表紙キャラクター大政 絢さんの “花上手になりたい!”
雑誌『Precious』表紙キャラクターの大政 絢さんが、「花上手」を目指して、話題のフローリストに新たな花の楽しみ方を教わる人気連載「“花上手”になりたい!」。
今回は、「家の中にも春を呼び込みたい。季節の移り変わりにふさわしい花の生け方はありますか?」との大政さんのリクエストに、神楽坂で愛される「小路苑(こうじえん)」主宰の吉田耕治さんがアドバイス! 春らしい花の楽しみ方を教えてくださいました。
This Month's Flower:「種類豊富なチューリップで春の到来を謳歌」
今月は、昔から慣れ親しんだポピュラーな花が題材です。
「チューリップの軽やかさを生かすように、“アスティエ・ド・ヴィラット” のピッチャーを花器に見立てています。“一花三季” というように、蕾、盛り、散り際とそれぞれの段階ごとに楽しめるのもチューリップの魅力です」(吉田さん)
AYA's Question:「陽気なムードを先取りするテクニックいらずの花のあしらい方は?」(大政さん)
「少しずつ日照時間が長くなり、撮影などでもきれいな色を目にする機会が増えるにつれ、家の中にも春を呼び込みたいと思うように。季節の移り変わりにふさわしい花の生け方はありますか?」(大政さん)
Florist's Answer:「フリンジや八重、マーブルなど表情豊かなチューリップでいきいきと」(吉田さん)
「花市場でも、春が近づくと一気に鮮やかな色へとシフトします。そのなかでも、春の代名詞ともいえるチューリップだけに絞って “旬” を全面的にアピールするようなアレンジはいかがでしょうか。春に咲く花は若々しく主張が強い傾向にあるため、潔くチューリップのみに限定して生けたほうがセンスよくまとまります。
チューリップといっても、その品種は5600種以上にもなり、さらに毎年新種が生まれているほど。一重のものから、フリンジ咲きやオウムの羽のようなパロット咲きなど実にさまざま。ひとつの花瓶に色や形違いのチューリップを生けると、花畑のような情景が広がります」(吉田さん)
「チューリップは花だけでなく、葉の部分にもみずみずしい生命力が宿っているようです。葉の面を背に生けることで、それぞれのチューリップがもつ個性的なシルエットがくっきりと浮かび上がりますね」(大政さん)
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- PHOTO :
- 川上輝明(bean)
- EDIT&WRITING :
- 川口夏希、池永裕子(Precious)