【目次】

「顔型別」黒髪ショート×ストレート【4選】


「丸顔」キレイな卵型に見せる立体感ショート

完成
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サイド
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バック
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「顔まわりの髪を長めに残し、スタイリングでリバースの動きをつくりましょう。頬にかかる毛束がフェイスラインに菱形シルエットをつくり、輪郭補整効果が生まれます。さらにトップ表面にもリバースカールをプラスすると、髪全体のシルエットも菱形に。相乗効果で顔型がキレイな卵型に見えますよ」(ABBEY GINZA スタイリスト 田代 拳さん)。

<スタイリング方法>カーラー&アイロンでふんわり感、立体感をプラス

「ふんわりさせたいトップと前髪にはマジックカーラーを。顔まわりとトップ表面の髪は、リバースに巻いて立体感と陰影をつくりましょう。キツく巻き過ぎると古い印象になるので注意して」(田代さん)。

スタイリング前
スタイリング前
<STEP.1>トップと前髪をマジックカーラーで巻く
26㎜のマジックカーラーを使用。前髪は内巻きに、トップはつむじを起点に前向きと後ろ向きに巻く。
26mmのマジックカーラーを使用。前髪は内巻きに、トップはつむじを起点に前向きとうしろ向きに巻く。
<STEP.2>フェイスラインをリバースに巻く
26㎜のヘアアイロンを使用。顔まわりの毛束を取り、半回転ほど外向きに巻く。低温で、毛先を少し動かす程度に。
26mmのヘアアイロンを使用。顔まわりの毛束を取り、半回転ほど外向きに巻く。低温で、毛先を少し動かす程度に。
<STEP.3>トップ表面をリバースに巻く
マジックカーラーを外したら、表面の毛束を数カ所取り、それぞれ中間から半回転ほど外向きに巻く。
マジックカーラーを外したら、表面の毛束を数か所取り、それぞれ中間から半回転ほど外向きに巻く。
<STEP.4>オイルをなじませる
ヘアオイルを少量手のひらにのばし、毛先を中心に内側からなじませて整える。
ヘアオイルを少量手のひらにのばし、毛先を中心に内側からなじませて整える。

<スタイリングのコツ3か条>

  1. 前髪とトップは根元からふんわりさせる
  2. シルエットに立体感を出す
  3. アイロンで巻きすぎない

「マジックカーラーでふんわりとしたベースをつくっているので、スタイリング剤でふんわり感を潰さないように気を付けて。髪の表面にオイルがつきすぎないよう、内側からなじませましょう」(田代さん)。

【40代のショートヘア】頬にかかる毛束で輪郭補整!レイヤー&ハイライトでつくる立体感ショート

「丸顔」輪郭を目立たせない菱形ショート

完成

完成

サイド

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バック

バック

「サイドの髪で頬を隠したくなりますが、それはNG。輪郭すべてを隠すのではなく、サイドの髪を耳にかけたとき、頬骨に少し髪がかかる程度がおすすめです。輪郭を目立たなくしつつ、奥行きと抜け感が生まれます」(joemi by unami トップスタイリスト 羽田 拡さん)。

さらに全体を菱形フォルムにカットするのもポイントなのだとか。

「髪の表面に段をつけてカットすると、トップにボリュームが出やすくなります。これで丸顔の横幅印象に、縦の印象をプラス。後頭部もふんわりするので、頭のシルエットに奥行きが生まれて、骨格までキレイに見えます」(羽田さん)。

<スタイリング方法>菱形フォルムは「トップふんわり」がカギ

「年齢とともに髪が細くなり、トップがペタッとしやすくなることも。ふんわりするようにカットしていますが、朝のスタイリングではトップだけでも濡らしてブローしましょう。根元が立ち上がり、よりふんわりします」(羽田さん)。

