ながらところどころ毛束感をつくるイメージで。

〈まとめ!アレンジのポイント〉

  1. 前髪を根元から立たせてトップのふんわり感をつくる
  2. 毛束感をつくってまとまりのあるスタイルを演出する
  3. 前髪は薄くし過ぎない

「薄い前髪にするなど流行を追いすぎると『若づくり』な印象になってしまうので、大人はほどほどで。毛束感と毛流れを出すだけで、今風の韓流系スタイルになります」(冬木さん)。

ボリュームもツヤも出にくい大人髪は、今注目の韓流系ボブで解決!

【4】丸い輪郭をカバーできる輪郭矯正アレンジ

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

■:アレンジ方法

「毛先を内巻きにする時は、毛束を細かく取るのではなく、多めに取るのがコツ。まとまりのある束感をつくることで、ツヤのある印象に仕上がります」(ABBEY 店長 菊地佑太さん)。

ヘアアレンジ前
ヘアアレンジ前
STEP1:毛先をすべて内巻きにする
コテは32mmを使用。毛束をまとめてワンカールする。
コテは32mmを使用。毛束をまとめて1カールする。
STEP2:ワックスを揉み込む
パールひと粒代のワックスを手のひらになじませたら、握るように中間から毛先に揉み込む。
パールひと粒代のワックスを手のひらになじませたら、握るように中間から毛先に揉み込む。

〈まとめ!アレンジのポイント〉

  1. 毛先はすべて内巻きにする
  2. 内巻きにする時はある程度まとまった毛束を1カール
  3. ワックスは中間から毛先を握るように揉み込む

「握るように揉み込むことで表面や毛先に動きが出ます。ツヤの出るスタイリング剤を使うとよりまとまりのあるみずみずしい印象に。髪の根元から付けすぎるとベタッとした印象になってしまうので、中間から毛先に揉み込んで」(菊地さん)。

丸顔がシャープに見える!輪郭矯正「ワンレンボブ」

【5】丸顔もシャープに見せるダイヤ型アレンジ

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

■アレンジ方法

「ドライするだけでもキレイに決まりますが、さらに毛先を巻いてあげるのもおすすめ。レイヤーが入っているので、よりふんわりと仕上がります。前髪は外向きに巻くと、頬骨カバー効果がアップしますよ」(MINX 銀座二丁目店 代表 木俣 翔さん)。

ヘアアレンジ前
ヘアアレンジ前
STEP1:サイドを上下にわけて内巻きに
サイドの髪を上下2段に分ける。26mmのヘアアイロンで、下段の髪を毛先から1回転内巻きに。
 

サイドの髪を上下2段に分ける。26mmのヘアアイロンで、下段の髪を毛先から1回転内巻きに。

上段は下段よりも持ち上げて、同様に巻く。
 

上段は下段よりも持ち上げて、同様に巻く。

STEP2:前髪をリバースに巻く
前髪の分量が多いほうを、毛先から外側に向かって1回転巻く。
 

前髪の分量が多いほうを、毛先から外側に向かって1回転巻く。

STEP3:トップを巻く
髪表面の髪をトップに集めて、毛先から水平に巻き込む。オイルを手のひらに薄くのばして髪全体になじませて完成。
 

髪表面の髪をトップに集めて、毛先から水平に巻き込む。オイルを手のひらに薄くのばして髪全体になじませて完成。

〈まとめ!アレンジのポイント〉

  1. 毛束を分けて巻き、ふんわりと
  2. 全体は内巻きにして、おさまりのよい菱形フォルムに
  3. オイルでツヤを出す

「スタイリング剤の量が多いとベタッとしてしまうので、少量を均一につけるイメージで。毛束を分けて巻くことでレイヤーが活きてくるので、ひと手間かけてみてください!」(木俣さん)。

丸顔をシャープに見せる、大人のダイヤ型ショートボブ

【6】面長を小顔に見せるリバース巻きアレンジ

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

■アレンジ方法

「スタイリング剤を髪の表面からつけると、ブローやコテで作ったボリュームが潰れてしまいます。スタイリング剤をつけるときは髪の内側から空気を入れるように揉み込んで」(air-AOYAMA 副店長 小宮佑介さん)。

ヘアアレンジ前
ヘアアレンジ前
STEP1:前髪をブローしながら立ち上げる
完成根元からブラシを入れて、かき上げるように動かしながら熱を当てる。
 

完成根元からブラシを入れて、かき上げるように動かしながら熱を当てる。

STEP2:前髪と顔まわりの毛先をリバース巻きにする
コテは32ミリを使用。毛先だけワンカールするのがコツ。逆サイドも同様に。
 

コテは32mmを使用。毛先だけ1カールするのがコツ。逆サイドも同様に。

STEP3:バームを揉み込んでパーマを出す
パーツ粒ひとつ分くらいのバームを手のひらによくなじませたら、髪の内側から揉み込む。
 

パーツ粒ひとつ分くらいのバームを手のひらによくなじませたら、髪の内側から揉み込む。

〈まとめ!アレンジのポイント〉

  1. 前髪は根元から立ち上げる!
  2. 前髪、顔まわりはリバース巻きに
  3. バームを揉み込んでパーマの動きを出す

「キープ力のあるバームがおすすめ。テクスチャーがかたまって使いにくい時は、オイルを少し混ぜて。クリーム状にすれば滑らかになり使いやすくなります。オイルを混ぜすぎるとベタッとした印象になるので、混ぜすぎに注意して」(小宮さん)。

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【7】エラ張り顔も小顔になれるレイヤーアレンジ

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

■アレンジ方法

「コテで髪の表面を巻く時は毛先を巻き込みすぎないようにしましょう。毛先にカールがつきすぎると重たい印象になり、頭も大きく見えてしまいます。コテの温度を上げすぎると失敗しやすいので低めの温度でチャレンジしてみてください」(ROI デザイナー 小西浩純さん)。

ヘアアレンジ前
ヘアアレンジ前
STEP1:髪の表面にコテで熱を通す
コテは32mmを使用。表面の髪の根元から毛先にかけてコテで熱を通す。コテでブローするようなイメージで。毛束は細かく取ると動きが出る。
 

