食べ過ぎだけが原因じゃない!?くびれがなくなるのは前鋸筋の衰えにあり
エイジングデザイナーの村木宏衣さんいわく、寸胴体型になってしまう原因は、実は食べ過ぎだけでなく、胸と背中の間、脇の下あたりにある前鋸筋(ぜんきょきん)が衰えるから、なのだそう。
前鋸筋はくびれに重要な外腹斜筋と筋膜で繋がっていますし、衰えることで肋骨が広がりやすくなり、見た目にストンとした寸胴体型に…。
前鋸筋は、壁に手をつく、雑巾掛けをするなど、腕を動かすときに使う筋肉ですが、日常生活ではあまり使われないので意識して鍛えないと衰えやすいのだとか。
腕立て伏せが効果的、ともいわれますが、つらい筋トレは続かないもの。そこで、村木さんが教えてくれるのが、継続しやすい、超簡単なトレーニング方法。腕が上がらないほどガチガチになったつらーい肩こりや、巻き肩、猫背を解消する効果もあるので、ぜひやってみてくださいね。
■壁に手をついて、肘を曲げずにグーッと押す動作をする
真っ直ぐ立ち、壁に手をついて、肘を曲げないようにまっすぐ伸ばし、手のひらで壁を押します。肘を曲げると前鋸筋が使われず、腕の力で押すことになってしまうので気をつけましょう。そして、肩は上がらないようにストンと落とした状態で、脇の下、腕がしっかりと伸びるのを感じてください。この状態で20秒キープします。反対の手も同様に行いましょう。
壁がないときは、反対の手を壁がわりにして、手前に押し返すようにキープしてください。このときも肘を曲げないように、まっすぐな状態にしましょう。
【まとめ|お正月太り解消に!くびれをつくる前鋸筋トレーニング】
1)くびれのない寸胴体型になるのは、前鋸筋の衰えが原因のひとつ。
2)前鋸筋は、日常生活ではあまり使われないので意識して鍛えないと衰えやすい。
3)つらい筋トレではない、ストレッチ感覚でできる村木さん直伝の方法が効果的。
4)この前鋸筋のトレーニングは、肩こりや、巻き肩、猫背を解消する効果もあり。
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以上、「お正月太り解消に!くびれをつくる前鋸筋トレーニング」を教えていただきました。
セルフケアは続けることが大事。「誰でも簡単に効果テキメン」のアンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。
次回は1月13日の更新です。お楽しみに!
- PHOTO :
- 松原敬子
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子