【目次】
ふくらはぎを鍛えるメリット
■冷え性の改善
「冷えを根本から改善するためには、何よりも筋肉をつけることが大切です。男性に冷え性が少ないのは、女性よりも筋肉量があるから。筋肉を鍛えると、熱量も上がり、血行も良くなるので、末端冷え性の改善や予防に効果てきめんです。 特に、女性の場合、ふくらはぎや太ももなど下半身を重視して筋肉をつけるのがおすすめ。ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれ、血液や水分などを上へと押し戻す筋ポンプ作用があるので、下半身に筋肉をしっかりつけることで、体全体の血流が良くなります。」(高橋先生)。
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■適度な筋肉は美脚に
歩く、立つなどの日常生活で使われる機会が多い“ヒラメ筋”などのふくらはぎの筋肉。鍛えすぎてしまうと肥大しやすいので注意。適度についた筋肉は、足首が締まって見えるメリットも。
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ふくらはぎを鍛えるメソッド【3選】
【1】まずは「むくみ」を解消!1分間エクササイズ
IDEAL BODY DESIDN
\このメソッドの効果とポイント/
・見た目をすっきりさせるだけでなく、健康のためにも、ふくらはぎのトレーニングは有効です。
・スペースも道具も必要ないので、電車に乗っている時など、ちょっとした隙間時間に実践できます。
<STEP.1>足を肩幅に開き、かかとを少し浮かせて立ちます。
<STEP.2>1・2・3・4・5秒のカウントでかかとを上げ、つま先立ちの状態になります。
<STEP.3>同じく1・2・3・4・5秒のカウントで、<STEP.1>の状態に戻します。これを6回繰り返して終了です。
ふくらはぎにしっかり力を入れることを意識しましょう。
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【2】「座ったまま」で筋肉に刺激を
\このメソッドの効果とポイント/
・長時間同じ姿勢でいると硬直しやすいふくらはぎの筋肉は、念入りにほぐして刺激を与えるのが有効
・膝頭を使うこのメソッドは、ふくらはぎの後ろ側と両サイドを丹念にもみほぐし溜まった水分や老廃物をスッキリと流せる。
<STEP.1>膝頭を使ってふくらはぎの裏側に圧をかける
椅子に座り、右脚のふくらはぎを、左脚の膝頭にのせる。右脚の重さを使って左の膝頭にグッと当てながら、右足をゆっくりと下に下げながら圧をかけていきます。これで足首から上に向かって筋肉の深いところをマッサージできます。
<STEP.2>ふくらはぎの裏側の中心、内側、外側をほぐすように圧をかける
Step1のように、ふくらはぎの裏側の中心、そしてふくらはぎの内側、外側をマッサージしていきます。1か所につき5回行って。反対の足も同様に。
椅子に座ったままできて即効性あり!「ふくらはぎのむくみ」を解消する方法とは?
【3】「寝たまま」で美脚に
\このメソッドの効果とポイント/
・足首を大きく動かして、凝り固まった筋肉のクセを取る。これだけで、脚の歪み、むくみは大きく改善 ・寝たままでできる足首の歪みをとるメソッドはたった1分でできるから、起きた時、寝る前の習慣にできる
<STEP.1>寝た状態で膝を曲げる姿勢になり、足首を曲げ伸ばしする
伸ばすときは、脚と一直線になるくらいしっかりと伸ばすこと。足首、足の甲の筋肉が伸びるのを感じましょう。
<STEP.2>足首をぐるっと大きく回す
Step1のように膝の高さはキープしたまま、足首をなるべく大きく外側に10回、回します。次に内側も10回。反対の足首も同様に行いましょう。
- TEXT :
- Precious.jp編集部