2017年10月~11月に開催されている数あるイベントのなかから、大人の女性におすすめしたい展覧会&ラグジュアリーブランドのイベント情報をまとめました。いずれも「こんなに集まることは二度とない」レアなものがたくさん集結していたり、「その場でしか見ることができない」体験型のイベントばかり。芸術の秋、今週末や来週末にお出かけされるなら、是非参考にしていただければと思います。

■1:【上野】葛飾北斎の名画と、それに影響を受けたモネ、ドガ、セザンヌ、ゴーガンらの絵をくらべて観る

左/葛飾北斎『北斎漫画』十一編(部分)刊年不詳 浦上蒼穹堂
右/エドガー・ドガ《踊り子たち、ピンクと緑》1894年 パステル、紙(ボード裏打)66×47cm 吉野石膏株式会社(山形美術館寄託)

西洋絵画に多大な影響を与えた葛飾北斎の作品と、影響を受けたとみられる作品を並べて観ることができる、北斎ファンにも西洋絵画ファンにもたまらない展覧会が、『北斎とジャポニスム』展。東京・上野にある国立西洋美術館にて、2018年1月28日(日)まで開催されています。日本を代表する浮世絵師・葛飾北斎と、モネやドガなどの西洋芸術家の作品が一堂に会するのは、初の試み。「ジャポニスム」とは何なのか? ぼんやり絵を比較してみるのではなく、理解を深めながら観ることで、より面白さがわかる展覧会になっています。その見どころを下記のふたつの記事にまとめました。

【詳細はこちら:「なるほど」の連続!「北斎とジャポニスム」展を楽しむための3つのポイント】
【詳細はこちら:パリで、ロンドンで、日本で!「いきなり葛飾北斎」大ブームのなぜ?

問い合わせ先

  • 北斎とジャポニスム HOKUSAIが西洋に与えた衝撃 
  • 会期/~2018年1月28日(日)
    会場/国立西洋美術館
    開館時間/9:30~17:30(金、土は20:00、ただし11月18日(土)は17:30まで)
    ※入館は閉館の30分前まで
    休館日/月(ただし2018年1月8日(月)は開館)、2017年12月28日(木)~2018年1月1日(月)、1月9日(火)
    観覧料/一般¥1,600、大学生¥1,200、高校生¥800
  • 公式Twitter/@hoku_japonisme
    TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
    住所/東京都台東区上野公園7-7

■2:【上野】恐怖をテーマとした「怖い絵」を観ながら謎解きを楽しむ

ヘンリー・フューズリ 《夢魔》 1800-10年頃 油彩・カンヴァス ヴァッサー大学、フランシス・リーマン・ロブ・アート・センター蔵 © Frances Lehman Loeb Art Center, Vassar College, Poughkeepsie, New York, Purchase, 1966.1

ポール・セザンヌの『殺人」、ポール・ドラローシュの大作『レディ・ジェーン・グレイの処刑』ほか、恐怖をテーマとした「怖い絵」80点が集結し、SNSでも大きな話題になっている「怖い絵」展。悪魔や怪物が人を襲う様子を描いた作品など、思わず背筋が凍る作品を「この絵はなぜ怖い?」という怖さを読み解くヒントとともに鑑賞することができます。「怖い絵」を学びながら鑑賞する…。美術作品の美しさを堪能する普段の美術展とは、ひと味違ったユニークな本展、上野の森美術館で12月17日まで開催中です。

【詳細はこちら:真実はいつも1つ!?絵の意味を解明しながら楽しむ「怖い絵」展の見どころ5つ】

問い合わせ先

  • 「怖い絵」展
  • 会場/上野の森美術館
  • 会期/開催中〜2017年12月17日 ※会期中無休
  • 開館時間/10:00〜17:00 ※入場は閉館の30分前まで
  • 料金/当日券1,600円(一般)
  • TEL:03-5777-8800(ハローダイヤル)
  • 住所/東京都台東区上野公園1-2

■3:【上野】運慶の名仏像が360℃四方から観られる!二度とない展覧会

国宝 八大童子立像のうち制多伽童子 運慶作 鎌倉時代・建久8年(1197年)頃 和歌山・金剛峯寺蔵 写真:高野山霊宝​

日本で最も著名な仏師であり、快慶と双璧と言われた運慶の大展覧会が、上野の東京国立博物館で開催されています。国宝『八大童子像』をはじめとする22点が、集結します。360℃全方向から鑑賞できる展示方法を導入したこの展覧会では、運慶の卓越した造形力を間近で鑑賞できるとともに、普段お目にかかることのできない仏様の後ろ姿を拝むことが可能に。運慶作品31点中22点が集結するという本展、こんな機会はもう二度とありません。

【詳細はこちら:東京国立博物館で開催中、史上最大規模の「運慶展」】

問い合わせ先

  • 「興福寺中金堂再建記念特別展 運慶」
  • 場所/東京国立博物館 平成館
  • 会期/開催中〜2017年11月26日
  • 休館日/月曜日 ※ただし10月9日は開館
  • 開館時間/9:30〜17:00 ※金曜・土曜および11月2日は21:00まで開館 ※入館は閉館の30分前まで
  • TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
  • 当日券1,600円(一般)