コテは32mmを使用。表面の髪の根元から毛先にかけてコテで熱を通す。コテでブローするようなイメージで。毛束は細かく取ると動きが出る。

STEP2: ワックスを根元から揉み込む
全体にワックスを揉み込む。頭頂部は特に念入りに揉み込むと表面に動きが出やすくなる。
 

全体にワックスを揉み込む。頭頂部は特に念入りに揉み込むと表面に動きが出やすくなる。

〈まとめ!アレンジのポイント〉

  1. コテで巻く時は毛先を巻き込みすぎない
  2. 髪の表面の毛束は細かくとって巻く
  3. ワックスは撫でるようにつけない

「ワックスの量は親指の爪くらいの大きさを意識して。手のひらになじませたら、髪の内側に揉み込むようにつけてください。表面になでつけるようにつけると、ベタッとした印象になるので注意して」(小西さん)。

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【8】かっこよく印象チェンジを叶える外ハネアレンジ

基本スタイル
基本スタイル
アレンジ完成
アレンジ完成
完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

■アレンジ方法

「サイドパートの前髪をつくるときは、思いきりが肝心。分け目にボリュームが出ますし、全体のバランスもつくりやすくなります」(BEAUTRIUM 南青山店 マネージャー 相沢美沙さん)。

ヘアアレンジ前
ヘアアレンジ前
STEP1:ヘアアイロンで全体に動きをつける
28mmのヘアアイロンを使用。毛先が出る内側の髪は、外ハネにワンカールさせる。
 

28mmのヘアアイロンを使用。毛先が出る内側の髪は、外ハネに1カールさせる。

表面の髪はやや縦に巻いて内巻き&外巻きをランダムに作る。
 

表面の髪はやや縦に巻いて内巻き&外巻きをランダムにつくる。

STEP2:前髪をサイドパートにする
ふだんの分け目と逆側の8:2の位置から、サイドパートになるように前髪を思い切って持ってくる。
 

ふだんの分け目と逆側の8:2の位置から、サイドパートになるように前髪を思い切って持ってくる。

STEP3:ワックスをもみ込む
外ハネになるように毛先を持ち上げながら、バームタイプのワックスをもみ込んでラフな動きを出す。
 

外ハネになるように毛先を持ち上げながら、バームタイプのワックスをもみ込んでラフな動きを出す。

〈まとめ!アレンジのポイント〉

「外ハネのフォルムは、旬のデザイン。取り入れるだけで、おしゃれに仕上がります。毛先に動きをつけておけば、片側を耳にかけるだけで、クールな雰囲気になれますよ」(相沢さん)。

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【9】小顔に見える要素を詰め込んだ、外ハネアレンジ

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

■アレンジ方法

「前髪は生えグセをとっておくと、真ん中で分けるだけで菱形フォルムが作れます。スタイリング前には、前髪を濡らしてブローしてクセをとり、全体もブローしておきましょう。襟足は外ハネにすると、より今っぽく仕上がりますよ!」(AFLOAT XELHA 店長 中川恵理さん)。

ヘアアレンジ前
ヘアアレンジ前
STEP1:毛先を外ハネにする
32mmのヘアアイロンで、毛先を外向きに巻いてハネさせる。
 

32mmのヘアアイロンで、毛先を外向きに巻いてハネさせる。

STEP2:表面全体に動きをつける
トップとサイドの髪を、いくつかに分けて、毛先からワンカール程度巻く。表面に動きを出すイメージ。
 

トップとサイドの髪を、いくつかに分けて、毛先から1カール程度巻く。表面に動きを出すイメージ。

STEP3:アイロンで前髪のクセをとる
前髪にストレートアイロンを当てる。少し根元を浮かせながら、根元から毛先に向かってすべらせる。
 

前髪にストレートアイロンを当てる。少し根元を浮かせながら、根元から毛先に向かってすべらせる。

〈まとめ!アレンジのポイント〉

  1. 生えグセをスタイリングする前に水で濡らしてブロー
  2. 巻く前には必ずブローして髪のキューティクルを整える
  3. 外ハネは強くしすぎない

「40代になると髪が乾燥しやすくなるので、毛量調節によるパサつきも強くなりがち。スタイリング前には、ヘアアイロン用のオイルをつけておきましょう。おすすめは、『リファ ロックオイル』です」(中川さん)。

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【10】丸みをつくるサイドのボリュームアップアレンジ

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

■:アレンジ方法

「トップの分け目にボリュームを出したいので、髪を乾かすときはうしろから前に向かって風を当て、分け目を消すことを意識しましょう。最初にこれをしておくと、サイドパートもつくりやすいですよ」(BEAUTRIUM 南青山店 店長 久住桃子さん)。

ヘアアレンジ前
ヘアアレンジ前
STEP1:うしろから前に向かって乾かす
根元から乾かす。トップはドライヤーの風を後ろから前に向かって当て、分け目を消すように根元を擦りながらドライ。
 

根元から乾かす。トップはドライヤーの風をうしろから前に向かって当て、分け目を消すように根元を擦りながらドライ。

STEP2:アイロンで巻いて動きを出す
26mmのヘアアイロンを使用。表面の髪は中間から内巻きに1回転、毛先は外ハネになるように巻く。前髪は中間から外巻きに。
 

26mmのヘアアイロンを使用。表面の髪は中間から内巻きに1回転、毛先は外ハネになるように巻く。前髪は中間から外巻きに。

STEP3:スタイリング剤で毛先に動きをつける
手のひらでバームとオイルを混ぜ、中間から毛先にもみ込む。毛先が外ハネになるように、ランダムに動きをつけて完成。
 

手のひらでバームとオイルを混ぜ、中間から毛先にもみ込む。毛先が外ハネになるように、ランダムに動きをつけて完成。

〈まとめ!アレンジのポイント〉

  1. 分け目をつけずに乾かす
  2. ハチ部分はボリュームをおさえてタイトに!
  3. 毛先は動きか丸みをつける

「とにかく輪郭をストレートに見せないことが大切です。40代は髪が乾燥しがちな方も多いので、保湿力の高いバームタイプやオイルタイプのスタイリング剤で、ツヤと潤いもプラスしましょう」(久住さん)。

