【目次】
前髪なし【7選】
「ボリューム不足」をパーマでカバー
\DIFINO akasakaのスタイリスト、槌田美希さんがレクチャー!/
ロング代表:桜井亜子さん(43歳/主婦)の場合
DIFINO akasakaのスタイリスト、槌田美希さんは「髪の中間から毛先にかけてパーマをかけるとボリューム感が出せます。スタイリングも短縮できるので子育てで忙しい時期にぴったり。薄毛感が出るのは生え際なので、ここをしっかり立たせてペタッとさせないのがポイントです」(槌田さん)。出産後、頭頂部だけがボリューム不足になってしまった桜井さん。「硬い毛質も、デジタルパーマをかけるとふんわり柔らかな表情になります。髪の中間から毛先にかけてパーマをかけておくと全体的に量感が増すので、ボリュームがほしい方におすすめです」(槌田さん)。
<スタイリング方法>薄毛感が出やすい生え際の髪を立たせる!
「朝は忙しいので、スタイリングに時間をかけられない女性も多いですよね。1~1.5㎝幅のピンで生え際の髪を立たせるように留めてドライヤーをあてるだけで立ち上がりが作れます。巻いたりブローしたりするより簡単だし、失敗もありません」(槌田さん)。
<STEP1>ピンで生え際の髪を立たせるように留め、ドライヤーをあてる
<STEP2>ピンを外して手ぐしで束感をほぐす
<STEP3>髪の中間から毛先にかけて指でねじってドライヤーをあてる
<STEP4>ねじった毛束を上下に振りながらほぐす
<老け見えをくい止めるポイント3か条>
- 生え際の髪の根元を立たせて薄毛感をカバー
- 髪の中間から毛先にパーマをかけて全体的なボリューム感をアップ
- 束感を必ずほぐしてほかの髪となじませる
「このスタイルはクセが強い方でもペタッとなりやすい方でも髪質を選びません。トップと顔まわりにレイヤーを入れているので、髪の重なりができてさらに量感が生まれます。『量が減ってきたから、ロングは無理かも…』なんて諦めないでくださいね」(槌田さん)。
産後のボリューム不足をパーマでカバーした、ふんわりロングヘア
「老け見え」を解消!見た目年齢も若返る
\U-REALMのスタイリスト・瓜生智咲さんがレクチャー!/
面長顔のロングヘア代表:立川エリカさん(49歳/占星術カウンセラー)の場合
パサつき、広がり、分け目の目立ち、この老け見えポイントを放置すると「痛いオバさん」「疲れていて貧相」と思われてしまうこともあるロングヘアですが、U-REALMのスタイリスト・瓜生智咲さんは、「いくつかのポイント押さえることで、まとまり・ツヤ・ボリュームのある若々しい印象になる」と言います。「まずは分け目の根元を立ち上げるために、いつもの分け目と逆の方向から熱を当てましょう。次に、顔まわりの髪を外巻きにして華やかさを出しながら、パサついた毛先にオイルで潤いを与える。これだけで老け見えポイントは解決できます。また、面長顔の場合、長めの前髪は顎よりも少し上くらいの長さに切るのがベスト。巻いたときに輪郭をカバーしてくれます。ハチ上には少しだけレイヤーを。巻いたときに動きが出やすく華やかな印象になります。ただ巻くだけだと重い印象になりがちですが、所々に仕込んだハイライトがアクセントになり、軽やかで明るい印象に。毛先にはカールが長持ちするデジタルパーマを。自宅での再現性が高く、スタイリングがラクなのも特長です」(瓜生さん)。
<スタイリング方法>顔まわりは「隠すよりも出す」ことを意識して巻くのがコツ
「顔まわりをコテで外巻きにするときは、毛束の中間から毛先を巻くこと。根元から巻いてしまうと、失敗感のあるわざとらしいウェーブになってしまうので気をつけてください」(瓜生さん)。
<STEP1>ドライヤーでフロント部分の根元を立ち上げる
<STEP2>コテで顔まわりを外巻きに
<STEP3>オイルを中間から毛先になじまてツヤを与える
<面長顔ロングヘア スタイリングのコツ3か条>
- 分け目と逆方向から熱風を当てる!
