【目次】
- 一重の「アイライナーの選び方」
- アイシャドウの塗る「順番」と塗る「範囲」
- 脱・黒色で若見え&優しげ見えが叶う「血色感アイメイク」
- 腫れぼったいまぶたを若々しい「メリハリ目元に」
- まぶたをすっきり見せる「ブラウンシャドウメイク」
- 一重の目元を引き立てる「アイメイクアイテム」【5選】
一重の「アイライナーの選び方」
■まぶたを膨張させるパールやラメを避け、マットタイプを選ぶ
マットな質感を選び、ラインは目頭から黒目の外側まで細く、目尻側は気持ち太く長めに
まぶたを膨張させるパールやラメを避け、マットタイプを。目頭から黒目の外側までは細く、目尻部分のみ、やや太め&長めに引く。正面から見たときに、目尻だけラインがちらりと見えているのが正解です。
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アイシャドウの塗る「順番」と塗る「範囲」
昔覚えた手順で今も正確? 「塗る順番」
年齢を重ねると、肌がたるんで顔立ちが変わってきます。眉頭や目頭はそのままですが、固定されていない眉尻と目尻は下がってきます。
また目が開きづらくなるためまぶたの面積が広がり、脂肪が減って凸凹が目立ってきたり。メイクした顔を見て感じるなんとなくの違和感は、顔立ちは変化しているのにメイクは同じなので、バランスが崩れていることが原因のひとつなのです。
まずは今の顔立ちでの正しい描き位置と塗り位置をアップデートしていきましょう。
<STEP.1>目の形がはっきり! アイラインを最初に仕込む
まつげの本数が少なくなった大人世代は、アイラインは2度入れるのが基本です。アイメイクの最初に行う「仕込みライン」は、目頭から内目尻までのまつげの隙間を埋めるように描きます。
ここで大切なのはアイライナー選びです。色は黒。それも限りなく濃密な黒で落ちにくいタイプのものを使いましょう。またアイカラーで隠れてしまっても気にしないで。想定内です。

<STEP.2>厄介な「まぶたくすみ」は先にとる
大人のメイクはすべて「仕込みメイク」→「おしゃれメイク」、それが基本セオリーです。まぶたの仕込みは、くすみを消すこと。
ベースカラーやライトカラーといわれる色を指の腹にとり、まぶたの中央へ。アイホール全体に、優しく外側へ、内側へと軽く押さえるようにしながらスライドし、指の温かさで、肌にお粉をなじませていきます。

まぶたがゆるんで広がってくる40代。一重さんの「塗るべき範囲」
下がり続ける目尻と、眉尻のあるべき位置を知ることが重要!

眉尻の長さは、口角→外目尻の延長線上と、鼻の脇→外目尻の延長線上の範囲内にあれば適切といえます。範囲内で位置決めに迷う場合は、より長めになる鼻の脇からの線上にするのが正解。ゆるんだ輪郭とのバランスがとれるので、頬のたるみを感じにくくなります。

まずはアイホール全体に、明るい色を塗り、まぶたのくすみ感を消します。最も迷うのは、ミディアムカラーを塗る範囲です。
目を開いたときに、二重まぶたの人は目の縁から眉までの距離の3分の1から2分の1まで、一重の人は3分の1までというのが目安。ダークカラーは最後に目の際にライン状に入れていきます。
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脱・黒色で若見え&優しげ見えが叶う「血色感アイメイク」
■アイカラー・アイライン・マスカラのを赤み系にして今旬の血色感目元に

今旬の抜け感があってこなれて見える目元には、重量感のある黒はまったくもって不要です。最旬の目元に更新するには、ズバリ黒を使わないこと! 大人にふさわしい若見え&優しげ見えが叶う、“脱・黒”アイメイクに今すぐシフトしましょう。
<STEP.1>クマやくすみなどのネガティブを光色で消す



<STEP.2>黒の代わりに影色で骨格を強調し目力アップ


<STEP.3>赤み色の華やかさでメイクがきまる


目の下は細いチップに替えて、目尻から目頭へなじませて。目の下の目頭側5㎜は何も塗らないのが抜け感を出すポイント。
<STEP.4>さらに赤みをプラスして眼差し印象を強化

<STEP.5>アイラインも黒は使わない。赤み色でしっかり締まる



目尻はフラットに5mmで若々しい印象に。目の下にラインを入れると、目が締まってかえって小さく見えるので入れません。
<STEP.6>赤み系のマスカラでも生え際と黒目は強調できる



下まつげを塗るときは、ブラシを縦にして左右に振りながら、根元から毛先まで1本1本に丁寧に塗ります。
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腫れぼったいまぶたを若々しい「メリハリ目元に」
■縦塗りでつくる、メリハリ目元

定番ブラウンの横塗りグラデは今や老け目元。メリハリある強く大きな目は縦塗りでしかつくれない!
<POINT>


重く被った腫れまぶたのメリハリづくりに有効なのは、やはり定番のブラウンアイシャドウ。けれども若いころに覚えた、目のフレームどおりに際から濃い色=締め色、次になじませ色を重ねていく横塗りはたるみ目を強調するだけ。この世代のブラウンアイシャドウは “縦塗り” 限定です。
まずは明るいベージュでまぶた全体のくすみを払い、中央を外して目頭側と目尻側にベージュブラウンを重ねると丸みを帯びた立体目元に。加えて上下の際に淡いブラウンをライン状に入れるだけのシンプル手順。なのに印象的な眼差しになる、一生使える正解の塗り方です。

