2018年に11月に東京・丸の内にオープンし、今年で5周年を迎える「Made in ピエール・エルメ」。パティスリー会の第一人者ピエール・エルメ氏が、日本のすばらしいものを世界を発信するブランドとして立ち上げました。

そんなMade in ピエール・エルメの日本とフランスの文化を融合した新作のスイーツを紹介する「2023-2024 秋冬コレクション」のプレスプレビューが「Made in ピエール・エルメ 丸の内」で開催。

プレビューでは、3種類のホリデースイーツと、5周年を記念して作られた限定商品、新作ドリンクなどがお目見え。商品の一部を試食したPrecious.jpライターが詳細をレポートします。

Made in ピエール・エルメの「2023-2024 秋冬コレクション」実食レポート

■1:ギフトにもぴったりのホリデースイーツ「マカロン詰合わせ」

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左から「マカロン3個詰合わせ」¥1,998、「マカロン6個詰合わせ」¥3,240、「マカロン10個詰合わせ」¥4,428

2023年11月15日(水)より販売を開始するホリデースイーツの「マカロン詰合わせ」。

3個、6個、10個の3種類あり、すべての商品にチョコレート、ピスタチオ、レモン&ラズベリーの3種類が入っています。6個入りには、さらにジャスミン、きな粉、ローズが入っており、10個入りは、チョコレートとレモン&ラズベリー、きな粉、ローズが2個ずつとピスタチオ、ジャスミンが入っています。

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左がきな粉のマカロン。下の食器は、九谷焼の器を窯で焼く際に出てしまう廃材をアップサイクルしたもの。店舗での使用はなく、プレスプレビュー用に提供されています

試食会では、きな粉をいただきました。クリーミーな口あたりで、きな粉の味や香りをしっかり感じられます。きな粉特有の粉っぽさやパサつきがなく、とても食べやすいです。

華やかで力強い印象のパッケージにも注目です。アート・ユニット「RIBBONESIA(リボネシア)」とのコラボレーションで、2024年の干支であり、縁起のいい生き物と言われる辰(龍)を色彩豊かなリボンで表現しています。

■2:バニラの風味をたっぷり感じられる「バニラ&イチゴのパウンドケーキ」

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「バニラ&イチゴのパウンドケーキ」¥2,592

「バニラ&イチゴのパウンドケーキ」は、バニラをたっぷり使用した贅沢な一品。濃厚なバニラの風味とプチプチ食感、いちごの甘酸っぱさのバランスがちょうどいい豊かな味わいです。

「ソフトチョコレートクッキー5枚入り」(¥1,350)は、個包装なのがうれしいところ。自分へのご褒美にはもちろん、ちょっとしたギフトにもちょうどいいサイズ感です。

■3:家紋付きの「マカロン詰合わせ」「きんつば」「ほうじ茶のパウンドケーキ」

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「マカロン3個詰合わせ」¥1,998

「Made in ピエール・エルメ」の5周年を記念した限定商品「マカロン詰合わせ」、「きんつば」(¥1,944)、「ほうじ茶のパウンドケーキ」(¥2,160)も販売中です。

パッケージに描かれているのは日本の家紋をイメージした新しいロゴマークです。

このロゴには、ふたつの意味が込められているといいます。ひとつは、日本の日の丸(真円)とフランスのトリコロール(3つの四角)の結びつきと異なる素材や文化の結びつき。もうひとつは、上から見たマカロンと横から見たマカロンという複数の顔を描くことで、「Made in ピエール・エルメ」の多彩なブランドイメージを表しているそうです。

Made in ピエール・エルメのきんつば
「きんつば」6個入り¥1,944

筆者は「しそ&オレンジのマカロン」と「きんつば」を試食。マカロンは、ホワイトチョコレートとオレンジコンフィを挟んだもの。ホワイトチョコレートのクリーミーな口当たりとオレンジコンフィの甘酸っぱさ、しその香りを一度に堪能できます。

シェフと和菓子店がコラボレーションして生まれたきんつばには、刻印が施されています。山芋を使用したモチッとした生地とほどよい甘さのあんという優しい味わいで、ティータイムはもちろん、食後のデザートや”おめざ”にも合いそうです。

■3:マカロンとフラッペを融合した新作ドリンク「マカフラ」

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「マカフラ ほうじ茶」テイクアウト ¥972、イートイン ¥990

2023年11月8日(水)より販売を開始する「マカフラ」は、ほうじ茶とホワイトチョコレートのフラッペの上にマカロンコックを乗せた見た目も楽しいドリンク。テイクアウトまたはイートインで味わえます。

芳しいほうじ茶の香りとほのかに感じるほろ苦さ、ホワイトチョコレートの甘さを一度に堪能でき、ドリンクなのにスイーツを食べたかのような満足感に浸れます。

マカロンコックは手にとっていただきます。サクサクとした食感を楽しむのもよし、ドリンクに染み込んでホロッとした状態を味わうのもよし。お好みのタイミンで味わってくださいね。

ほかほかの焼き菓子をいただける「焼き立てシリーズ」も展開中

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「ほうじ茶のマドレーヌ」は15分くらいかけてじっくり焼き上げます

「Made in ピエール・エルメ」の一部店舗では、「フランスの伝統菓子を日本の文化に落とし込んだものをぜひ味わってほしいと」いう思いから、焼き立ての「ほうじ茶のマドレーヌ」(¥230)、「きな粉&黒豆のフィナンシェ」(¥260)をを提供しています。

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「ほうじ茶のマドレーヌ」

マドレーヌが焼き上がると、店内にバターのいい香りが漂います。口に入れると、外側のカリッとした食感と中のしっとりほわほわ食感とともにバターとほうじ茶の香りが広がる至福のひとときを過ごせます。

フィナンシェは外側のカリッとした食感と中のしっとりもっちりとした食感の対比を楽しめます。きな粉の風味と大粒の黒豆をしっかり味わえるほどよい甘さの一品です。

マドレーヌとフィナンシェをテイクアウトして自宅で味わう際は、トースターでリベイクすると焼きたてのような風味を楽しめるとのこと。しっかり中まで温めたいときは、アルミホイルをかぶせるといいそうです。


「Made in ピエール・エルメ」の商品は、さまざまな角度から私たちを楽しませてくれます。店舗でしか味わえない商品もあるので、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

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フリーランスのライター。企業の採用サイトやパンフレット、女性向けの転職サイト、親向けの性教育サイトなどで取材記事を執筆。好きなもの:中村一義、津村記久子、小川洋子、マンガ、古いもの、靴下など
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EDIT :
小林麻美