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【11】毛先1カールで外ハネやわらかアレンジ

完成

完成

サイド

サイド

バック

バック

■アレンジ方法

ペタッとしやすい頭頂部は、根元までしっかり濡らしてからドライヤーをあてるのが重要とか。「寝ている毛穴を起こすように、地肌を擦りながらドライヤーをあてます。このとき根元まで濡れていないと根元からしっかり起こせません。それに乾いたまま熱を加えると髪も頭皮も傷んでしまうので注意してください」(Rougy ヘアデザイナー 江良栞さん)。

ヘアアレンジ前

ヘアアレンジ前
STEP1:頭皮を擦りながらドライヤーを上からあてる

特にボリュームがほしい前髪あたりの頭皮を中心に指の腹で擦って。

 

特にボリュームがほしい前髪あたりの頭皮を中心に指の腹で擦って。

STEP2:毛束の中間からカールアイロンを通し、毛先を1カールさせる

アイロンに毛束を挟んで下に引っ張る。毛先だけワンカール内巻きにする。

 

アイロンに毛束を挟んで下に引っ張る。毛先だけ1カール内巻きにする。

STEP3:バームを毛先に揉み込む

カールさせた毛先を揉み込むようにバームをなじませる。

 

カールさせた毛先を揉み込むようにバームをなじませる。

〈まとめ!アレンジのポイント〉

  1. ペタッとしやすい頭頂部は地肌を擦って毛穴から立たせる
  2. カールアイロンで毛束を挟むとき、量を取り過ぎない
  3. 仕上がりにツヤ感とカールのキープ力が両立できるバームを使う

仕上げのスタイリング剤で、江良さんのおすすめは、『ウタウ メロウバーム』35g¥4,840/デミコスメティクス。「適度な束感が表現できて、ツヤも出せます。毛先を握るように揉み込むと、ナチュラルなカール感が生まれます」(江良さん)。

髪が硬くて毛量が多くても、毛先1カールだけで柔らかな大人のボブに

【12】内巻きとフォワード巻きで菱型ボブアレンジ

完成

完成

サイド

サイド

バック

バック

■アレンジ方法

「ベースはグラデーションカットでまとまりやすく、表面は動きが出るように顔周りにかけてレイヤーを入れています。動かす部分と引き締める部分で、メリハリをつくるのがポイント。ボリュームダウンが気になる方は、トップにパーマをかけてもいいと思います」(GARDEN aoyama スタイリスト 塩見 勇さん)。

ヘアアレンジ前

ヘアアレンジ前
STEP1:毛先を内巻きに1カール

26mmのヘアアイロンを使用。ハチ下の髪を持ち上げながら、毛先からワンカール巻く。

 

26mmのヘアアイロンを使用。ハチ下の髪を持ち上げながら、毛先から1カール巻く。

STEP2:顔周りをフォワードに巻く

ハチ上の顔周りの髪は、前に引き出して、毛先から1回転半内巻きにする。

 

ハチ上の顔周りの髪は、前に引き出して、毛先から1回転半内巻きにする。

STEP3:トップを毛先から1カール

黒目の幅で髪を取り、上に引き出して毛先からワンカールさせる。2・3回に分けて、後ろまで同様に。

 

黒目の幅で髪を取り、上に引き出して毛先から1カールさせる。2~3回に分けて、うしろまで同様に。

STEP4:スタイリング剤を塗布

スタイリングバームを親指爪半分くらい取り、手のひらでのばして、髪全体になじませる。顔周りは、根元を前向きにしてから、外に開くイメージ。

 

スタイリングバームを親指爪半分くらい取り、手のひらでのばして、髪全体になじませる。顔周りは、根元を前向きにしてから、外に開くイメージ。

STEP5:耳うしろはタイトに

手に残ったバームを、耳後ろの髪の根元からリバースになじませ、タイトに仕上げる。

 

手に残ったバームを、耳うしろの髪の根元からリバースになじませ、タイトに仕上げる。

〈まとめ!アレンジのポイント〉

  1. 黒目幅で取った髪は2~3回に分けて巻き、表面に動きを出す
  2. スタイリング剤は少量を全体にしっかりなじませる
  3. アイロンワーク前に、ドライヤーで根元をしっかり立ち上げる

「顔周りは、根元を前に、毛流れをうしろに動かすイメージ。耳うしろは、根元がうしろにむかいつつ毛流れは前へ。根元が一度逆方向に動くことで、もたつきが解消できます」(塩見さん)。

丸顔がキレイな卵型に!レイヤーで全お悩みを解消する王道菱形ボブ

ショートボブ【7選】


【1】ペタンコトップにボリュームを出すアレンジ

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

■アレンジ方法

「トップにボリュームが出にくい方は、髪を乾かす段階から根元を立ち上げるようにドライヤーをあててください。指の腹で地肌を擦りながら、根元中心にドライヤーをあてると毛穴の向きも立ってくるので、立ち上がりがつくりやすくなります」(Rougy ヘアデザイナー 二階堂雪さん)。

ヘアアレンジ前
ヘアアレンジ前
STEP1:頭頂部の髪を指で地肌を擦りながらドライヤーをあてる
特に分け目あたりの地肌を重点的に擦って、根元から立ち上がりやすいようにする。
 

特に分け目あたりの地肌を重点的に擦って、根元から立ち上がりやすいようにするのがポイント。

STEP2:頭頂部の髪を前後ふたつの毛束に分け、カールアイロンで毛先から巻く
毛束を真っ直ぐ上に持ち上げながら、顔側の毛束は毛先から内巻きに、後頭部側の毛束は外巻きにする。
 

毛束を真っ直ぐ上に持ち上げながら、顔側の毛束は毛先から内巻きに、後頭部側の毛束は外巻きにする。

〈まとめ!アレンジのポイント〉

  1. 髪を乾かすときは地肌を指で擦って、分け目を消すようにすること
  2. トップの髪を根元から立たせてボリュームをもたせる
  3. 染めるときは元の髪色よりワントーン明るくしてツヤ感を出す

「髪色を明るくしたくない方でも、ご自身の髪色よりワントーン明るくするだけでツヤ感が出てきます。ツヤ感があるだけでパサついたダメージヘアに見えないのでおすすめです」(二階堂さん)。

頭頂部のボリューム不足は丸みを残した「前下がりボブ」で解決!