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まぶたをすっきり見せる「ブラウンシャドウメイク」

■カラーアイシャドウで色をのせるときは、ブラウンアイシャドウでまぶたに彫りを仕込む

「重たい印象のまぶたに直接明るい色をのせると、いっそう腫れぼったく見えてしまいます。明るい色のアイシャドウをのせる場合は、あらかじめブラウンのアイシャドウでまぶたに彫りを仕込んでおくことがマストです。使いたいカラーとブラウンがひとつになったパレットを選ぶと重宝します。仕上げにブラウンのペンシルアイライナーで目のキワにラインを入れると、引き締め効果がさらにアップ」(ヘア&メイクアップアーティスト 長井かおりさん)。
【まぶたをスッキリ見せるアイメイク5STEP】
<STEP.1>ブラウン2色を混ぜてアイホールに
アイシャドウパレットの左下と右上を指で混ぜとり、アイホールよりやや広めに広げて彫りをつくります。


<STEP.2>目の下にもブラウンをオン
先ほどと同様に、左下と右上のブラウンをブラシで混ぜてとります。ブラシを目の下の目尻側に置き、目頭に向けて動かし色をのせます。

<STEP.3>パープルを重ねる
アイシャドウパレット左上のパープルを指にとり、STEP.1のブラウンより少し内側に重ねます。

<STEP.4>目の下にゴールドをオン
アイシャドウパレット右下のゴールドをブラシにとり、目の下涙袋の上に薄くのばします。

<STEP.5>ブラウンのアイラインを引く
ブラウンのペンシルアイライナーで目の上のキワにラインを引いて、目元を引き締めます。

【色をのせてもまぶたの重さを感じさせない仕上がりに】

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一重の目元を引き立てる「アイメイクアイテム」【5選】
【1】 アルビオン「エクシア リクイッド アイライナー WN61」

明るいワインレッドのライナーで、きつく見られがちな奥二重やつり目を柔らかに見せながら、大きく明るく見せるベストカラー。ハリのある筆でまつげの隙間に入り込み、ガタつかずキレイなラインが描ける。
ほんのひと差しするだけで、目元がびっくりするほどあでやかに変化。コシのある筆と速乾性のある液で失敗知らずだし、繊細に引きたいときも、太く引きたいときも思いのままにコントロールしやすい。(ビューティ エディター 入江信子さん)。
【2】エレガンス コスメティックス「エレガンス ラズル アイカラー 20」

艶やかで躍動感を演出するテラコッタレッド。明るい色調とパールの輝きでまぶたの色ムラを消しながら、メリハリ効果も。パール感がとてもリッチなのに、超微粒子だからか、ざらつきがなく、自然な艶まぶたに。
メタリックなテラコッタ系レッドは、成熟した大人の女性にだけ許された色。しっとり肌になじむので色浮き感はなし。細くラインのように描き入れたらモード感もぐんとアップ。バカンスシーズンにまといたい一色。(ビューティ エディター 安倍佐和子さん)。
【3】NARS「クワッドアイシャドー 01803」

ハレまぶたにならず、適度の引き締め力のある右下のパープルレッドがメインのパレット。オレンジとベージュを組み合わせるとつくり込んでいないナチュラルな華やぎ感が生まれ、たるみで小さくなった目が1.5倍大きく!
右下のマット系パープルレッドは、マット系ゆえ色の印象がくっきりしているけれど、一度塗りなら濃すぎない。この赤を目尻につけてから、左上のキラキラを重ねると華やかさも増して美しく仕上がる。(ビューティ エディター 國藤直子さん)。
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【4】シュウ ウエムラ「アンリミテッド 3D ジェル ペンシル」

「アンリミテッド 3D ジェル ペンシル」は、使いやすさにこだわったジェルタイプのアイライナー。シュウ ウエムラのアイライナーの特長である約1.5mmの細いペン先はそのままに、より一層の描きやすさと美しさを実現。日本産のツバキオイル配合で、シャープなラインもなめらかに描くことができます。
カラーはアジア人の肌トーンになじみ、目元を美しく立体的に魅せる6色展開。クールな「M サウンド ブラック」、「M ストーン グレイ」、「M スモーキー モーヴ」と、温かみのある「M ダーク ブラウン」、「M シール ブラウン」、「M トニー オリーブ」が用意されています。
どのカラーも、発色は濃く鮮やか。一重から二重、奥二重までどんな目元にもなじんで、美しさを引き立てます。ウォータープルーフ搭載で、速乾性、耐久性に優れ、にじみにくいのも魅力です。
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【5】ディオール「マスカラ ディオールショウ アイコニック オーバーカール ウォータープルーフ」

根元にたっぷりとついて毛先は細くなる、品のいい仕上がり。適度な量感でまばらな印象を補い、ビューラーなしで自然なカールをキープしてくれる、絶妙な仕上がり。
カール固定力&ボリュームアップに優れる液がハリのないまつげを根元からしっかりと立ち上げて、太い上向きまつげを維持。奥二重やたるみで重く見えるまぶたが持ち上がるので、目が1.5倍大きくなったような錯覚効果が。
「ディオール」ビューラーいらずで自然なカールをキープ!「マスカラ ディオールショウ アイコニック オーバーカール ウォータープルーフ」
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- TEXT :
- Precious.jp編集部