- リバース巻きで顔まわりの毛束を後ろに流す
- オイルは必須!必ず仕上げになじませて
「仕上げのオイルは、手のひらに薄く伸ばして、毛束の中間から毛先にしっかりとなじませてください。毛先にツヤとまとまりがあれば、髪の豊かさ、しなやかさにつながり、それだけで若々しく見えます」(瓜生さん)。
「根元を立ち上げる」「顔まわりを巻く」「ツヤを与える」だけ!5歳若返るロングヘア
「頬骨」や「エラ張り」を目立たなくするワザ
\MAGNOLiA Aoyama店のデザイナー・CHINATSUさんがレクチャー!/
ベース型のロングヘア代表:内田テリーサさん(41歳/会社員)の場合
頬骨やエラの張りが目立つ顔立ちの女性の場合、これらを手っ取り早く髪型で隠す方法はあるのでしょうか? MAGNOLiA Aoyama店のデザイナー・CHINATSUさんに解決策を伺うと、答えは明解。「パーマのウェーブで輪郭を隠せばいい」と言います。「顔まわりにボリュームと動きを出して、頬骨やエラが隠れるようにフレームをつくることが大切。長めの前髪にしているのも頬骨をカバーするためです。輪郭を隠しすぎると、暗く地味な印象になってしまいますが、大きくゆるやかなパーマをかければ、欠点をさりげなく隠しながら、顔まわりを華やかに見せることができます」(CHINATSUさん)。今回、CHINATSUさんが提案してくれるパーマヘアは、ベース型だけでなく、頰がこけてきたという逆三角形型、顔が縦長に見える面長顔の悩みも解消できる万能スタイル。根元が立ち上がりにくい、髪が細くなってきた、という悩みにもおすすめです。
<スタイリング方法>カーラーで根元を起こしながら太いまとまりをつくる!
「前髪とトップは根元からカーラーでしっかり巻いて。根元が立ち上がることで、毛束に太いまとまりをつくることができます」(CHINATSUさん)。
<STEP1>カーラーで後頭部と前髪を巻く
<STEP2>耳前ハチ上の毛束を巻く
<STEP3>中間から毛先に水分を含ませてパーマを出す
<STEP4>クリームワックスを毛先に揉み込む
<ベース型ロングヘア スタイリングのコツ3か条>
- カーラーで巻いたら熱風でキープ力を高める
- 水分を与えたらドライしない!毛先がパサつく原因に
- クリームワックスは保湿力のあるものを選んでツヤ感を出す
「年齢とともに髪の水分量が少なくなるため、毛束の中間から毛先はパサつきがちです。仕上げのワックスはクリーム系で保湿力の高いものを選ぶと、毛先がツヤやかにまとまり、年齢を感じさせない若々しい仕上がりになります」(CHINATSUさん)。
ラフな質感で「ベース型」をカバー
\GARDEN omotesando テクニカルマネージャーの高橋俊友さんがレクチャー!/
ベース型のセミロング代表:桜井美礼さん(45歳/医療事務)の場合
今回、ベース型の輪郭をカバーできるセミロングを提案してくれるのは、GARDEN omotesandoテクニカルマネージャーの高橋俊友さん。 高橋さんによると、「エラ張りさんがセミロングにするなら、輪郭をすべて隠してカバーするのではなく、毛先の動きで輪郭の印象を和らげること。すべて隠してしまうよりも、その人らしさをいかしたスタイルにすることが、今っぽいと思います」とのこと。そのためには、あごラインにレイヤーを入れて毛先にラフな動きを作ることが効果的だそう。「ボリュームが出る位置を、あごの高さに持ってくると、毛先の動きで輪郭から目を散らすことができます」(高橋さん)。また、年齢による髪の乾燥、ツヤの低下も、その質感をいかしてあげることで、よりおしゃれに仕上がるのだとか。 「ツヤのなくなってしまった髪は、ルーズなパーマをかけてあげると、いい感じのラフな質感に見せることができます。ダメージを逆手にとることで、ワンランク上の仕上がりに見せられるはず」(高橋さん)。ルーズなパーマで毛先に動きをつけたスタイルなら、気になるエラの印象を和らげつつ、ラフでこなれた雰囲気にも。
<スタイリング方法>毛先に潤いを与えつつ、ラフな動きをオン!