【2】広がらない髪ボブをつくる「W巻き」アレンジ

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

■アレンジ方法

広がりを抑え込むと、どうしても動きのないスタイルになりがち。「髪に動きを付けて、広がりをコントロールする方法がおすすめです。カールアイロンで毛束の面を整えると、ツヤ感も出るため、パサつきも抑えられます」(Velvet on the Beach デザイナー 中野悠里さん)。

ヘアアレンジ前
ヘアアレンジ前
STEP1:毛先を1カール内巻きに
カールアイロンで毛先だけ内巻きにする
 

カールアイロンで毛先だけ内巻きにする。

STEP2:中間あたりを縦巻きに。内巻き、外巻きを交互に繰り返す
このとき、毛先を巻き込まないように注意を。
 

このとき、毛先を巻き込まないように注意を。

STEP3:頭頂部の髪を「毛先だけ」うしろ方向に1カールする
髪の根元を立たせるように、毛束を垂直に持ち上げながら毛先を巻くこと。
 

髪の根元を立たせるように、毛束を垂直に持ち上げながら毛先を巻くこと。

〈まとめ!アレンジのポイント〉

  1. 広がりは抑え込まず、ミックス巻きでコントロール
  2. 頭頂部の髪は根元を垂直に立たせるように巻いて、ふんわり感を出す
  3. 生えぎわ、分け目を隠して白髪を目立たなくする

「パサつきを抑えてツヤ感が欲しいときは、カラーリングするときにブラウン系でも、赤みを抑えたちょっとグリーン味のある色を選ぶと、ツヤ感のある髪に仕上がります」(中野さん)。

縦ロール&毛先内巻きの「W巻き」で、広がらない綺麗なボブが完成

【3】斜め前髪と片耳かけでつくるメリハリアレンジ

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

■アレンジ方法

「丸顔なので、サイドパートにして顔型カバーを。片方を耳にかけると、スタイルにメリハリが生まれます」(MAISON TSUMUGI クラフトマン 中島 学さん)。

ヘアアレンジ前
ヘアアレンジ前
STEP1:分け目を決める
黒目の延長線上を意識して、サイドパートに分ける。分け目はコームや指を使い、ジグザグにするとふんわり感アップ。
 

黒目の延長線上を意識して、サイドパートに分ける。分け目はコームや指を使い、ジグザグにするとふんわり感アップ。

STEP2:全体にオイルをなじませる
毛先を中心にヘアオイルをつけたら、手に残った分を全体になじませてツヤを出す。
 

毛先を中心にヘアオイルをつけたら、手に残った分を全体になじませてツヤを出す。

STEP3:ハチ上をアイロンで巻く
全体のハチ上の髪を毛先から半回転、内巻きに。前髪は外巻きにして動きを出す。
 

全体のハチ上の髪を毛先から半回転、内巻きに。前髪は外巻きにして動きを出す。

STEP4:ワックスで動きを出す
クリームタイプのワックスを少量、手のひらにのばし、毛先を中心に全体にもみ込んで動きを出す。
 

クリームタイプのワックスを少量、手のひらにのばし、毛先を中心に全体にもみ込んで動きを出す。

STEP5:片側の耳に髪をかける
分量の少ないサイドの髪を耳にかけ、ボリュームをおさえる。左右のバランスにメリハリがつく。
 

分量の少ないサイドの髪を耳にかけ、ボリュームをおさえる。左右のバランスにメリハリがつく。

〈まとめ!アレンジのポイント〉

  1. ドライヤーの風はうしろから前へ
  2. スタイリング剤は根元近くにはつけない
  3. ツヤ感を意識したスタイリング剤選び

「大切なのは、スタイリング剤をつけすぎないこと。特に髪の根元にスタイリング剤をつけてしまうと、ペタンとしやすくなります。スタイリング剤は、髪の中間から毛先につけるように意識しましょう」(中島さん)。

斜め前髪&片耳かけでメリハリアップ!丸顔をシャープに見せる上品ショート

【4】面長を軽減するふんわり前下がりアレンジ

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

■アレンジ方法

「ペタッとするのはNGですが、面長さんの場合はトップにボリュームが出すぎてもダメ。ハチ周りはタイトに、ボリュームは横に広げることを意識しましょう。前髪は、額を隠しすぎず、出し過ぎず、肌がちらっと見えるくらいが、抜け感が出て顔型もカバーできます」(imaii scaena x colore ディレクター 石原治和さん)。

ヘアアレンジ前
ヘアアレンジ前
STEP1:ヘアアイロンで毛先を巻く
太めのヘアアイロンで、毛先にワンカールをつける。
 

太めのヘアアイロンで、毛先に1カールをつける。

STEP2:ヘアアイロンでトップを立ち上げる
トップの髪の根元を起こすように、太めのヘアアイロンを当てて、ボリュームを出す。
 

トップの髪の根元を起こすように、太めのヘアアイロンを当てて、ボリュームを出す。

STEP3:ワックスで整える
クリームワックスを手のひらにのばし、表面になじませる。少し束感を出しながら、前髪をななめに流し、サイドは耳にかけてボリュームをコントロール。
 

クリームワックスを手のひらにのばし、表面になじませる。少し束感を出しながら、前髪をななめに流し、サイドは耳にかけてボリュームをコントロール。

〈まとめ!アレンジのポイント〉

  1. 毛先はふんわり巻いて、サイドに広げる
  2. トップがペタッとしない位置で分ける
  3. 前髪は厚くなりすぎないように流す

「毛先を1カール巻いておくと、耳にかけるだけでボリュームが出て、フォルムの調整がしやすいです。キープ力が欲しい人は、最後に軽めのキープスプレーを」(石原さん)。

面長に似合うボブは、輪郭カバーの菱形シルエットが正解!