スタイリング前

スタイリング前
<STEP.1>トップを濡らして根元を起こすように乾かす

頭頂部を霧吹きなどで濡らしたら、地肌を擦りながらドライして髪の根元を立ち上げる。

頭頂部を霧吹きなどで濡らしたら、地肌を擦りながらドライして髪の根元を立ち上げる。
<STEP.2>ストレートアイロンで内巻きにする

ストレートアイロンを全体に通して軽く内巻きに。トップは根元が立ち上がるようにアイロンを入れてふんわりと。

ストレートアイロンを全体に通して軽く内巻きに。トップは根元が立ち上がるようにアイロンを入れてふんわりと。
<STEP.3>スタイリング剤をなじませる

スタイリング剤を手のひらにのばし、襟足や耳下からしっかりなじませる。髪の内側につくように全体になじませ、指に残った分で前髪を整えて完成。

スタイリング剤を手のひらにのばし、襟足や耳下からしっかりなじませる。髪の内側につくように全体になじませ、指に残った分で前髪を整えて完成。

<スタイリングのコツ3か条>

  1. トップはふんわりとした印象に
  2. 襟足ははねないように、首に沿わせてなじませる
  3. 菱形フォルムを意識する

「スタイリング剤は、つけすぎ注意。硬毛さんなら小指の爪程度のバームとオイルを1:1で、軟毛さんならバームのみでOK。下からなじませるとトップがペタッとしません」(羽田さん)。

【丸顔カバーヘア】乾かすだけでふんわり!サイドバングで丸顔を補整する菱形ショート

「ベース型」ウェットな束感の大人ショート

完成
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サイド
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バック
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「ベース型の場合、フェイスラインは隠すよりも思い切って出した方がいい。首元に抜け感ができると、首が長く見えるし、小顔効果も期待できます。相手の視線も輪郭から引き上がるのでフェイスラインに視線がいかなくなります」(Cocoon銀座店 店長 泰斗さん)。

<スタイリング方法>根元のボリュームがスタイルキープの要!

「スタイリング剤を表面に撫で付けるのはNG。毛先だけにつけるのもダメです! 手のひらになじませたら根元からしっかりとつけましょう。根元からつけるとボリュームが潰れにくく、スタイルを長時間キープすることができます」(泰斗さん)。

スタイリング前
スタイリング前
<STEP.1>根元を擦りながらドライヤーをあてる
シャンプーをするように、地肌を擦りながら大胆に乾かして。
シャンプーをするように、地肌を擦りながら大胆に乾かして。
<STEP.2>全体にスタイリング剤をつける
根元から全体にしっかりとつけるのがコツ。
根元から全体にしっかりとつけるのがコツ。
<STEP.3>顔まわりに束感を出す
指先でつまむように。ランダムに束感を作ったら完成。
指先でつまむように。ランダムに束感をつくったら完成。

<スタイリングのコツ3か条>

  1. ドライで根元をしっかりと立たせる
  2. スタイリング剤を撫で付けたり、毛先だけにつけるのは×
  3. 顔まわりの毛束をつまむように束感をつくる

「スタイリング剤はウェットな仕上がりになるものを使ってみてください。ジェルがおすすめですが、ワックスでもなんでもOK。みずみずしいツヤ感が、女性らしさと若々しさを引き出してくれます」(泰斗さん)。

髪型で叶う|ベース型だと気づかせない!ウェットな束感で魅せる大人の絶品ショート

「ベース型」エラ張りを目立たせないコンパクトショート

完成

完成

サイド

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バック

バック

「ショートヘアをつくるときに大切なのが、髪と肌の面積のバランスです。エラを隠そうとすると髪の面積が増え、肌の分量が減ってしまうので、少し野暮ったい雰囲気になりがち。エラは気にせず、全体のバランスを重視してつくってあげたほうが、意外と顔型も目立たなくなるんですよ」(いつくし 代表 才田とおるさん)。

<スタイリング方法>ブローするだけで簡単に決まる!

「ブローすれば収まるようにカットしているので、スタイリングはとても簡単。襟足は、できるだけタイトに仕上げると、メリハリが生まれて頭が小さく見えます。とくに耳のうしろ辺りを押さえるようにブローして」(才田さん)。

スタイリング前

スタイリング前
<STEP.1>全体をハンドブロー

後ろから前に向かってドライヤーの風を当てながらハンドブロー。襟足はタイトに押さえて。

うしろから前に向かってドライヤーの風を当てながらハンドブロー。襟足はタイトに押さえて。
<STEP.2>表面のみブラシでブロー

内側からブラシを入れ、表面にドライヤーを当ててブローしてツヤを出す。

内側からブラシを入れ、表面にドライヤーを当ててブローしてツヤを出す。
<STEP.3>オイルワックスをなじませる

O-WAY シャビィマッドを使用。ワックスを手のひらにのばし、中間から毛先を中心になじませて整える。

O-WAY シャビィマッドを使用。ワックスを手のひらにのばし、中間から毛先を中心になじませて整える。

<スタイリングのコツ3か条>

  1. 根元付近にはスタイリング剤がつかないようにする
  2. 襟足は押さえてブローし、コンパクトに仕上げる
  3. 前髪のパートはきっちり取らず、あいまいに

「スタイリング剤は保湿力&ツヤが出るオイル系がおすすめですが、重いタイプは時間が経つとベタっとしたり、酸化しやすくなるので、できるだけ軽めのものが◎。ふんわり感がキープできるように、スタイリング剤は根元につけず、前髪はきっちり分けないで」(才田さん)。

