毎年スイスで開催される“WATCHES & WONDERS GENEVA”は、世界最大の時計の祭典。その開催期間を中心に、数々の新作が各メゾンから発表されます。ウォッチ＆ジュエリージャーナリストの岡村佳代さんによる好評連載「名品ウォッチ速報＆コラム」でも、2022年の新作ウォッチから岡村さんが厳選した名品について速報でお伝えしてきました。今回は、とりわけ反響の高かった5つの人気記事をランキング形式でご紹介します。
あでやかなジュエリーウォッチから匠の技が冴える人気ウォッチまで、多彩に出そろった人気記事ベスト５
■５位…「オーデマ ピゲ」“ロイヤル オーク” 誕生50周年！ 入手困難な「幻の時計」が紡ぐ名品伝説
5位には、エキシビジョンに先駆けてスイスの名門「オーデマ ピゲ」が発表した新作“ロイヤル オーク”についての記事がラインクイン。1972年に発表されてから50年という大きなアニバーサリーイヤーを祝う特別なタイムピースを取り上げました。唯一無二のオリジナルデザインの魅力を最大限引き出すために、そしてより装着感の心地よさを高めるために、ケース＆ブレスレットが非常に細かやにアップデートされています。
■４位…新たな扉を開いた「グランドセイコー」に、世界から集まった祝福と賛辞！
4位は、2022年の“WATCHES & WONDERS GENEVA”に初出展を果たした、日本が世界に誇るマニュファクチュール「グランドセイコー」の記事です。新作は、デザインから細部のつくりにいたるまで、まさに「日本の美意識」を随所に宿すタイムピース。ダイヤルカラーには日本の伝統色を採用しています。また、「世界初」を実現させた究極のコンプリケーションウォッチも発表！ メゾンとして、さらなる高みへと到達しました。
■３位…「ロレックス」の新たな試みがもたらす、幸福な未来への明るい兆し
3位は、「ロレックス」初！ という枕詞がつく2つのモデルにフォーカスした記事。ひとつは、メゾンの長年の悲願を叶えたプラチナのフルーテッドベゼルをまとった“オイスター パーペチュアル デイデイト 40”。ひと目でプラチナだと確信できる白い輝きは別格！ もうひとつは、ダイヤモンドの花芯を抱いたフローラルモチーフの意匠が美しい“オイスター パーペチュアル デイトジャスト 31”。 夏の花が鮮やかにダイヤルを彩っています。
■２位…「ルイ・ヴィトン」のマスコット“ヴィヴィエンヌ”が時のイリュージョンを仕掛ける、微笑みのコンプリケーションが誕生！
2位にランクインしたのは、「ルイ・ヴィトン」のマスコット“ヴィヴィエンヌ”が時の世界でマジックショーごっこを繰り広げる、とびきりチャーミングなコンプリケーションウォッチ“タンブール スリム ヴィヴィエンヌ ジャンピングアワー”をご紹介した記事。「時」を示す小窓は60分ごとに、あちら、こちらと切り替わり、まるで「かくれんぼ」のよう。高度な「世界初」の機構によるラグジュアリーなマジックが、見る人の微笑みを誘います。
■１位…やっぱり「カルティエ」が好き！新たなジュエリーウォッチが届けるときめきとサプライズ
１位は…「カルティエ」の新しいウォッチコレクション“クッサン ドゥ カルティエ”にフォーカスした記事！ 最大のポイントは、ケースに直接ジュエリーをセットした「トライアングルセッティング」。大きさの異なるダイヤモンドをらせん状に配したケースから放たれる立体的な躍動感は、比類のないもの。さらに、ゴールドなのに「物理的にしなやかで柔らか」な限定モデルも！ トップジュエラーとしての風格を改めて印象づけました。
以上、今年発表された新作ウォッチをお届けした速報のなかから、大きな反響を呼んだ5つの記事をご紹介しました。ここでは紹介しきれなかった各時計やコレクションの魅力や詳細情報を、ぜひそれぞれの記事からチェックしてください。