【5】フェイスラインを綺麗に見せるウェーブアレンジ

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

■アレンジ方法

「根元が立ち上がっていないと、ウェーブのニュアンスが活きてきません。ドライヤーでしっかりと根元を立たせたら、ワックスをしっかりと揉み込んでください」(Cocoon スタイリスト SHUNさん)。

ヘアアレンジ前
ヘアアレンジ前
STEP1:下を向きながらドライヤーで根元を起こす
指の腹で地肌をこするようにドライする。後ろから前に乾かすと、顔を上げた時にふわっと根元が起きる。
 

指の腹で地肌をこするようにドライする。うしろから前に乾かすと、顔を上げた時にふわっと根元が起きる。

STEP2: 髪表面の毛先にニュアンスを与える
髪表面の毛束をとって毛先を内側にワンカール。コテは26mmを使用。
 

髪表面の毛束をとって毛先を内側に1カール。コテは26mmを使用。

その後、全体の毛先もランダムに内巻きに。上に持ち上げるように巻くとうまく仕上がる。
 

その後、全体の毛先もランダムに内巻きに。上に持ち上げるように巻くとうまく仕上がる。

STEP3:根元から全体にワックスをつける
手のひらにワックスをなじませて根元に揉み込む。
 

手のひらにワックスをなじませて根元に揉み込む。

ワックスは10円玉くらいの量を目安に。エマルジョンタイプのみずみずしいワックスだとツヤやかに仕上がる。オススメは自社製品の「トリエ エマルジョンシリーズ 6」。プッシュ式のクリームワックスでキープ力抜群。みずみずしい質感を出したい時にも◎。
 

ワックスは10円玉くらいの量を目安に。エマルジョンタイプのみずみずしいワックスだとツヤやかに仕上がる。SHUNさんのおすすめは自社製品の「トリエ エマルジョンシリーズ 6」。プッシュ式のクリームワックスでキープ力抜群。みずみずしい質感を出したいときにも◎。

STEP4:整えて完成
指に残ったワックスで毛束をつまむように、全体のバランスを見ながら整える。

指に残ったワックスで毛束をつまむように、全体のバランスを見ながら整える。

〈まとめ!アレンジのポイント〉

  1. ドライするときはうしろから前に乾かす
  2. ワックスは根元に揉み込むとふわっと仕上がる
  3. 整える時は髪の立ち上がりを潰さないように注意

「ワックスは根元にしっかりとつけるのがポイント。毛先や髪の表面にだけつけると、ふわっとした立ち上がりが再現できません。ふわっと仕上げる時は、根元に揉み込むのが正解です」(SHUNさん)。

たるんだ輪郭が引き締まって見える!面長さんの正解ボブヘア

【6】やつれた印象に見せないラフな襟足アレンジ

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

■:アレンジ方法

「襟足をハネさせる時は、ストレートアイロンを使います。毛束を挟んで外側にくるっとひねるだけ。正面から見える左右の毛束だけをハネさせても大丈夫です」(U-REALM スタイリスト 花和美穂さん)。

ヘアアレンジ前
ヘアアレンジ前
STEP1:襟足をストレートアイロンでハネさせる
左右と後ろの3箇所をハネさせるとバランスが良くなる。
 

左右とうしろの3箇所をハネさせるとバランスが良くなる。

STEP2: 前髪をアイロンで外巻きにする
アイロンは26mmを使用。前髪の毛先を後ろに向けて外巻きに。
 

アイロンは26mmを使用。前髪の毛先をうしろに向けて外巻きに。

STEP3:ドライヤーで前髪とトップを立ち上げる
根元にドライヤーの熱を当てるのが正解。
 

根元にドライヤーの熱を当てるのが正解。

〈まとめ!アレンジのポイント〉

  1. 襟足をハネさせて目線を輪郭から外す!
  2. 前髪とトップはドライヤーで根元から立たせる
  3. いつもの分け目と変えることでふんわり感が出る

「いつもの分け目のままでは、癖がついているのでふんわりと立ち上がりません。ドライヤーを当てながら分け目を新たにつくることで、根元が立ち上がりやすくなります」(花和さん)。

立ち上がる前髪と毛先のハネ感で女らしく。顎のラインも隠せる大人のショートボブ

【7】やわらかな印象へ導く、エアリーな外ハネアレンジ

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

■アレンジ方法

「髪を乾かすときは、トップと襟足でブローの仕方を変えるのがポイント。トップはボリュームが欲しいので、根本を立たせるようにブロー。襟足は抑えたいので、ドライヤーを襟足のうしろから前に向けて、首に沿わせるように熱を当てください」(BEAUTRIUM広尾店 店長 中田直久さん)。

ヘアアレンジ前
ヘアアレンジ前
STEP1:マジックカーラーで頭頂部を巻く
頭頂部の毛束を毛先から根元までしっかりと巻き込む。巻いた後にドライヤーで熱を当てると形がつきやすいのでオススメ。
 

頭頂部の毛束を毛先から根元までしっかりと巻き込む。巻いた後にドライヤーで熱を当てると形がつきやすいのでおすすめ。

STEP2:もみあげの毛先を外ハネにする
テは28mmを使用。さっと熱を通すようなイメージでコテを滑らせて。最後にカーラーを外して全体を整えたら完成。
 

コテは28mmを使用。さっと熱を通すようなイメージでコテを滑らせて。最後にカーラーを外して全体を整えたら完成。

〈まとめ!アレンジのポイント〉

  1. トップにはボリューム、襟足は引き締めてメリハリを!
  2. もみあげは根本から巻かない
  3. 毛先をハネさせることで逆三角を目立たせない

「もみあげは根本から巻いてしまうと、頭が大きく見えるだけでなく、古臭い印象になってしまうことも。毛先だけを軽く外ハネにするのが正解です」(中田さん)。

輪郭カバーで貧相に見えない! 逆三角顔さんにおすすめ「外ハネショート」

ミディアムボブ【8選】


【1】中間からふんわり巻いてボリュームアップアレンジ

完成

完成

サイド

サイド

バック

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■アレンジ方法

「トップの分け目がくっきりしていると所帯じみた印象に見えがちなので、まずはトップをふんわりさせるひと手間から。分け目を逆に髪を流してドライヤーの熱をあてるだけで、ふんわり感が出せます。サイドは中間から巻いて程よいボリュームが出るように。巻きっぱなしにせず、巻いた後はカールをほぐすことでこなれ感が出せます」(SUNVALLEY 店長 タダモト イサオさん)。

