気をつけていたつもりでも、つい食べ過ぎてしまった年末年始。さらに、長い休みでゆっくりし過ぎてしまったのも重なり、「仕事始めに久しぶりに履いたパンツがキツイ…」と嘆くことになってしまうかも。それなら、いち早くリセットするに限ります。とはいえ、年末同様に何かと忙しい毎日が続くのが、年初めというもの。「エクササイズに時間を割いているヒマなんてない!」という方は、毎日している「呼吸」に注目しましょう。

呼吸の仕方を変えるだけでダイエット効果があるという呼吸法について、ダイエットエキスパートとして数々の著書を出版されている和田清香さんに聞きました。

■なぜ呼吸だけでダイエットできるの?

なんとなくしている「呼吸」に意識を向けて

呼吸は人間が絶えず行なっている消化活動ともいえます。

新鮮な酸素を吸い込み、体全体の血管を活性化させることで血流や代謝がアップし、脂肪燃焼に繋がるのだとか。お腹を凹ませた状態で行う胸式呼吸をすることによって内臓脂肪をも分解するので、ぽっこりお腹にも効果を発揮します。それには、ただ呼吸するだけではNG。呼吸の仕方がカギとなるのです。

■「呼吸法」ダイエットを実際にやってみましょう!

それでは、普段の呼吸法をどのように変えればいいか、実際にトライしてみましょう。はじめは難しく感じるかもしれませんが、意識して行い自分のものにしてしまえば、ゆくゆくは意識せずとも自然に実行できるようになりますよ。

浅く椅子に腰掛けて行うと呼吸を意識しやすい

STEP1:息を全部「はぁー」と吐き出し、お腹を凹ませまる

布団の圧縮袋がペシャンコになるイメージやおへそを背骨につけるようなイメージでお腹を凹ませます。手は自然な位置、楽なところに置いてOKですが、姿勢を正すために胸の前でクロスしたり、手を左右の肋骨に添えたり、お腹に当てたりするのもよし。

息を口で吐きながら最初のうちは5〜10秒を目安に凹ませた状態をキープ。慣れてきたら30秒キープできるように、徐々に時間を伸ばしましょう。

STEP2:お腹を凹ませた状態のまま、鼻から息を吸う

胸を前後左右に大きく膨らませるようにして、鼻から自然に息を吸いましょう。そのとき、お腹は凹ませたままで膨らませないのがポイントです。

鼻から吸い込み、肋骨が広がって胸が膨らむイメージで行います。そして、口から細く息をはいていくこと。肋骨が開いたり閉じたりすることで、お腹を刺激してくれます。肩や首をリラックスして、背骨はまっすぐキープしましょう。    

あとはSTEP1とSTEP2を繰り返すだけ。

朝起きた際に5回繰り返すと、頭が冴えてスッキリとした1日をスタートさせることができます。週末など時間がある場合は、回数を10回にしてみるのもよいでしょう。また、仕事中に気分転換を図りたいときに行うのもオススメです。

■呼吸法ダイエットは習慣にすることが大事!

習慣化させて結果に繋げましょう

意識せずともこの呼吸法ができるようにするためには、気づいたときにこまめに実践することが大事。座っていても、立っていてもできるのが呼吸法ダイエットのいいところです。

「呼吸を意識すると自然に姿勢もよくなり、そうすることで深い呼吸がスムーズになるなど、よいサイクルが生まれます。正しい呼吸、よい姿勢を実践できると体の巡りがよくなり代謝が上がるので、痩せやすい体質づくりに役立ちますよ」(和田さん)

毎日している呼吸。だからこそ、ダイエットにつながる呼吸法さえマスターできれば、絶えずエクササイズしているのと同じ効果が期待できそう。仕事の合間、テレビを見ながら、寝ながらなど、胸からお腹に意識を集中させるようにして、気づいたときに実践してみましょう。

 
和田清香さん
ダイエットエキスパート
NYで学んだボディケア術、350種類以上のダイエット法を体験して自身が15kgのダイエットに成功。その経験を活かし、「ダイエットエキスパート」として信頼できるダイエット方法とボディケア情報をメディアにて提供。TVやラジオ出演、講演やセミナー講師も多く務める。ライフスタイルにダイエットを無理なく取り入れるカリスマ指導者として、健康美関連商品の開発も手掛ける。著書に『30秒でスッキリ! 壁トレ 体を動かすのが好きになる!』(ナツメ社)など。オフィシャルウェブサイト
この記事の執筆者
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WRITING :
松崎愛香
EDIT :
高橋優海(東京通信社)