【目次】
フケが出る原因
■頭皮が濡れた状態が続くとフケの原因になる
頭皮が濡れた状態だと雑菌が繁殖しやすくなり、頭皮のかゆみやフケの原因に。シャンプーなどで髪を洗ったあとは、しっかりタオルドライし、ドライヤーで乾かすようにしましょう。
■フケが出るとどうなる?
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髪や頭皮に付着した汚染物質や毛穴に詰まった皮脂などは、毎日のシャンプーだけでは取り除けないことがあります。週に1〜2回、洗髪前にオイルや専用のクレンザーを使用して、毛穴の汚れを揉み出すように頭皮マッサージ。頭皮環境を整えてあげる、というのが美髪への基本です。余計な皮脂とともに角質やフケなどで毛根が詰まってしまうと、抜け毛や臭いにも繋がってしまいます。
さらにこれらは、老化現象の原因でもある「過酸化脂質」になり、頭皮にさまざまな悪循環を引き起こします。プレケアで使用する専用のケアアイテムは、ただ落とすだけでなく、酸化によって傷ついた細胞の回復を早め、過酸化脂質を抑制する効果もあります。とくに頭頂部は血液の流れも滞り、皮膚も硬くなりやすい場所。ここを中心にほぐすようなイメージで手を動かすのがコツです。プレケアで頭皮をまっさらな状態に戻しましょう。
【対策法1】「シャンプー」できちんと頭皮を洗う
■毛穴汚れがきちんと落とせる「シャンプー法」【6STEP】
<STEP.1>目の粗いブラシで、まずはブラッシング
・目が粗く、クッション性のあるバドルブラシなどを用い、まず毛先の絡まりをとる。
・次にポニーテールを結うように髪の根元から頭頂部に向かってブラッシングしていく。
・ブラシの先端を頭皮に当てながら動かすのがポイントに。
<STEP.2>地肌にシャワーを当て、内側までしっかり予洗い
・頭上からシャワーをかけるだけだと、髪の表面しか濡れず、内側まで濡れていないことが。
・そのため、髪の上部を持ち上げてハーフアップのようにしたりと、髪を分けながら、シャワーヘッドを頭皮に当てつつ濡らしていく。
・左右の耳上をつなぐ後頭部は髪の密度が高く、毛穴が詰まりやすいのでよく濡らして。
<STEP.3> 洗うべきは髪ではなく、頭皮
・適量のシャンプーを手のひらにとって泡立ててから、指の腹を使って、頭皮をもむように洗っていく。
・シャンプーの汚れを落とす成分は頭皮への負担になりやすいので、頭皮を洗う時間は1分以内にし、まんべんなく洗うのがコツ。
\毛先を泡立てネット代わりに/
<STEP.4>「もう十分」と感じた、さらに1分長めに流して
・予洗いと同様に、頭上からシャワーをかけるだけだと洗い残しが出やすくなるため、上からだけでなく、下や横など、シャワーヘッドをいろいろな向きから当て、よく流す。1~2分が目安だけれど、いつもの感覚よりも必ず長く流すようにすると間違いない。
<STEP.5>トリートメントは、「ツルツル」感触までなじませる
・トリートメントやコンディショナーは髪の中間から毛先に向かってつけていく。
・頭皮についてしまうと、毛穴の詰まりにつながってしまうので、つける場所は必ず守って。
・また、一定方向に指の腹で繰り返しなじませ、髪表面がツルツルになるまで塗り込むのが正解。
<STEP.6> 分け目をつくり、地肌から乾かしていく
・シャンプー後はキューティクルが開いているので、すぐに乾かすのが鉄則。
・乾かすときは、頭皮&髪の根元から乾かしていく。
・分け目をつくりながらドライヤーの風を当てると乾かしやすい。
・頭皮や根元が乾いていないと、雑菌が繁殖しやすくなり、ニオイの原因に。
「頭皮の皮脂量はTゾーンの約3倍」という事実。大人の正しい「シャンプー法」とは?
【対策法2】「タオルドライ」をしっかり行う
■髪が濡れた状態のタオルドライは要注意!
「タオルドライも基本的にはブラッシングと同じ原理で、髪が濡れていてもろい状態のときにゴシゴシ圧をかけてしまうことで、キューティクルを傷ませてしまいます。カラーやパーマをしている人は、タオルをゴシゴシドライしてしまうことで、髪が絡まりやすくなってしまうので、より注意が必要です」(「SUN VALLEY」代表・渋谷謙太郎さん)。
■根元→毛先へと徐々に水分を取っていく
「まずはタオル選びから、ですね。固いものより、ソフトで吸収力の高いタオルを使用することをおすすめします。そしてブラッシングとは逆に、タオルドライは根元から! そのあとに毛先は揉み込むように優しくしっかりと水分をとります。髪の毛は、根元から毛先に水が流れる構造になっているので。絡まりが気になる場合は、先にコームでほぐしてからタオルドライをするといいですよ」(渋谷さん)。
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【対策法3】「ドライヤー」で、根元→中間→毛先の順に髪を乾かす
■美髪に仕上げる「ドライヤーのかけ方」【4STEP】
<STEP.1>髪の根元を立ち上げる
<STEP.2>髪の中間を乾かす
<STEP.3>毛先をまとめる
<STEP.4>冷風でキューティククルを引き締める
「根元の乾きが甘いまま毛先をメインに乾かすとオーバードライになり、髪を傷めるだけでなく、広がり、乾燥など、老け見えの原因になってしまいます。理想的なのは、ドライヤーをかけた後、『髪の水分が十分に保たれて艶がある状態』。そのためには、根元→中間→毛先の順に乾かして、全体的に均一な水分量を保つことが大切です」(CHINATSUさん)。また、キューティクルの流れを逆立てるような乾かし方もNGなのだそう。「キューティクルが整わない状態では、光が乱反射して見えたりパサついた印象になってしまいます。キューティクルの流れに沿って、ドライヤーを上から下に向けて乾かすのがコツ。艶やかで光沢のあるヘアスタイルに仕上がります」(CHINATSUさん)。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部