ヘアアレンジ前

ヘアアレンジ前
STEP1:トップは分け目を逆サイドに流し、ドライヤーの熱を与えてふんわり感を

分け目から5㎝ほどサイドから、髪を分け目と逆サイドに流し、根元にドライヤーの熱を与える。さらに逆サイドも同様に行うことで、分け目がぱきっと分かれずにふんわりとした立ち上がりが。よりふんわり感を長時間キープさせたいなら、根元にボリュームアップスプレーを吹きかけて。

分け目から5㎝ほどサイドから、髪を分け目と逆サイドに流し、根元にドライヤーの熱を与える。さらに逆サイドも同様に行うことで、分け目がぱきっと分かれずにふんわりとした立ち上がりが。よりふんわり感を長時間キープさせたいなら、根元にボリュームアップスプレーを吹きかけて。

STEP2:サイドは中間から毛先にかけてざっくりと巻く

サイドはふんわり感を出したいので、中間から毛先を巻き込んで内巻きに。毛束を多めにとりざっくりと巻くことで、よりこなれた仕上がりに。後ろの裾は内巻きにワンカールするくらいでOK。

 

サイドはふんわり感を出したいので、中間から毛先を巻き込んで内巻きに。毛束を多めにとりざっくりと巻くことで、よりこなれた仕上がりに。うしろの裾は内巻きに1カールするくらいでOK。

STEP3:前髪はリバース巻きに

前髪はふんわりと華やかさを出したいのでリバース巻きに。毛先から毛束を巻き込み、外側に向かってアイロンを回転させるようにして巻く。

 

前髪はふんわりと華やかさを出したいのでリバース巻きに。毛先から毛束を巻き込み、外側に向かってアイロンを回転させるようにして巻く。

STEP4:巻いたカールの丸みをほぐす

巻きっぱなしでカールがまとまったままだと改まった感じに見えてしまうので、巻き終わったら必ず、髪を手で揺らして適度に〝ほぐす〟ひと手間を。

 

巻きっぱなしでカールがまとまったままだと改まった感じに見えてしまうので、巻き終わったら必ず、髪を手で揺らして適度に〝ほぐす〟ひと手間を。

〈まとめ!アレンジのポイント〉

  1. トップにレイヤーを入れボリュームを出しやすいシルエットに
  2. トップの根元にドライヤーの熱を与え、ペタッとしがちな分け目にふんわり感をプラス
  3. アイロンで巻きっぱなしにせず、カールは適度にほぐす

「スタイリング剤はふんわり感をキープするボリュームアップスプレーがおすすめです。トップは根元にスプレーしてふんわり感をキープ。全体的にはSTEP4で髪をほぐしながらスプレーして」(タダモトさん)。

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【2】中間内巻き×毛先外ハネでくびれアレンジ

完成

完成

サイド

サイド

バック

バック

■アレンジ方法

「ドライヤーで乾かしただけでもするっとまとまりやすくナチュラルなスタイルですが、コテで軽く外ハネにすることでより抜け感のある今っぽい雰囲気に。中間をふんわり内巻きにしてから毛先を外ハネにして、さりげないくびれをつくると、カジュアルながらも大人っぽい印象に見せることができます」(BEAUTRIUM Aoyama 副店長 スタイリスト 中高下由真さん)。

ヘアアレンジ前

ヘアアレンジ前
STEP1:前髪はロールブラシでスッと自然に流して

前髪はロールブラシで、スッと少し斜めに流すように。芯部分をドライイヤーで温めて使うブラシを活用すると、熱が自然に加わりスタイリングしやすい。通常のロールブラシの場合は、ドライヤーで軽く温風を当てながらブローして。

 

前髪はロールブラシで、スッと少し斜めに流すように。芯部分をドライイヤーで温めて使うブラシを活用すると、熱が自然に加わりスタイリングしやすい。通常のロールブラシの場合は、ドライヤーで軽く温風を当てながらブローして。

STEP2:サイドからうしろ髪は、中間を内巻きにしてボリュームアップ

サイドから後ろにかけての髪は、中間の毛束をところどころとってアイロンで内巻きに。ボリュームが出にくい髪に、ふわっとエアリーな動きをプラスして。

 

サイドからうしろにかけての髪は、中間の毛束をところどころとってアイロンで内巻きに。ボリュームが出にくい髪に、ふわっとエアリーな動きをプラスして。

STEP3:毛先は外ハネに

毛先は全体的にアイロンで外ハネに。毛束を少しずつとりながら、しっかりとハネさせていって。中間にボリュームを出してから毛先を外ハネにすることで自然なくびれができ、ラフすぎない大人な雰囲気に仕上がる。

 

毛先は全体的にアイロンで外ハネに。毛束を少しずつとりながら、しっかりとハネさせていって。中間にボリュームを出してから毛先を外ハネにすることで自然なくびれができ、ラフすぎない大人な雰囲気に仕上がる。

〈まとめ!アレンジのポイント〉

  1. バランスのよい毛先レイヤーで、スタイリングのしやすさ&抜け感をプラス!
  2. 前髪ありの大人ボブは、前髪薄めが鉄則。軽やかにバランスよく
  3. 中間ふわり、毛先外ハネのくびれスタイリングで、大人カジュアルな雰囲気に

「スタイリングには軽めのオイル系スタイリング剤がおすすめ。毛先中心に、毛束感をつくるようになじませて」(中高下さん)。

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【3】クセも活かす小顔見せ外ハネアレンジ

完成

完成

サイド

サイド

バック

バック

■アレンジ方法

「前髪はカーラーで、毛先&顔周りは軽くアイロンで巻けばメリハリが出て、格段に華やかさがアップします。巻きやすいよう、動きが出やすいようにレイヤーが入っているので、巻く手間暇はさほどかからないはず」(ZACC vie スタイリスト 田中里春さん)。

ヘアアレンジ前

ヘアアレンジ前
STEP1:前髪はカーラーで巻く

ふわっと斜めに流したい前髪はカーラーで巻き、温風を軽くあててからアイロンで巻いている間そのままに。自然な立体感を出したいので、カーラーは32mmくらいのものがおすすめ。分け目をまたぐように前髪をとり、面をそろえて巻いていく。

 

