【目次】
背中が辛くなる「原因」
Amazing♡ beauty」を開設。最新刊は『10秒で顔が引き上がる 奇跡の頭ほぐし』(主婦の友社)。
■姿勢が前かがみになっている
背中が張っている感じでつらい、呼吸が浅くなっている…と感じているなら背骨が硬くなっている証拠。原因は長時間のパソコン作業やスマホチェックなどの前かがみになってしまう姿勢の悪さにあります。
初出:ぐっすり眠れる! バスタオルを使って「背中のコリ」を解消するメソッドとは?
■肩甲骨周りが固まっている
デスクワークなどでずっと同じ体勢でいる、運動不足、ストレス過多…これが原因で肩甲骨周りはガチガチに固まります。肩こりや痛みが生じるだけでなく、睡眠の質が下がる、猫背になって姿勢が悪くなる、むくみやすくなる、顔のたるみを引き起こしやすくなるなど、思いがけないトラブルにもつながってしまうのです。
そもそも肩甲骨はあまり意識して動かさない部位。こまめにほぐすことが必要なのですが、背中側は手が届かないのでなかなか自分でほぐすのが難しいものです。
初出:眠りの質が高まる!テニスボールで「背中のコリ」がすっきり解消するワザがすごい
【1】背中のコリを解消! バスタオル使ったストレッチ
■安眠効果あり! 寝ながらバスタオルで背中のコリを解消
\このメソッドの効果とポイント/
・背骨が硬くなっていると体は緊張状態のままになり、リラックスできない。
・睡眠が浅くなるのは背骨が凝り固まっていることも原因のひとつに。
・背骨のコリ解消にはバスタオル2枚をくるくると巻いてストレッチポール代わりに活用するのが得策。
・棒状にしたバスタオルに仰向けで乗り、腕を動かすことで、背骨がしっかりとほぐれてリラックス効果絶大。
<STEP.1>バスタオルを3枚用意。2枚を棒状に巻き、1枚は枕として使用
・バスタオル2枚をきつめに巻いて棒状にし、ストレッチポール代わりに使用。
・頭が下がりすぎないように、1枚はたたんで枕として使用します。
<STEP.2>腕をまっすぐ伸ばし、両手を擦り合せるように動かす
・棒状のバスタオルに、尾骨からゆっくり背骨に沿うように仰向けにのります。足は腰幅に開き、膝を立てましょう。それから、腕をまっすぐ伸ばし、両手のひらをスリスリと擦り合せるように動かします。
・30秒くらい行いましょう。これによって背骨の一部である胸椎が緩んで柔軟になりますよ。
・次に腕を下げて手のひらをスリスリと擦り合せて。背骨の上側が緩みやすくなります。ここも30秒くらい行いましょう。
・次は、腕を上げてスリスリと手のひらを擦り合せると、背骨の下側=腰部分が緩みやすくなります。ここも同様に30秒くらい行いましょう。
<STEP.3>腕をまっすぐ伸ばし、両手を合わせたまま左右に小刻みに動かす
・次は腕をまっすぐ伸ばし、両手を合わせたまま左右に小さく動かします。
・背骨に心地いい刺激が伝わりマッサージ効果あり。これも30秒くらい行いましょう。
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【2】背中がスッキリする、テニスボールを使ったストレッチ
■睡眠の質が向上! 寝たままテニスボールで背中をほぐす
\このメソッドの効果とポイント/
・長時間のデスクワーク、運動不足、ストレス過多で、肩甲骨周りはガチガチに。
・肩こりや痛みが生じるだけでなく、睡眠の質が下がる、姿勢が悪くなる原因に。
・テニスボールを使えば、簡単に肩甲骨周りをほぐすことができる。
・肩甲骨周りをほぐすと、睡眠の質が向上、姿勢が良くなる、たるみ&むくみ解消に。
<STEP.1>あおむけになり、肩甲骨の周りにテニスボールを置く
・膝を立ててあおむけに寝た状態で、肩甲骨の脇にテニスボールをおき、腕をまっすぐに上げて肘を伸ばします。これが基本姿勢。
・腕をまっすぐに伸ばした後、もう1㎝上に上げるようにさらに腕を伸ばしましょう。効果がアップしますよ。
<STEP.2>肘を引いて肩甲骨周りに深く刺激をあたえる
・STEP.1の状態から肘を下に引き、肩甲骨周りの深部に刺激を与えてほぐします。この上げ下げを1カ所につき5回行います。
・そして、テニスボールの位置をずらしながら、左右の4カ所をほぐしていきます。
・ほぐすのは丸印の位置。肩甲骨の周りをしっかりとほぐすことで、背中の筋肉、僧帽筋が緩み、肩こり、首こり解消につながります。
初出:眠りの質が高まる!テニスボールで「背中のコリ」がすっきり解消するワザがすごい
【3】背中の張りを和らげる、肩甲骨はがしストレッチ
■寝たままラクに、背中の張りだけでなく、肩コリ、腰痛も解消!
\このメソッドの効果とポイント/
・背中が張っていて痛い、肩コリがつらい人は肩甲骨のまわりの筋肉がガチガチに。
・「肩甲骨周りのコリ」は首コリ、肩コリ、腰痛に加え、代謝がダウンし太りやすくなるのでケアが必要。
・寝ながらできる、肩甲骨はがしストレッチが簡単で効果的。
・肩から腰にかけて、上半身が緩むのでリラックス効果が高く睡眠も深くなりやすい。
<STEP.1>仰向けになり足を腰幅に開き、右の肘を床につける
・仰向けに寝て足を腰幅に開き、膝を立てます。そして、右の肘を曲げて床につけてください。これが基本姿勢です。
<STEP.2>肘を支点にして固定し、体を左側にねじる
・肘の位置はそのままに、体だけ左側にねじります。肘は動かないように固定して、肩、背中、腰の上半身をねじるように行いましょう。このSTEP.1、STEP.2の動作をゆっくりと10回繰り返して。
・このとき、息は止めずに深呼吸しながら行いましょう。そして、反対側も同様に行ってください。
村木宏衣さん指南|肩コリ、腰痛解消!寝たままでラクにできる肩甲骨はがしストレッチ
- TEXT :
- Precious.jp編集部