■4:【上野】国宝は国宝でも「フランスの人間国宝」が手がけた現代アートを堪能

金銀細工作家のロラン・ダラスプ ©Philippe Chancel

日本の人間国宝にならい、1994年にフランス文化省が策定した称号である人間国宝(メートル・ダール)の認定を受けた13名の作家らによる作品が、東京国立博物館に集結。王族や貴族に愛され、各国の国立美術館に収蔵されるなど、世界中で高い評価を受けている、珠玉の作品が展示されています。

そのうちのひとり、セルジュ・アモルソはバッグを中心に作品を制作してきた、フランスを代表する革細工作家。あのグレース・ケリーが愛用していたことで名高い、エルメスの「ケリーバッグ」を手がけたことでも知られています。エルメスの工房で特注品の制作を担当してきた彼が、さまざまな素材を使って制作した9点のバッグも展示されています。エルメスファン、ケリーバッグファンは必見です。

【詳細はこちら:あのケリーバッグを手がけた人物の作品も!「フランス人間国宝展」開催中】

問い合わせ先

  • フランス人間国宝展
    会場/東京国立博物館 表慶館
    会期/開催中〜2017年11月26日(日)
  • ※毎週月曜休館、9月18日・10月9日(月・祝)は開館、9月19日(火)は休館
    観覧料/(当日)一般¥1,400、大学生¥1,000、高校生¥600、中学生以下無料
  • TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
    住所/東京都台東区上野公園13-9

■5:【六本木】ドラえもんが現代アートに!28人の解釈による”新ドラ”に出逢えます

 (左から)本展監修者の山下裕二さん、参加アーティストのしりあがり寿さん、西尾康之さん

2017年11月1 日(水)から2018年1月8日(月・祝)まで、六本木・森アーツセンターギャラリーにて開催される「THE ドラえもん展 TOKYO 2017(ザ ドラエモンテン トウキョウ ニイマルイチナナ)」。世界的に著名な村上 隆さん、奈良美智さん、増田セバスチャンさんら気鋭のアーティスト28組に託された、「あなたのドラえもんをつくってください」というオーダー。絵画、彫刻、写真、書道など、さまざまな技法で制作されるドラえもんは、本展のためにつくられた新作ばかりです。六本木ヒルズで、私たちは一体どんなドラえもんに会うことができるのでしょう…? ご自身とドラえもんとの思い出を振り返るもよし、お子さんや甥・姪と楽しむのもよし、会話が弾む展覧会になりそうです。

【詳細はこちら:「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」で気鋭アーティスト28組が競演!】

問い合わせ先

  • 会場/森アーツセンターギャラリー
  • 会期/2017年11月1日(水)~2018年1月8 日(月・祝)  ※会期中無休
    TEL:03-5777-8600 ハローダイヤル (8:00~22:00)
    住所/東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52F
  • <前売りチケット>
  • ■村上 隆 オリジナル クリアファイル セット券
  • 価格/¥1,800 ※券種は一般のみ、クリアファイルは会期中に会場内で引き換え
  • 販売期間/~10月31日(火)
  • 販売場所/ローソンチケット(Lコード:30021)
  • ■ドラえもんフィギュア セット券
  • 価格/¥2,400 ※券種は一般のみ、フィギュアは会期中に会場内で引き換え
  • 販売期間/~10月31日(火)
  • 販売場所/ブルー:ローソンチケット(Lコード:30021)
  •      ピンク:uP!!!公式サイト ※各色限定3000枚

■6:【六本木】写真、動画、模型で体感する「安藤忠雄建築の凄み」

ブルス・ドゥ・コメルス(進行中) パリの商工会議所を改装し、2019年に美術館としてオープン予定。もとの19世紀の建物をいかしつつ、内部にコンクリートの円柱をつくって展示スペースにするという、安藤氏が手がける斬新かつ壮大なプロジェクト

2017年12月18日(月)まで開催中の、国立新美術館開館10周年「安藤忠雄展―挑戦―」。世界で活躍する稀代の建築家、安藤忠雄さんの半世紀に及ぶ挑戦の軌跡が、写真で、動画で、模型で、一挙公開されています。建築に詳しい人でなくても楽しめる「光の教会」をまるごと原寸大で再現してつくった撮影可能スポットや、チェックしたいポイントをご紹介。記者会見での安藤忠雄さんのスピーチも、下記記事より動画でお見せします。独学で建築を学んでから安藤さんが駆け抜けてきた足跡、そして未来への展望について、楽しい語り口と共にぜひご覧ください。

【詳細はこちら:開催中の「安藤忠雄展」を楽しむためのポイント6つ】

問い合わせ先

  • 国立新美術館開館10周年「安藤忠雄展―挑戦―」 
  • 場所/国立新美術館 企画展示室1E+野外展示場
    会期/開催中~2017年12月18日(月)
    開館時間/10:00~18:00(※金、土は20:00まで ※入場は閉館の30分前まで)
    休館日/火
    観覧料/一般¥1,500、大学生¥1,200、高校生¥800
    TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
    住所/東京都港区六本木7-22-2