「ダメージによるラフな質感はいかしつつキレイに見せるためには、毛先の潤い感が大切です。髪を乾かす前に、オイルをまんべんなくつけて、しっかり保湿してあげましょう」(高橋さん)。
<STEP1>前髪ともみあげをリバースに巻く
<STEP2>毛先を外ハネに巻く
<STEP3>ヘアバターをもみこむ
<ベース型セミロング スタイリングのコツ3か条>
- スタイリング剤はまんべんなくなじませる
- 毛先はくずしてラフに散らす
- 乾かす前のオイル、スタイリング後のヘアバターで潤いを
「顔周りの髪は、耳にかけてボリュームを調整して。あご周りに髪をかけすぎないほうが、ナチュラルに輪郭をカバーできますよ」(高橋さん)。
輪郭を隠すのは逆効果!ベース型をカバーするラフな質感のセミロング
ロングヘアでも「重くならない」Aライン
\ACQUA omotesandoのスタイリスト・古本慶次さんがレクチャー!/
ロング代表:斉藤紫さん(41歳/会社役員)の場合
40代の【ロングヘア】の方に多いお悩みのひとつが「うねってパサついた髪が広がって、落ち着かつかない!」問題。「エイジングな髪質になると水分を十分に保てなくなります。うねりを伸ばすために毎日アイロンをあてて髪を乾燥させるより、パーマをかけた方がスタイリングの時間を減らせますし、髪のダメージも防げます」とアドバイスするのは、「ACQUA omotesando」のスタイリスト・古本慶次さん。ボリュームがしっかりあり、広がりやすい斉藤さんの髪。 「表面にレイヤーを入れることで毛先が軽くなり、裾広がりのAラインにしても重たい印象になりません。また、頬からあご下にかけて大きなカールのパーマをかけるとウェーブが均一になり、広がりが抑えられてうねりも目立たなくなります」(古本さん)。
<スタイリング方法>前髪が頬にかかるように毛先を巻いてフェイスラインを引き締める
裾広がりのAラインにすると、フェイスラインまで下ぶくれな印象になりそう。そんな不安は前髪のスタイリングで解決できます。「前髪を頬のあたりで流すように毛先を巻くと、リフトアップ効果が生まれます」(古本さん)。
<STEP1>濡れた毛束を外側にねじりながらまとめ、ドライヤーをあてる
<STEP2>毛先だけ1カール、ランダムに巻く
<STEP3>前髪の根元を立ち上げながらカールアイロンで後ろ向きに巻く
<老け見えをくい止めるポイント3か条>
- 表面にレイヤーを入れて軽やかさを出す
- 大きめカールのパーマでうねりを目立たなくする
- 前髪を頬にかけてフェイスラインの引き締め効果を狙う
「パサつきがひどくて乾燥が進んでいる方は、水分と油分を補う髪質改善のトリートメントをおすすめします。1.5~2か月に1度のサロントリートメントでパサつきが抑えられ、まとまりのいい髪になります」(古本さん)。
40代に似合う【ロングヘア】Aラインシルエットで重くならない “ゆるふわ髪”に!