ふわっと斜めに流したい前髪はカーラーで巻き、温風を軽くあててからアイロンで巻いている間そのままに。自然な立体感を出したいので、カーラーは32mmくらいのものがおすすめ。分け目をまたぐように前髪をとり、面を揃えて巻いていく。

STEP2:首にそわせるようにして毛先をアイロンで外ハネに

毛先は全体的に外ハネに。アイロンで毛先を巻き込み、首に沿わせるようにして巻くと、広がらずおさまりがよくなる。

 

毛先は全体的に外ハネに。アイロンで毛先を巻き込み、首に沿わせるようにして巻くと、広がらずおさまりがよくなる。

STEP3:顔周りはリバース巻きで立体感をプラス

顔周りは耳上から中間部分の毛束をアイロンに巻き込み、リバース巻きに。ふわっとエアリーな毛流れを作り、メリハリ感を。

 

顔周りは耳上から中間部分の毛束をアイロンに巻き込み、リバース巻きに。ふわっとエアリーな毛流れをつくり、メリハリ感を。

〈まとめ!アレンジのポイント〉

  1. 広がりやすい髪はバランスのいいレイヤースタイルでおさまりやすく
  2. 斜めにふわりと流した前髪&顔周りには適度なボリューム残しで、キュッと小顔見せをかなえる
  3. スタイリング時にはカーラーやアイロンでメリハリを出し、華やかさアップ

「スタイリング剤は軽めのワックスがおすすめ。手になじませ、毛先からもみこむように塗布して」(田中さん)。

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【4】ツヤとボリュームを出す内巻きアレンジ

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

■アレンジ方法

すぐにペタッとなる頭頂部は、念入りなスタイリングを。「分け目とは逆方向からドライヤーをあてることで根元を立ちやすくし、カールアイロンで根元を起こすように巻いてクセをつけるのがポイント。サイドやバックはツヤ感が欲しいので、一気にカールアイロンをあてるのではなく、2~3ブロックに分けて、こまめにスタイリングしてください」(MINX 銀座二丁目店 店長/トップデザイナー 徳永利彦さん)。

ヘアアレンジ前
ヘアアレンジ前
STEP1:分け目とは逆方向からドライヤーをあてる
手ぐしで分け目と逆方向にとかしながら、ドライヤーをあてる。
手ぐしで分け目と逆方向にとかしながら、ドライヤーをあてる。
STEP2:頭頂部の真ん中あたりの毛束を中間から根元に向かってカールアイロンで巻く
カールアイロンで毛束の根元を起こしながら、後頭部の方向に巻く。
カールアイロンで毛束の根元を起こしながら、後頭部の方向に巻く。
STEP3:サイドの髪を上下2ブロックに分け、カールアイロンで内巻きに
毛束の中間から毛先に向かって内巻きに。下段の髪が巻き終わったら上段の髪も同様に。
毛束の中間から毛先に向かって内巻きに。下段の髪が巻き終わったら上段の髪も同様に。
STEP4:バックも上下2~3段に分け、毛束の中間から毛先に向かって内巻きに
毛量に合わせて上中下または上下に髪を分け、各段の毛束をカールアイロンで内巻きに。
毛量に合わせて上中下または上下に髪を分け、各段の毛束をカールアイロンで内巻きに。

〈まとめ!アレンジのポイント〉

  1. レイヤーは頭頂部と顔まわりを中心に入れる
  2. 頭頂部の髪はドライヤーとカールアイロンのW使いで根元から立たせる
  3. サイドとバックの髪はブロッキングしてこまめにカールアイロンで巻く

「ブロッキングしてカールアイロンで巻くと、上段のカールと下段のカールがぶつかり合って、それが毛先の表情になります。カールの位置を揃えてしまうと、重たい印象になってしまいます」(徳永さん)。

艶とボリュームを出す「巻き方のコツ」とは?

【5】くせやうねりを生かしたナチュラルアレンジ

完成
完成
サイド
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バック
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■:アレンジ方法

「もみあげより前にある、顔にかかる髪は動きが欲しいので縦巻きに。ほかの毛先は平巻きの外巻きにして、ちょっと変化をつけて動きを出すのがポイントです」(kakimoto arms 新宿店 スタイリスト 野村友理香さん)。

ヘアアレンジ前
ヘアアレンジ前
STEP1:毛先は1カール外巻きに
全体の毛先は平巻きで外巻きに1カール。
 

全体の毛先は平巻きで外巻きに1カール。

STEP2:もみあげより前にある髪は縦方向にリバース巻き
毛束の中間から毛先に向かってリバース巻きに。
 

毛束の中間から毛先に向かってリバース巻きに。

〈まとめ!アレンジのポイント〉

  1. 顔にかかる髪とそれ以外の毛先とで、巻き方を変えて表情をつける
  2. レイヤーはハチより上に入れて動きを出す
  3. カラーリングのハイライトとローライトで立体感とツヤ感を演出

「ベースの色より明るい色を入れるハイライトは白髪を目立たなくする効果があります。ベースより濃い色のローライトを入れておくと色が抜けて退色する期間が延びるので、染める回数を減らせるのでお勧めです」( kakimoto arms 新宿店 カラースペシャリスト 赤松初美さん)。

ナチュラルな巻き髪で魅せる、こなれ系大人ボブ

【6】ニュアンスを効かせたゆるふわウェーブアレンジ

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

■アレンジ方法

「毛束は細く取るのがポイント。太いと巻きが取れやすくスタイルも長持ちしません。細かく巻いて冷風でほぐすと、くせ毛風のナチュラルな仕上がりになります。工程も少なく、自宅で再現しやすいですよ」(ABBEY2 スタイリスト 松本颯太さん)。

ヘアアレンジ前
ヘアアレンジ前
STEP1:左サイドと後頭部の毛先をコテで1カールに
コテは32mmを使用。巻くというよりはさっと熱を通すように。毛束はざっくりと取ってOK。後頭部も同様に。
 

コテは32mmを使用。巻くというよりはさっと熱を通すように。毛束はざっくりと取ってOK。後頭部も同様に。

STEP2: 右サイドは斜め前に引っ張るようにコテで1カールする
右サイドは斜め45度前に引っ張るように熱をあてると、つむじの生え癖が左右均等になり、髪全体が綺麗に収まる。
 