肌と髪のバランスでエラがカバーできる!横顔まで美しい知的ショート

「髪悩み別」黒髪ショート×ストレート【7選】


「広がりやすい髪」も収まりやすくすっきり

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フロント
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「ヘアスタイルのウェイトを上げるようにカットすることで、自然とひし形シルエットに整い、広がりやすい髪にまとまりを出し頭を小さく見せながら、小顔もリフトアップもかなえることができます。後頭部はふわっと丸みがあるように見えますが、無理に膨らませようとせず、襟足をすっかりすぼめるようにカットすることで、フォルムを美しく整えています。

前髪から顔周りには自然な毛流れが出るように、バランスよくカットしています」(AFLOAT TOKYO Smart Salon 代表、スタイリスト 鈴木 司さん)。

<スタイリング方法>分け目をふわっと立ち上がらせる乾かし方×アイロンでふんわりと毛流れを整えて

「アイロンで巻く前に、分け目と反対側に毛を流しながら乾かすひと手間を加えることで、根元がふわっとして、より美しいフォルムに見せることができます」(鈴木さん)。

スタイリング前
スタイリング前
<STEP.1>分け目と反対側に毛を流して乾かして根元をふんわりと
生えグセやペタッとしがちな根元のクセをまずはリセット。頭頂部を軽く濡らしてから、髪を分け目と逆方向に流し、根元にドライヤーの風をあてるように乾かす。その後、まっすぐに髪をおろすことで、ボリュームが自然に出てカットラインもきれいに。アイロンを通す前にこのひと手間を加えることで、よりふわっと美しい毛流れをつくることができる。
<STEP.2>全体的に丸みを出すようにアイロンを通す
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サイドからバックの表面の毛に、ストレートアイロンの熱を加えていく。根元付近から毛先にかけて、少し丸みをつけるようにストレートアイロンをスーッと通して整えて。頭のはち上中心に大きく丸みをつけるイメージで。
<STEP.3>前髪は斜めに流すように
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前髪はサイドに向かって斜めに流すようにスタイリング。

<老け見えをくい止めるポイント3か条>

  1. ウェイトを上にあげたショートスタイルなら、小顔もリフトアップもかなう!
  2. 襟足はすっきりメリハリをつけたカットが、ショートをバランスよく見せるカギに
  3. アイロンで整える前に、根元の生えグセやぺったり感はしっかりリセット

「スタイリング剤はバームがおすすめ。手のひら全体にまんべんなくのばし、内側からボリュームを出すようになじませ、耳まわりや襟足などボリュームをおさえたい部分はタイトに整えて」(鈴木さん)。

40代に似合う【小顔見せ美フォルムくびれショート】メリハリをつけたカットで広がりを抑えてキュッと若々しく!

メリハリを出してキュッと「小顔」に見せる

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仕上がり
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「顔周りに長さを残した、女っぽさのあるショートボブ。首周りにすっきりと沿うよう、襟足をすぼめるようにカットしています。顔周りは長さを残し、頬骨に沿って自然にフェースラインを流れるようなシルエットに整えることで、ショートとボブの中間のような雰囲気に。このスタイルは長さがある程度あるので、いきなりショートにするのに抵抗がある方でもトライしやすいと思います。

後頭部は丸みが出るようグラデーションに。ぺたっとしがちなトップには少しだけレイヤーを入れ、ふわっと柔らかなボリュームが出るよう調整しています。サイドには重さと長さを残し、襟足はしっかり削る。メリハリをつけたカットで女性らしさとこなれ感、さらに扱いやすさ、スタイリングのしやすさをバランスよく両立させています」(ABBEY スタイリスト 入口和輝さん)。

<スタイリング方法>全体的にはストレートアイロンで丸み&ツヤ出しを

「ドライヤーでざっと乾かしただけでもするっとまとまるスタイルですが、ひと手間かけるとよりおしゃれな印象に。ペタッとしがちなトップはドライヤーでの乾かし方&カーラーでのセットがポイントです」(入口さん)。

