【目次】
イキイキとした印象になる「ベースメイク」
メイク下地は全顔、ファンデーションは顔の中心7割に塗る
メイクアップアーティストの尾花ケイコさんによれば「メイク下地は素肌のネガティブな要素を取り払って、マイナスからゼロ地点へと引き上げてくれる欠かせないステップ」。ゼロ地点とは、肌がもともともっている陰影と明るさによって生み出される自然な立体感、なめらかさとハリ、そして内から湧き上がる生命の輝き。そのすべてが揃った素肌の本来あるべき美しさ。加齢で失われた要素を補って、ゼロ地点へと導いてくれるのが最新のハイスペックなメイク下地です。
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【How to Make-up】
メイク下地は顔全体に塗るけれど、ファンデーションは、厚塗りを回避するためにも顔の中心7割だけに塗る、と心得て。ファンデーションを塗る部分と塗らない部分の境目はスポンジやブラシでぼかし、自然なグラデーションを。この色と質感のコントラストが顔の立体感とフェースラインの引き締めをもたらします。
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目的に合わせて取り入れる光と影の立体テクニック
「ご機嫌肌」に見せる極意。それは肌が本来もっている自然な美しさを忠実に再現することです。例えば「ツヤか、マットか」でいえば、どちらかに偏るのではなく、両方の質感が混在しているのがニュートラルな肌の美しさ。顔のセンターゾーン、つまり鏡で見たときの正面顔のエリアにはツヤを感じさせ、顔の側面にはマットな質感と淡い影色を加えてみる。それだけで全体に自然な立体感が生まれ、表情がイキイキと際立って見えてきます。
さらに「本来あってはならない」小さな影はコンシーラーで消去。逆に「本来ここにあるはず」だった輝きはハイライターで強調。エイジングの産物であるトラブルを消し、エイジングによって失われた要素を補うベーステクニックを必要に応じて取り入れて。
【How to Make-up】
【Point1】生え際やフェースラインの悩みは影色のパウダーファンデーションでカバー
額の生え際が後退していたり、盛り上がったシミがあったり。フェースラインのトラブルを目立たせないために、尾花さんがおすすめするのは肌色より2段暗めのパウダーファンデーション。シェーディング用のパウダーよりも自然に肌になじみ、たるみを引き上げる効果が高い。ブラシにパウダーファンデーションをとり、生え際の薄くなったところ、頬骨の下、耳の前からあごにかけてのエラの辺りにぼかす。
【Point2】小鼻脇と口角の不要な影は消去
顔の中に点在する小さな影やくすみは、表情を暗く見せて老け印象にもつながるのできれいにリセットしておきたい。特に注意したいのは生活感が表れる小鼻脇と口角のくすみ。肌より1段明るいコンシーラーをピンポイントで塗り、スポンジで軽く叩き込むようになじませて。
【Point3】目元の黒ずみ対策は万能オレンジコンシーラーで
血行不良による茶色いクマ、加齢による色素沈着など、目の下にある黒ずみは表情をネガティブな印象に見せる元凶。これを自然に隠すのはオレンジベージュのコンシーラーです。目の際から数ミリ離し、狭い範囲でカバーを。小さな修正なのに目元の元気回復には効果絶大。
【Point4】上まぶたとTゾーンに光を集めて多幸感を
ほんのりバラ色を帯びた光に包まれた肌こそ、幸せの象徴。そこでローズ系のハイライトを眉間から鼻筋にかけてのTゾーンにプラス。さらに上まぶたのホールラインと、女神ゾーンと呼ばれる目頭にも。まるで美肌ライトを当てたように表情が華やいで。女優メイクの仕込み技。
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陰影を引き立てる「アイメイク」
目元の凹凸感を印象的に際立たる透け感アイメイク
締め色のアイシャドウもアイラインもマスカラも、何かがとびぬけて主張していないのが、今のアイメイクの気分。シアーな着こなしにもぴったり!
【How to Make-up】
<Step1>アイシャドウパレットの1をアイホール全体にぼかす
肌なじみがよく、繊細に艶めくゴールドだから、まぶたの凹凸が自然に引き立つ。
<Step2>目の際にプラチナグレーのアイラインを入れて引き締める
さらに中央から目尻にかけて2を重ね、ラインが主張しすぎないようになじませる。
<Step3>1と2の境界に3をのせてグラデーションをつくる
さらに下まぶたに1を入れて立体感を出すと、光と影のメリハリで目全体が大きく見える。
<Step4>下まぶたの目尻側3分の1から外に向けてやや幅広になるライン状に4を入れる
奥行きが生まれると共にきゅっと目尻が上がった若々しい目元に。
<完成>
使用アイテム
「ディオール」アイパレットがあれば無敵!春のトレンド・シアーな着こなしにもぴったりのアイメイク術を伝授!