キュッと「小顔見え」菱形ヘア
\Cocoon 銀座店スタイリストのSHUNさんがレクチャー!/
面長顔のロングヘア代表:粟野章子さん(51歳/会社役員)の場合
「顔まわりの根本にボリュームを出しながら、前髪を耳くらいの位置に設定すると、全体のシルエットが菱形に。リフトアップ効果があるだけでなく、面長顔にありがちなのっぺりとした印象から、メリハリのある印象へと変えることができます」(SHUNさん)。40代からは、過度にレイヤーを入れず、毛束のまとまりとツヤ感を重視することも大切なのだそう。「髪の傷みが目立つと、老け見え、疲れた印象になってしまうこともあります。毛先のパサつきやダメージを目立たせないためにも、まとまりとツヤ感が重要。毛量はしっかりと厚みを持たせながら、顔まわりに効果的にレイヤーを入れるスタイルにしました」(SHUNさん)。
。<スタイリング方法>もみあげ付近にムースを揉み込んで顔まわりをボリュームアップ
「菱形シルエットを作るたけに大切なのが、顔まわりのボリューム感です。髪の内側にあるこめかみ付近の毛束にムースをしっかりとなじませるのがポイント。前髪につけすぎるとベタっとした印象になってしまうので、内側にだけつけて」(SHUNさん)。
<STEP1>根本を潰さないようにドライヤーをかける
<STEP2>こめかみの上にある毛束にムースを揉み込む
<STEP3>毛先にもムースを揉み込む
<STEP4>髪全体の毛束を指で裂く
<面長顔ロングヘア スタイリングのコツ3か条>
- 根本のふわっと感が大事!根本をこすりながら立たせる
- 毛先のパサつきは大敵。ツヤとまとまりの出るムースを使う
- こめかみにボリュームを出すことで理想の菱形シルエットへ
「ムースは、キープ力のあるものではなく、トリートメントフォームのようなツヤの出るタイプがおすすめ。つけて自然乾燥させた時に、パリッとした質感にならないものを選びましょう」(SHUNさん)。
ストレートパーマで自然な「美髪」へ
\FIX-UP銀座店のディレクター、中山みほさんがレクチャー!/
ロングヘア代表:今井美緒さん(40歳/看護師)の場合
大人のストレートは、「自然の成り行き任せでただ髪を伸ばしただけ」ではダメ。 FIX-UP銀座店のディレクター、中山みほさんによると、「顔まわりは短くレイヤーを入れて、グラデーションをつけること。顔まわりに髪がかかりすぎると重たく見えて、フェイスラインも締まらなくなります。毛先も伸ばしっぱなしにはしないで、厚みをとって、自然に内に入るようにカットにすると全体のバランスもきれいにまとまります」とのこと。「毛量は髪の表面ではなく、内側で調整しています。クセもかなりあるのでストレートパーマをかけています。が、ピンと伸ばしすぎると大人の髪には不自然なので、ほどよくツヤが出る程度の強さがおすすめです」(中山さん)。
<スタイリング方法>髪の内側と表面にヒートブラシを通すだけでストレートに!
アイロンが上手く使えない…という人におすすめなのが、ブラシにヘアアイロンのような電熱を内蔵したヒートブラシ。「毛束の毛先を引っ張りながらブラシを通すだけなので、とても簡単。うねりやすい方、ブローが苦手な方におすすめしたいですね」(中山さん)。
<STEP1>髪の内側から毛束の根元から毛先に向かってヒートブラシを通す
<STEP2>髪の表面も同様にしてヒートブラシを通す
<老け見えをくい止めるポイント3か条>
- ストレートパーマをかけるときは、ピンと伸ばしすぎに注意
- 野放図にただ伸ばすのではなく、顔まわりにレイヤーを入れて軽さを出す
- うねりが出やすくツヤが欲しい髪はヒートアイロンでケア
モデルさんは白髪の量が全体の50%と多めなのに、カラーリングはしていないとか。「そう頻繁にサロンへいらっしゃれない方も多いですよね。濃いめの色で染めてしまうと根元との差がハッキリ出てしまうので、ブラウンの色味をベースにマニキュアをしています。白髪が伸びてきても、そんなに気になりませんよ」(中山さん)。
大人のストレートロングヘア|年齢を重ねた髪でもレイヤーの入れ方次第で似合う!