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スタイリング前
<STEP.1>トップの分け目をリセットするように乾かす
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ペタッとしてしまいがちなトップ部分は、ドライヤーで乾かすときにもひと手間を。髪の根元にドライヤーの風を送り、手で髪を小刻みに揺らしながら分け目をリセット。
<STEP.2>トップ部分はマジックカーラーでふんわりセット
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大きめのカーラーを頭頂部&後頭部に巻き、数分~数十分そのままにしておき(急いでいるときはドライヤーで熱をプラス)、ふんわりボリューム感を出す。
<STEP.3>ストレートアイロンで丸み&ツヤを出す
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最後に、表面の毛にストレートアイロンの熱を加えてふんわり感を出しながらツヤをプラス。中間から毛先に向かってスーッと、弧を描くように挟んでいくのがコツ。

<老け見えをくい止めるポイント3か条>

  1. サイドに重さ&長さを残したバランスのいいショートボブなら、軽やかさ、上品さ、女性らしさ、扱いやすさもすべてかなう!
  2. ドライヤーで乾かすときのひと手間で、ぺったりしがちなトップをふんわりボリューミーに
  3. ストレートアイロン使いで柔らかな丸み&ツヤ仕上げ

「スタイリング剤は軽めのオイルとバームを使用。オイルは毛先を中心になじませてまとまりを出しつつツヤっぽく。スッキリ納めたい襟足部分や耳の横などにはバームを少量なじませて」(入口さん)。

40代に似合う【小顔見せマッシュショート】手間なく時短でふんわりこなれフォルムに

どこから見てもふんわり美しい「シルエット」に

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「カットでは骨格や毛量に合わせて量やフォルムを調整していきます。モデルさんの場合はサイドが膨らんで広がりやすいので、量をしっかりとっています。ペタッとしがちなトップ部分は根元を立ち上がりやすくするため、スライドカットで短い毛をバランスよく仕込んでいるのがポイント。正面から見たときにあえてアシンメトリーなシルエットになるよう調整し、大人っぽくクールかつおしゃれな雰囲気に。

後頭部はポイントを高めに設定し、ふんわり感が出るようカットしています」(BEAUTRIUM GINZA スタイリスト 矢作友輝さん)。

<スタイリング方法>トップのボリューム出しのカギは逆毛!

「全体的にはストレートアイロンでふんわり感を出していきますが、ペタッとしがちなトップのみは逆毛でピンポイントにボリューム出しを。逆毛をつくることで、欲しいボリューム感を長時間キープできます」(矢作さん)。

スタイリング前
スタイリング前
<STEP.1>ストレートアイロンでふんわりニュアンスを出す
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全体的にストレートアイロンでふんわり感を出していく。サイドやバックは毛先を中心にストレートアイロンを通し、軽くワンカールをつくるイメージで。よりボリュームを出したいトップは、根元から毛先までアイロンを通すのがコツ。
<STEP.2>逆毛をたて、ふわっとした浮き毛をつくる
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自然なボリュームを出したいトップは、ところどころ毛束をとり、くしで逆毛をたてて。浮き毛をつくることで、より立体感のあるフォルムに。

<老け見えをくい止めるポイント3か条>

  1. ショートヘアこそ、骨格や毛量に合わせて毛量調整し、メリハリ出しが必須
  2. ボリュームが欲しいトップ部分は短い毛をバランスよく仕込み、根元から立ち上がる毛流れを
  3. トップは程よく逆毛をたてて、毛を自然に浮かせてボリュームアップ!

「スタイリングにはワックスとオイルを併用するのがおすすめ。ふわっとした毛流れはワックスで、毛先や襟足、前髪などツヤを出したい部分にはオイルを」(矢作さん)。

40代に似合う【3Dハンサムショート】どこから見ても美シルエットな大人のメリハリショートスタイル

後頭部の「フォルム」を美しく見せる

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「ショートは後頭部のフォルムが決め手! ふんわりと美しく見せたいので、グラデーションを入れて程よく丸みが出るようにカットしています。サイドはパツンと切ると中途半端な印象に見えてしまうので、段差をつけながらカットしてリフトアップ効果を狙っています。ショートスタイルですが表面は長さをキープしつつ、グラデーションで毛量調整しながら軽さ&メリハリを。