透明感を感じさせるピンクアイメイク
低温ピンクとは、青みのニュアンスが静かな透明感を感じさせるピンクのこと。青みのピンクはまぶたを腫れぼったく見せることなく、目元全体にふんわりとなじませるだけで陰影と立体感を強調できます。一見するとモード感が高く難しそうに感じるけれど、最近のアイカラーは見た目よりずっとずっと淡く発色するので、程よい抜け感が出ていい感じに。大人も臆せず試して自分を花開かせるピンクを見つけて。
【How to Make-up】
ピンクを上まぶた全体と下まぶたに大きめのブラシでフワッとのせます。いつものアイシャドウの範囲より気持ち大きめに拡張するのも最新のメイクトレンド。あえて締め色は使わずピンクのみで仕上げます。
上の目のキワのみブラウンのアイライナーで引き締めます。リップとチークはベージュでOK。
<完成>
ディオール、クレ・ド・ポー ボーテなど…最新アイシャドウで叶える【大人こそ似合うピンクアイメイク術】目元に透明感と立体感を授けて!
優し気な血色感をプラス「チークメイク」
知的でヘルシーなベージュチークメイク
チークの役割は血色をつくるだけでなく、こけた頬をカバーしたり、たるんだフェースラインをリフトアップしたりすること。そのために心得るべきが、塗り方。顔が間延びして見える縦塗りは古い印象にもなりがちです。横塗りを意識しつつわずかに上昇ラインを描く勾玉形を描けば、頬骨の位置が高く見えて、ヘルシーな骨格美人に!肌になじみつつ自然な血色を演出するベージュトーンに注目。ピンク系でもコーラル系でもオレンジ系でも、これさえ忘れなければ洗練されたチークメイクが実現します。
【How to Make-up】

黒目の下の頬部分から頬骨に沿って勾玉を描くように横長にぼかすと、顔の縦長感を緩和しつつ輪郭がリフトアップ。表情がふんわり優しく華やいで、好感度も抜群!
<完成>
横顔の美しさは【チーク】が決め手!明日から使いたい最新チーク&メイクテクニックをご紹介!
くすみを飛ばし透明感を高める青みチークメイク
目の下にふんわりとぼかした青みのシアーピンク。目の下すぐからの高い位置に入れるチークは最新のメイクトレンドです。青みピンクのチークには素肌のくすみを飛ばして透明感を高めて見せる効果や、顔の上部に光が入ることで相対的に下部が影になり顔を引き締めて見せる効果も。
ブルベ・イエベ問わず肌をきれいに見せてくれるライラックピンク。イエベ肌にも不思議と似合うのでぜひ試してみて。
【How to Make-up】
ピンクを目の下の広い範囲にチークブラシで一往復。いつものチークゾーンには入れなくてOK。目元にもうっすらピンクのニュアンスをプラスして、唇はダークなトーンのリップで引き締めます。
<完成>
ディオール、イヴ・サンローランなど…最新チークで仕上げる【大人の頬をときめかせるピンクチーク】テクニック
華やかさをプラスする「リップメイク」
失ったボリュームを復活させるリップメイク
年齢を重ねると、唇が薄くなりしぼんで見えがち。ダークカラーのリップをつけるときは、あらかじめ唇にボリュームを仕込んでおくのがおすすめです。唇の色より少し明るいベージュのペンシルで、輪郭を少しだけオーバーに描き、上唇の山の部分はフラットに。唇がボリュームアップすると、鼻下と上唇の距離=人中が縮まって見え、顔立ちそのものが若々しく見える効果もあります。
【How to Make-up】
大人の唇は放っておくと乾燥して縦ジワや荒れが目立ちがち。リップをつける前には、トリートメントをたっぷりとなじませて、余分なオイル分はティッシュオフ。最新のトリートメントで潤いに満ちた唇を準備しましょう。
ラインを少しはみ出し気味に描きます。
上唇の山は尖らせずに平らに整えて。
大人のマストアイテム!“美人度が上がる唇” に仕上げる【トリートメントリップ&リップペンシル】でリュクスな唇に!