前髪あり【4選】
「猫っ毛さん」でも大丈夫!上品なふんわりヘア
\六本木美容室 西麻布店のスタイリスト、西家直志さんがレクチャー!/
ロング代表:泉さん(38歳/フリーランスPR古川)の場合
せっかくカールアイロンで巻いても、すぐに落ちてしまう髪質だと、ふんわりボリュームアップさせるのは至難の業。そんな髪質に応えてくれるのが、六本木美容室 西麻布店のスタイリスト、西家直志さん。 「縦巻きと横巻きをランダムに繰り返して巻くと、カールが重なり合って、ふんわりボリュームアップします。縦巻きと横巻きのどちらかで揃えるよりも、ランダム巻きの方がカールも長持ちするので一石二鳥です」(西家さん)。ボリュームはあるけれど頭頂部がペタンコになりやすく、巻いてもすぐに戻ってしまう古川さんの髪。「ボリュームが出にくい髪なので、根元から毛先までパーマをかけておくと扱いやすくなります。エアウェーブという風の力を利用したパーマだとカール感がソフト。ご自宅でのスタイリングも、思い通りに決まるはずです」(西家さん)。
<スタイリング方法>ボリュームが欲しい部分は横、それ以外は縦にランダム巻き
「全体のシルエットが菱形になるように巻くのがポイントです。髪が膨らみやすいハチは縦巻き、ペタッとしがちなハチより上は横巻きにすると、バランスよくまとまります」(西家さん)。
<STEP1>襟足の髪を左右にふたつに分け、それぞれ縦巻きにする
<STEP2>ハチから下の部分はカールアイロンで縦巻きに
<STEP3>ハチより上の毛束は垂直に引き上げ、中間から根元にかけて後ろ方向に巻く
<老け見えをくい止めるポイント3か条>
- ボリュームが欲しい部分は縦、それ以外は縦巻きにする
- 特に頭頂部は髪の根元を立たせるように垂直に引き上げながら巻く
- 全体のシルエットが菱形になるようにスタイリングすること
「正面のスタイルを整えるだけでなく、後頭部を丸く仕上げるのも忘れないでください。後頭部に立体感をもたせるだけで若々しい印象になります」(西家さん)。
「面長顔」をさりげなくカバーする上品S字カール
\MAGNOLiA Aoyama店のデザイナー・CHINATSUさんがレクチャー!/
面長顔のロングヘア代表:宇野泰子さん(38歳/会社員)の場合
「面長顔のロングヘアは、髪の中間にボリュームが出るパーマスタイルがおすすめ。間延び感がなくなり理想の卵型に見せることができます」と話すのは、骨格に合わせた『似合わせパーマ』で40代のさまざまな悩みを解決してきたMAGNOLiA Aoyama店のデザイナー・CHINATSUさん。コテで巻いたようなウェーブ感は古臭く見えるだけでなく、老け見えの原因になるので絶対にNG!と断言します。 「今回提案するのは、毛束を巻きつけてウェーブを作るパーマではなく、それぞれの段にS字カールをつけてウェーブっぽく見せたパーマスタイル。髪の表面、中段、下段に分け、それぞれにS字カールをつけると、S字カールが上中下と重なり、ウェーブっぽい質感に仕上がるんです」(CHINATSUさん)。“巻きました”感のない自然なニュアンスが魅力的なS字カールのパーマヘア。ナチュラルなボリューム感で面長顔をカバーしつつ、今っぽいこなれた印象になれるのも魅力です。これはぜひマネしたい!
<スタイリング方法>カールを出してワックスを揉み込むだけの簡単2ステップ
「寝起きはパーマがあまり出ていないので、水分を含ませてカールをしっかりと出してください。水分を含ませることでみずみずしい質感になり、髪のまとまり、束感もアップします」(CHINATSUさん)。
<STEP1>水分を含ませてパーマを出す
<STEP2>ワックスを揉み込む
<面長顔ロングヘア スタイリングのコツ3か条>
- 水分をしっかりと与えてカールを蘇らせる
- 毛束を持ち上げながらワックスを揉み込む
- ワックスにオイルを少し混ぜるとツヤやかに仕上がる!
「ワックスをつける時は『持ち上げながら握る』のがコツ。毛束の重心が上がり、顔まわりが華やかに。重心が下がると、リフトダウンにつながるので注意して」(CHINATSUさん)。
古臭いウェーブパーマは老け見えに!若々しい印象を叶える「S字カール」のパーマヘアとは?