前髪も目にかかるくらい長めに残すのが、大人っぽくこなれた印象に見せるポイントです」(ABBEY 副店長、スタイリスト 久保園 翔さん)。

<スタイリング方法>前髪からトップはカーラーで。毛先はアイロンで美フォルムをつくる

「洗髪して乾かすだけでもおさまりのいいショートスタイルですが、より華やかな印象に見せたいときはカーラーやアイロンでスタイリングするのがおすすめ。ちょっとしたコツをつかめば、ラクにこなせるはず」(久保園さん)。

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スタイリング前
<STEP.1>前髪からトップはカーラーでセット
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前髪からトップにかけての髪は、カーラーを4つ使ってボリューム感を出していく。頭頂部まで前向き3つのカーラーは前向き)、いちばんうしろのみうしろ向きに。カーラーを巻く毛束は黒目の幅のモヒカンライン、根元から自然な立ち上がりをつくって。
<STEP.2>中間から毛先にスッとアイロンを通して
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サイドやうしろの髪はストレートアイロンでスタイリングを。中間から挟んで毛先にスッと軽く内巻きにして抜くくらい、まとまりとさりげない動きを出すイメージで。こなれ感をキープしたいので、くるっと巻かないこと。

<老け見えをくい止めるポイント3か条>

  1. 後頭部に丸みを出すようなカットで、キリッと映えるショートヘアに
  2. 長さは残しながらグラデーションを入れて、メリハリ&リフトアップ感をかなえる
  3. カーラー×アイロンのスタイリングで、美フォルムキープ

「スタイリング剤は軽めのオイルがおすすめ。まとまり感とツヤを出して」(久保園さん)。

40代に似合う【しなやかな丸み×くびれショート】かっこよくも柔らかくこなれ感際立つスタイル

ペタっとしがちな髪を「ふんわり」見せる

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「襟足をしぼり丸みを出すようカットし、ペタッとしがちな後頭部にふわっとしたボリュームが出やすいようにしています。サイドはあえてアシンメトリーにカット。右側のヘビーサイドは段を入れて動きを出しながら、左側はショートレイヤーにしてふわっと軽やかな仕上がりに。サイド分けにすればアシンメトリーに、センター分けにすればノーマルなボブにも見えるスタイルなので、気分やその日の服装に合わせてアレンジが効くのもポイントです。

ショートよりは重さ&長さがあるので骨格もうまくカバーできるうえ、上品さを残しつつも少し遊びのあるスタイルなので大人ならではのイメチェンもかないます」(NORI HAIR TOKYO オーナー、スタイリスト NORIさん)。

<スタイリング方法>トップに立ち上がりをつくり、サイドは手ぐしでふわっと。

「するっとまとまりが出て扱いやすいスタイルですが、ドライヤーの温風&冷風をうまく使うことで、よりふんわりとドラマティックなボリュームを出すことができます」(NORIさん)。

スタイリング前
<STEP.1>トップの根元には温風+冷風をあててふんわり感をキープ
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ふわっと自然なボリュームが出るよう、トップの毛の根元にドライヤーをあてていく。ボリュームを出したい部分の毛束を持ち上げながら根元に温風をあてたあと、冷風で冷やすことで立ち上がりをキープ。
<STEP.2>サイドの毛は手ぐしブローでふんわりと
左サイドの髪は耳にかけてタイトにまとめつつ、右サイドの髪はふわっと内巻きにブロー。ブラシを使うとキレイにまとまりすぎるので、手ぐしで内巻きにしながらふんわりとドライヤーの温風をあててブローするのがポイント。

<老け見えをくい止めるポイント3か条>

  1. ぺったりしがちな後頭部は、襟足を絞り丸すカットでボリュームアップ
  2. アシンメトリーなカットでこなれたおしゃれ感をプラス
  3. ブラシは使わず手ぐしブローでふんわりと。温風+冷風をうまく使って毛流れをキープ

「中間から毛先にかけてはオイルをなじませてツヤ感アップ。トップがすぐペタッとしてしまう方は、部分的にハードスプレーを使っても」(NORIさん)。

40代に似合う【程よくモードなアシンメトリーショート】左右非対称のカットで雰囲気自由自在

長めの流し前髪で「生え際」をカバー

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「柔らかい切り口となじみやすさを考え、全体的にレザーを使ってカットしています。白髪染めを繰り返したダメージヘアや1本1本が細くぺたっとしがちなねこっ毛の方には、レザーで柔らかさを出しながらカットしていくのがおすすめです。