右サイドは斜め45度前に引っ張るように熱をあてると、つむじの生え癖が左右均等になり、髪全体が綺麗に収まる。

STEP3:毛束を細かく取って縦巻きに
ハチの下にボリュームが出るよう、毛束の中間から毛先にかけて巻く。巻き過ぎると頭全体が膨張するので、さっと熱を通すだけに。毛束をランダムに取って、内巻き、外巻きと交互に巻きながら、両サイド、後頭部も同様に。
 

ハチの下にボリュームが出るよう、毛束の中間から毛先にかけて巻く。巻き過ぎると頭全体が膨張するので、さっと熱を通すだけに。毛束をランダムに取って、内巻き、外巻きと交互に巻きながら、両サイド、後頭部も同様に。

STEP4:冷風でほぐす
仕上げに巻いた毛束を冷風でほぐす。熱風は巻きが取れるので冷風で髪を散らすようにほぐすのがポイント。巻いているような、いないような、ニュアンスのあるスタイルに仕上がる。
 

仕上げに巻いた毛束を冷風でほぐす。熱風は巻きが取れるので冷風で髪を散らすようにほぐすのがポイント。巻いているような、いないような、ニュアンスのあるスタイルに仕上がる。

〈まとめ!アレンジのポイント〉

  1. ハチではなくハチの下を縦巻きにする
  2. 必ず冷風でほぐす
  3. 仕上げにオイルをなじませてツヤ感を出す

「つむじの生え癖によって日本人の9割は右サイドがハネやすく収まりづらくなっています。左右均等に収めるために、右サイドは斜め前に引っ張りながら熱を与えましょう。縦巻きは冷風でしっかりほぐすことが大事。手ぐしは束感が残るので、冷風で髪を散らしてください。仕上げにオイルをつけると、みずみずしいツヤ感のある印象に。まず毛先になじませて、最後に髪の表面や前髪を整えるのがコツです」(松本さん)。

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【7】カジュアルな雰囲気のローレイヤー外ハネアレンジ

基本スタイル
基本スタイル
アレンジ完成
アレンジ完成
サイド
サイド
バック
バック

■アレンジ方法

「ワンレングスのボブをベースに、低い位置と顔周りにレイヤーを入れています。これにより、内巻きボブスタイルも、外ハネレイヤースタイルも楽しめるように。毛先はあまり梳かずパサつきが出ないようにしているので、動きの出るスタイリングでも、軽やかさはありつつ、しっとり落ち着いた雰囲気に仕上がります」(tricca daikanyama 店長 小走祥菜さん)。

ヘアアレンジ前
ヘアアレンジ前
STEP1:前髪とトップにカーラーを巻く
太めのマジックカーラーで、前髪とトップを毛先から根元まで巻く。トップも巻くことで髪表面に動きが出る。
 

太めのマジックカーラーで、前髪とトップを毛先から根元まで巻く。トップも巻くことで髪表面に動きが出る。

STEP2:毛先を外ハネに巻く
32mmのヘアアイロンを使用。全体の毛先をすべて半回転巻いて外ハネにする。
 

32mmのヘアアイロンを使用。全体の毛先をすべて半回転巻いて外ハネにする。

STEP3:顔周りはリバース巻きに
ヘアアイロンに、耳前の髪を中間から外向きに巻きつけて、リバースカールをつける。
 

ヘアアイロンに、耳前の髪を中間から外向きに巻きつけて、リバースカールをつける。

STEP4:バックは内巻きにしてふんわり
真後ろの髪を取り、毛先から内巻きに2回転巻き込む。
 

真うしろの髪を取り、毛先から内巻きに2回転巻き込む。

STEP5:シアバターを揉み込んで束感をつける
指先くらいの量のシアバターを手のひらに取り、よく溶かしてのばす。髪の内側から指を入れ、中間から毛先に揉み込んで束感を出す。
 

指先くらいの量のシアバターを手のひらに取り、よく溶かしてのばす。髪の内側から指を入れ、中間から毛先に揉み込んで束感を出す。「分け目は日によって変えてあげると、ボリュームダウン防止にも。スタイリング剤は、表面につくとオイリーになりやすいので、内側からつけ始めるように意識しましょう。束感が出ると、よりカジュアルな印象に仕上がります」(小走さん)。

上品ボブを外ハネでカジュアルに!アレンジしやすいローレイヤーミディ

【8】膨らみやすい髪も綺麗にまとまるくびれアレンジ

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

■:アレンジ方法

「前髪を巻くとき、眉尻の上あたりの髪は巻かないように注意してください。巻くのは眉間あたりの毛束のみ。それ以外の毛束を巻いてしまうと変なカーブができてしまうので注意してください」(MINX銀座五丁目店 副店長 河野沙耶佳さん)。

ヘアアレンジ前
ヘアアレンジ前
STEP1:頭頂部の手前から前髪を取り、生え際とその上の上下2層にカーラーを巻く
根元を立ち上げるように毛束を持ち上げながら内巻きにカーラーを巻く。
 

根元を立ち上げるように毛束を持ち上げながら内巻きにカーラーを巻く。

STEP2:トップの髪は毛先が内巻きになるようにカールアイロンを滑らせる
毛束の中間あたりから毛先が内巻きになるようにアイロンを滑らせる。
 

毛束の中間あたりから毛先が内巻きになるようにアイロンを滑らせる。

STEP3:内側の髪は外はねになるようにアイロンを滑らせる
毛束の中間あたりから毛先が外はねになるように滑らせる。
 

毛束の中間あたりから毛先が外はねになるように滑らせる。

〈まとめ!アレンジのポイント〉

  1. 前髪は頭頂部のやや手前から深めにつくる
  2. 前髪を巻くときは中央だけ。サイドは巻かない
  3. カールアイロンは滑らせるように動かし、カールをキープしない

「カールアイロンは滑らせるだけで自然なカールがつくれます。毛先に近づいたら内向きまたは外向きにすっと抜くだけでOK。極端に内巻きや外巻きにすると古めかしいスタイルになってしまうので注意してください」(河野さん)。

「パカッと割れる前髪をどうしたら?」を解決する、スタイリング方法

この記事の執筆者
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