華やかな渋みピンクリップメイク
リップに纏うピンクは血色感がありながらくすんだトーンの渋みピンク。ややオーバーリップにぽってりと塗り込むのがトレンドです。オーバーリップは痩せ始めた大人の唇にボリュームを与えてくれるメリットも。目元と頬はカラーレスといえるほどシンプルに。潔く削ぎ落したバランスがピンクリップの存在感を際立たせます。
【How to Make-up】
ピンクのリップをオーバーリップ気味にリップブラシで塗ります。フレームはあえて曖昧にするのが今どき。ハッキリさせると年齢が出やすくなるので注意します。縦ジワが目立たないよう事前のリップケアは念入りにしておきます。
<完成>
“渋みピンク”のオーバーリップなら誰でも簡単に春顔に更新!ラ・メール、コスメデコルテ、ゲラン…すぐチェックしたい【最新リップBEST6】
お疲れ顔を払拭!オフィスの「メイク直しテク」
華やかなシーンにこそ映える! と思っていたメイクやリタッチが引き起こす大惨事…。「疲れて見える」「老けて見える」「昔の顔」には理由あり。メイク崩れによる「クマ」や「ゴルゴライン」の浮かび上がり、疲労顔を解消する塗り方をご紹介します。
「オレンジコンシーラー」で肌の粗をオフ
睡眠不足や疲労で現れるクマ、下まぶたのたるみの影=ゴルゴラインは、ギスギスして見えるので、メイクの力で消去すべき。とはいえ、パウダリーファンデーションやベージュのコンシーラーではグレーに濁り、悪目立ちするだけ。クマやゴルゴラインを消すには、補色となるオレンジのコンシーラー一択です。加えて乾燥でパサパサ状態の下まぶたなので、保湿ジェル下地で潤いを仕込むことも大人には必要です。
そして、色選びと同じくらい、コンシーラーをのせる位置も重要。下まぶたの際にものせてしまうと、まつ毛の根元に色が溜まりやすいので要注意。正解はゴルゴラインが現れる涙堂の下ラインの目頭から目尻にかけて、チップでチョンチョンと3か所、直径7mmくらいのサイズで点置きを。範囲を広げすぎず、指でトントンとなじませ、指紋を残さない、のが正しい取り扱い方です。
【How to Make-up】
直径7mmの大きさ。
横滑りでのばす のではなく、 トントンを繰り返してなじませる。
メイク崩れによる「クマ」や「ゴルゴライン」の浮かび上がりの解決法とは?色補正効果で透明感が復活
「ファンデーション」で崩れたところだけ修正を
メイク直しの正解は、まず全顔にムラなく均一にファンデーションを塗り重ねる、という固定観念は捨てること。ファンデーションを目尻、小鼻脇の崩れた部分だけに軽くたたき込むだけ。
【How to Make-up】
スポンジを二つ折りしてトントンしながら 目尻のくすみをカバー。
トントンしながらほうれい線の影、 小鼻の脇の赤みを一掃。
暗がりでのメイク直しの解決方法とは?リングライトと部分用ファンデーション&落ちにくい口紅でピンポイントのお直し
マルチアイテムで午後に向けて「頬・唇」を補正
効率のいいリタッチが叶い、疲労印象を払拭できるリップ&チーク。でもチークとしてのせる量の加減が難しい、とうまく活用できていない人も。いきなり頬にチョンと色をのせるのはムラづきしたり、おてもやん状態に。唇にトントンとなじませて、その指に余った量を頬にのせるくらいがほんのりとした血色感になってちょうどいいのです。
【How to Make-up】
下唇全体に薄くなじませる。
指で軽くたたきながら唇全体になじませる。
指に余ったもので頬に塗布すれば、のせすぎ防止に。
メイク崩れによる「クマ」や「ゴルゴライン」の浮かび上がりの解決法とは?色補正効果で透明感が復活
しわを消しつつ、滲んだ「パンダ目」をリタッチ
日中のメイク崩れで最も気にするべきはマスカラのにじみ。クマと重なり黒々としたパンダ目の状態でランチミーティングに臨むのは、コミュニケーションにも支障が…! マスカラのにじみの原因は砂漠化したオフィスで目が乾き、無意識に目をこすることもそうですが、主な原因はアイクリームやファンデの油の付着によるもの。PC作業などのデスクワークでは、うつむいていることが多く、瞬きのたびにまつ毛が下まぶたに当たる→油が付着する→マスカラが剥がれてにじむ…ということに。パンダ目の修復でいきなり指やティッシュでぐいっと拭き取る…。これは新たなシワをつくるのでNG。大人の目元は想像以上にデリケートだから、まずはアイケア美容液をのせて汚れを浮かせてから拭き取ること。そして半練りのファンデーションを指ではなく、綿棒でサッとなじませれば修正は完璧。乾きすぎずサラリとした下まぶたになるので、二度とにじみも起こりません。
【How to Make-up】
綿棒にアイケア美容液をなじませて目尻から目頭にかけてマスカラのにじみを拭き取る。
綿棒に半練りファンデを取り、優しくなでるようになじませてリタッチする。
PC作業が引き起こす「パンダ目」の解決方法とは?シワを消しながら、最速でレタッチする方法
「フィックスミスト」で保湿しながらテカりを抑える
朝のメイクの仕上げにも使ったフィックスミストは、化粧直しでも必需品です。メイクの表面にしなやかで薄い膜を張り、保湿しながらテカりを抑え、ファンデーションのヨレや毛穴への粉落ちを防いでくれます。使い方のポイントは、スプレーの角度と距離です。肌に勢いよく直撃させるのではなく、ふわりと霧のように落ちてくるようにしましょう。
“化粧崩れ” が気になる夏の外出先で大活躍間違いなし!【化粧直しのためのコスメ】7選
- TEXT :
- Precious.jp編集部


