■7:【小田原】杉本博司さんが手がける「3,000坪の現代アート」がすごい

いくら時間があっても見切れないくらい楽しい敷地内。左の待合棟の中にも杉本さんの作品が展示されています

写真家として、美術作家として、今もっとも世界が注目する日本人アーティスト・杉本博司さんが、神奈川県小田原市につくりあげた”現代アートの一大聖地”。その記者内覧会の模様をレポートします。相模湾をみおろす風光明媚な地に、巨石あり! 不思議な茶室あり! ちょっと危険なトンネルまであり! なんだか不思議だけれどモーレツかっこいい、文化芸術の発信地の全容を、下記記事にてご紹介しています。

【詳細はこちら:直島、金沢に続くアートの聖地が「小田原」に誕生、しかも3000坪!】

問い合わせ先

  • 小田原文化財団
  • 住所/神奈川県小田原市江之浦362番地1
  • TEL:0465-42-9170
  • info@odawara-af.com
  • 公式Facebook 
  • 公式Twitter 
  • ※入館は完全予約・入替制。水曜日休館。見学時間、4月~10月、1日3回(約2時間・定員制)、11月~3月、1日2回(約2時間・定員制)。最寄り駅JR東海道本線、根府川駅または真鶴駅

■8:【京都】金印や尾形光琳etc.、国宝210点に出逢える「国宝展」

国宝展の会場。3階からスタート​

日本中から名のある「国宝」が一堂に会することで話題沸騰中の「国宝展」。日本に現存する国宝885件のうち、全210件が大きく4期に分けて公開されます。なかでも注目の作品は、尾形光琳の『燕子花図屏風(かきつばたずびょうぶ)』。11月14日〜26日の2週間限定での展示となるため、この期間を狙うのがおすすめです。展覧会公式図録もこの作品が表紙を飾るなど、まさに本展覧会の顔ともいえる作品です。かつてないほど贅沢な「国宝」展、この機会を見逃す手はありません。下記記事では、展覧会の導線に従って見どころを紹介しています。

【詳細はこちら:京都国立博物館で開催中「国宝展」で尾形光琳の燕子花図屏風が観られる!】

問い合わせ先

  • 会場/京都国立博物館
  • 会期/開催中〜2017年11月26日(日)
  •    Ⅱ期 10月17日〜29日
  •    Ⅲ期 10月31日〜11月12日
  •    Ⅳ期 11月14日〜26日
  • 休館日/月曜日
  • 開館時間/9:30〜18:00(金・土は20:00まで) ※入館は閉館の30分前まで
  • 当日券1,500円(一般)

以上、開催中の数ある展覧会のなかから、40代、50代の女性におすすめしたい展覧会を選りすぐってお届けしました。下記からは、ラグジュアリーブランドの期間限定イベントの情報をお届けします。


■9:【表参道】レディ・ガガの広告でおなじみ「ティファニー ハードウェア」を試せるPOP-UPストア【~11月5日】

「ティファニー ハードウェア」イメージ

ティファニー(Tiffany & Co.)の最新ジュエリーコレクション「ティファニー ハードウェア」のスタイリングが自由に楽しめる期間限定ストアが2017年11月5日まで、表参道のバツアートギャラリーにオープン中。現代を生きる女性の強さとスピリットを表現したコレクションは、クラシックでありながらもエッジィなデザインが魅力。どんなシーンでも身に付ける女性をより都会的に引き立ててくれる本シリーズを、自由に試着し自分に合うものを探すことができます。

【詳細はこちら:「ティファニー ハードウェア」を自由につけられる期間限定ストアが表参道にオープン】

問い合わせ先


■10:【銀座】メゾン エルメスで高級ジュエリー「オート・ビジュトリー」を堪能する【~11月7日】

ペンダント[アトラージュ・セレスト]。アトラージュ・セレストとは”天空の馬車”の意味だそう

銀座メゾン エルメスで、特別なジュエリーコレクション「HAUTE BIJOUTERIE(オート・ビジュトリー)」が一般公開されています。クリエイティブ・ディレクター ピエール・アルディとエルメスが仕掛けたのは、「特別な空間」で「暗闇に浮かび上がるジュエリー」を堪能することができる、日常とはかけ離れた瞬間。12の特別なジュエリーを間近で観ることができる、またとない機会です。

【詳細はこちら:真っ暗闇に宝石が浮かび上がる!銀座エルメスでイベント開催】

問い合わせ先

  • HB-IV CONTINUUM
  • 会期/2017年10月28日(土)~11月7日(火)
  • 会場/銀座メゾンエルメス 10階
  • 住所/東京都中央区銀座5-4-1
  • 営業時間/11:00 ~20:00 (日曜日は19:00まで)
  • エルメスジャポン TEL:03-3569-3300

以上、10月下旬から11月上旬にかけて開催されている、大人の女性におすすめしたいイベントをまとめてお届けしました。秋の装いのブラッシュアップに、お友達やご家族とのおでかけの参考にしていただければ幸いです。

この記事の執筆者
TEXT :
Precious.jp編集部 
2017.11.3 更新
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