耳まわりの髪を立ち上げて、「寂しげ感」を一掃!
\MAGNOLiA Aoyama代表のDAISUKEさんがレクチャー!/
ロング代表:伊藤沙織さん(36歳/会社員)の場合
ただでさえ頭頂部あたりのボリュームは出にくいのに、ロングヘアにすると髪の重みでいっそうペタンコ髪になりやすくなります。そんなお悩みに応えてくれるのが、MAGNOLiA Aoyama代表のDAISUKEさん。「髪のボリュームがほしい方は耳のまわりを立ち上げるだけでOK。このポイントさえ抑えれば、ペタッとなりがちなロングヘアでもふんわりとしたゆらぎのあるスタイルになります」(DAISUKEさん)。乾燥しやすくツヤの出にくい伊藤さんの髪質。 「ふんわりしたカール感やツヤ感をプラスしたい場合は、柔らかさが表現できるマットなグレーでカラーリングするのがおすすめ。カラー剤にオイルを混ぜたオイルカラーは髪にツヤが生まれるので、伊藤さんのような髪にぴったりです」(DAISUKEさん)。
<スタイリング方法>耳のまわりの髪は横に引っ張りながらブローして立ち上げる
耳まわりの髪を立ち上げるには、ちょっとしたコツが必要。「ブローするとき、毛束を真横に引っ張ってドライヤーを根元にあてます。仕上げに冷風をあてて冷ませば、簡単に耳まわりのボリュームはつくれます」(DAISUKEさん)。
<STEP1>耳まわりの髪を手ぐしで立ち上げ、根元にドライヤーをあてる
<STEP2>毛先を揉み込むようにムースをなじませる
<STEP3>毛束の中間から毛先にかけて外巻きにする
<老け見えをくい止めるポイント3か条>
- 耳まわりの髪を立ち上げてボリューム感をつくる
- パーマは毛先ではなく髪の中間あたりを中心にかける
- スタイリングするときは毛束を外巻きにすること
「ご自身で毛束を縦に巻くと、どうしても内巻きになるものです。まず毛束を外巻きにして、それを手のひらに乗せた状態で上からドライヤーをあてると失敗しません」(DAISUKEさん)。
大人ヘア|へたりやすい耳まわりの髪を立ち上げるだけで、ロングにありがちな寂しげ感を一掃!
長め前髪×菱形パーマで「面長」カバー
\MAGNOLiA Omotesando店長のKAYOさんがレクチャー!/
面長のセミロングヘア代表:高橋まりなさん(40歳/主婦)の場合
「40代になると髪にヨレがうまれ、モワモワした毛が出てきます。パーマはそんな髪質をカバーしながら、ボリュームとツヤを出すことも可能。40代のいろんなお悩みをカバーしてくれますよ」(KAYOさん)。そんなパーマスタイルは、40代にぴったりです。そして、パーマで横にボリュームを出すと、面長カバーの効果がアップ!「髪の中間にボリュームを出して、菱形を作りましょう。前髪との相乗効果で、顔型がきゅっとコンパクトに見え、目元の印象もアップします」(KAYOさん)。
<スタイリング方法>前髪が割れないように根元からしっかり乾かして
「40代になると前髪がパカッと割れやすくなったり、クセが出たりします。毛先だけでなく根元を濡らしてから乾かし、しっかりクセを取りましょう」(KAYOさん)。
<STEP1>前髪の根元を濡らす
<STEP2>前髪を左右に乾かす
<STEP3>顔まわりの根元を立ち上げてドライ
<STEP4>スタイリング剤をもみ込む
<面長顔ロングヘア スタイリングのコツ3か条>
- 根元を立ち上げて乾かす
- 表面のツヤは残す
- スタイリング剤をしっかりもみ込む
「パーマのボリュームが取れてしまうので、上からなでつけるようにスタイリング剤をつけるのはNG。全体的にしっかりもみ込んで動きを出しましょう」(KAYOさん)。
前髪からサイドに広がる「パーマ×菱形ロング」で、面長をコンパクトに!
- TEXT :
- Precious.jp編集部