ベースはショートボブ。サイドは動きを出しやすいようレイヤーを入れ、うしろはやや短めに後頭部のフォルムを整えるようにカットしています。前髪は奥からもってきて厚みを出しながら、サイドと自然につながるように長めに、かつ抜け感も意識してカット。おろしたり、耳にかけたり、アレンジが効くようにして仕上げています」(LANVERY オーナー、スタイリスト 菅野太一朗さん)。

<スタイリング方法>前髪からトップは、アイロンで内巻きにしてふんわり感を

「前髪からトップにかけては、分け目をまたぐように前に流しながらアイロンで内巻きにしてふわっと。サイドに流れる前髪はおろしても、耳にかけても、キマるので、気分でアレンジを」(菅野さん)。

スタイリング前
<STEP.1>前髪は内巻きに
40代 髪型_3,40代 ショートヘア_4
前髪はアイロンで内巻きに。やや太めのアイロンで、分け目をまたぐように左右の前髪を一緒に巻き込む。毛先から中間までを巻き、自然なニュアンスを出して。
<STEP.2>トップも前側に向かって内巻きに
トップの毛も分け目をまたぐように、前側に毛を流しながら内巻きに。あえて毛流れと逆に巻くことでふんわり感がアップ。
<STEP.3>後頭部もアイロンで巻きふんわりと
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ショートボブは後頭部のフォルムも大事。ぺったりしがちな後頭部も、アイロンで丸みを出すように巻いてふんわり感を出して。

<老け見えをくい止めるポイント3か条>

  1. レザーカットでショートヘアにやわらかい質感をプラス
  2. ふんわり長めのサイドに流れる前髪で、ショートのこなれ感を際立たせる
  3. 前髪からトップにかけては、前に流しながら内巻きに熱を与えて自然にふんわりスタイリング

「スタイリング剤はワックスがおすすめ。毛先を中心に、全体的にも見込んでエアリー感を出しています」(菅野さん)。

40代に似合う【ふんわりエアリーショートボブ】長め流し前髪でこなれたおしゃれ感をプラス

どんな「髪質」にも似合うショートスタイル

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「えり足は長めに残し、ショートウルフに近いベースでカットしています。全体的にレイヤーはしっかり入っているのですが、顔周りは特に重さをしっかり残し、首周りやすそはスッキリとタイトにカットしてメリハリを出しています。

もみあげ部分は耳にかけられる長さを残してカットしているので、耳にかけたり、おろしたり、アレンジも楽しめる点が魅力。ペタッとしがちな後頭部はふんわりとした丸みが出るようにカットしているのもポイントです」(TWIGGY. スタイリスト 秋山和哉さん)。

<スタイリング方法>ロールブラシでふんわりとした丸みをつくる

「ロールブラシを使ってブローしてふんわりとした丸みを。ちょっとのひと手間で見違えるほど印象が変わります」(秋山さん)

スタイリング前
<STEP.1>はち上の部分の毛にふんわりとした丸みを出す
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はち部分の毛をロールブラシでブローし、丸みを出していく。ロールブラシに毛を巻き込み、ドライヤーの温風をあてブラシはそのままキープし、少し冷めたらブラシを外す。はち部分がふわっとしているだけで、女っぽさ&整っている感が際立つ。
<STEP.2>後頭部もロールブラシでブロー
ペタッとしがちな後頭部も、ロールブラシを使ってブローしていく。同様にブラシに髪を巻き込み、ドライヤーの熱を与え、少し冷めたらブラシを外し、自然な丸みをキープ。
<STEP.3>耳うしろの毛は、バランスを見ながら耳にかける
サイドの毛はその日の気分や洋服、なりたい印象に合わせて、耳にかけたり、おろしたりして調整を。今回は耳うしろの毛を耳にかけ、少しだけシャープさをプラス。

<老け見えをくい止めるポイント3か条>

  1. 顔周りの毛は重めに残しつつ、えり足はタイトに、メリハリをつけたカットでおしゃれ感アップ
  2. カットでもスタイリング時にも、丸みにこだわることで、ショートでもこなれ感が出せる
  3. ロールブラシを使ったブローでボリューム&丸みを出し、印象度を引き上げる

「スタイリングには軽めのオイルを使うのがおすすめ。まずはえり足、サイドからうしろの外側に軽く塗布してから内側の毛を持ち上げるようになじませ、最後にさらっと前髪を整えて」(秋山さん)。

40代に似合う【えり足長めのメリハリ丸みショート】シャープかつ女らしさ際立つ大人なスタイル

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。