エイジングは目元から始まる!その理由とは?アイケアコスメだけでは解決不可能。美しい目元のために「基本のき」の見直しを
上質なコスメを使っているのに、なぜ目元のエイジングが止まらないのか…。それは “目元がいかにデリケートであるか” の認識が甘いせいで、基本のケアが間違っていることが考えられます。アイケアコスメを使うのは当然ですが、その前に基本の知識、基礎ケアを見直すことから始めましょう。
目元の皮膚の厚さは頬の2分の1。バリア機能が極端に弱く摩擦は致命傷に
目元は皮脂腺も汗腺も少なく、薄くデリケート。頬と比べて、下まぶたは2分の1の薄さ、上まぶたは3分の1の薄さで、例えるならゆで卵の薄皮程度といわれています。皮膚が薄いということは、バリア機能はかなり脆弱。ちょっとした摩擦が致命傷となり、シワ、たるみに直結してしまうのです。クレンジングのとき、アイクリームを塗るときは、絹ごし豆腐が崩れないくらいのソフトタッチでなでるようにしましょう。
また、目元のケアを顔用コスメで代用しても効かない、ということも覚えておきたい。まず、顔用コスメでも目元の肌を保護して乾燥を防ぐことはできますが、エイジングケアまでできるかどうかは別。目元の肌は薄いがゆえに、角質層に潤いを抱え込みにくく、さらにその奥の真皮層まで有効成分が浸透しにくいため、美容成分の粒子が細かいなどの浸透に配慮したアイケアコスメを使わないと、効果が表れないのです。
目元の「骨」「皮膚と筋肉」「脂肪」「血流」…。加齢で目元では何が起こっているのか
顔の印象にまで影響を与える目元の老化は、先に述べたとおり、目に見える皮膚だけの問題ではなく、さらに奥の筋肉、脂肪、そして骨の加齢までもが関係し、原因が複雑に絡み合っています。下まぶたや目尻のシワが目につきやすいけれど、上まぶたも衰えてたるみが起こっていることも認識しておくこと。目元老化は、誰にも起こりうることではありますが、原因を知っておくことで、適切な対処ができるというもの。まずは私たちの目元に今何が起こっているのか、知っておきましょう。
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