東京・港区赤坂のアークヒルズに位置する「ANAインターコンチネンタルホテル東京」。2F「アトリウムラウンジ」では、タイの高級ナチュラルスキンケアブランド「THANN(タン)」とコラボレーションした「ボタニカル・ブリーズ・アフタヌーンティー with THANN」を2025年6月30日(月)まで提供しています。

バラとジャスミンが香る「エデンブリーズ」シリーズから着想を得たスイーツ12種類とセイボリー5種類に加え、フリーフローのドリンクも楽しめる本アフタヌーンティー。意外性のあるコラボに期待が高まります。

爽やかな香りに包まれた初夏にぴったりのアフタヌーンティーを体験したPrecious.jpライターが、詳細をレポートします。
ハーブや花々の香りに包まれながらスイーツを堪能できる!ANAインターコンチネンタルホテル東京の「ボタニカル・ブリーズ・アフタヌーンティー with THANN」を実食
■1:香りと味を堪能できる12種類のスイーツ

スイーツは全12種類。花や昆虫などのかわいらしい要素が散りばめられています。
繊細なウエハースのマーガレットをあしらった「ローズマリーとレモンのケーキ」は、ローズマリーとレモンで香りを付けた焼き菓子にレモンクリームを絞ったもの。口に入れると、レモンクリームの酸味とローズマリーの香りが広がります。
エディブルフラワーとローズマリーを飾った「ピスタチオとレモンのチーズケーキ」。サクサクとしたタルト生地と、ほわっと軽い質感のレアチーズ、濃厚なピスタチオクリームが口の中で調和します。
「ベルガモットのムース」は、香ばしいバターサブレの上にさわやかな酸味が広がるベルガモットのムースをのせたアイテム。チョコレートの蝶と花に癒やされます。

チョコレートのミツバチがかわいい「バラとハチミツのフィナンシェ」。バラが香るフィナンシェの上には、蜂の巣をかたどったハチミツとホワイトチョコレートのクリームを重ねています。
しっとりとしたフィナンシェからは、バラが優しく香ります。ハチミツとホワイトチョコレートの程よい甘さとコクが味に深みを加えてくれます。

スポンジ生地をジャスミンが香る抹茶とホワイトチョコレートのソースに浸し、ココナッツでコーティング、チョコレートのてんとう虫とタイムを飾った「ジャスミンと抹茶のレミントン」。
抹茶のほろ苦さとココナッツの風味と食感、ジャスミンの風味、ホワイトチョコレートのコク、それぞれ味や香りが異なる素材がぶつかり合うことなく調和します。タイムの爽やかな香りもあわせて楽しんでくださいね。

パティスリーシェフのおすすめスイーツのひとつ「ジャスミンとバラのクリーム”エデンブリーズ”」。ジャスミンティーが香るカスタードクリームと酸味のあるバラのクリームを味わっていると、中からジャスミン風味のソースがお目見え。それぞれの風味をしっかりと感じられるのに、不思議と口の中でマッチします。
「レモングラスのパンナコッタ ブドウのコンポート」は、レモングラスで香り付けしたパンナコッタとブドウのコンポートを合わせたもの。スプーンですくって口に入れると、まろやかなパンナコッタの舌ざわりとともにレモングラスがふわりと香り、清涼な余韻に浸れます。
こちらもシェフおすすめの「バラと白桃のキューブゼリー」。バニラサブレの上に、エディブルフラワーを閉じ込めたバラのゼリーと白桃のコンポートをのせた、初夏にうれしい涼しげなスイーツです。バラの香りと桃の果肉を感じられ、風味も食感も楽しめる贅沢な一品です。

ビタミンカラーが目をひく「マンゴープリン ジャスミンティーゼリー」もシェフおすすめのアイテム。マンゴーの果肉をあしらった濃厚なマンゴープリンにすっきりとしたジャスミンティーゼリーが加わることで、甘さのバランスを調整してくれています。

「コーンパフチョコレート」は、スイーツ全体のアクセントのような一品。サクサク食感の香ばしいパフがチョコレートと相性抜群です。
オレンジとオレンジフラワーウォーターで香り付けした生地にグリオットチェリーを加えて焼いた「オレンジの花が香るベイクドケーキ」。オレンジとチェリーの香りが合わさった豊かな風味を楽しめます。

レモンの形がかわいい「ジャスミンとレモンのスコーン」。レモンとジャスミンの香りが広がるさわやかな甘さを楽しめます。生地の質感も軽やかなのがうれしいですね。
■2:マカロンやカンノーロなど、スイーツのような5種類のセイボリー

セイボリーは、個性豊かな5種類です。
イタリア・シチリア島発祥の伝統菓子をアレンジした「ツナのカンノーロ」。本来は筒状にして揚げた生地の中にリコッタチーズを入れますが、本アフタヌーンティーではツナとマヨネーズのペーストを詰めています。
ザクっとした食感の香ばしい生地と程よい塩味のあるツナとマヨネーズのペーストの組み合わせが楽しく、夢中で食べてしまいました。
スイーツと見間違えるような「フォアグラムースとマカロン トリュフクリームチーズ添え」は、マカロン生地の上にフォアグラのムース、クリームチーズとトリュフを合わせたペーストがのせられています。
甘みのあるマカロン生地とフォアグラとトリュフの香りが食べていて心地よく、クセになる味わい。個人的に一押しのセイボリーです。
「サーモンのたたき風 カブのマリネとオリーブオイルキャビア」は、軽くあぶった肉厚のサーモンの上に、カブのマリネとキャビア状のオリーブオイルを飾っています。サーモンのうまみとカブのマリネの酸味がアクセントに。プチプチっとしたオリーブオイルキャビアが全体にコクを加えてくれています。

「マスタード風味のクリームチーズスプレッド」。薄いパリパリとしたクラッカーにクリームチーズと粒マスタードを混ぜあわせたパテをたっぷりのせていただきます。

「ピスタチオをまとったモルタデラハムのパテ」は、薄いトーストの上にイタリア・ボローニャ地方の伝統的なソーセージ「モルタデラハム」とクリームチーズをあわせたペーストを絞ったもの。コクのあるパテとピスタチオの香ばしさをしっかりと感じられ、一口サイズでも満足度が高めです。
■3:限定ドリンクも合わせた15種類をフリーフローで楽しめる

ドリンクは、ドイツの老舗紅茶メーカー「ロンネフェルト」の紅茶やハーブティー、コーヒーに加え、限定の「レモンセージ」「ヴァルトマイスターラズベリー」「メルヘンガーデン」など15種類を好きなだけ味わえます。
スイーツやセイボリーの香りに合わせて選ぶのも楽しそうですね。
スペシャルドリンク付きセットの「オレンジブリーズ」

スペシャルドリンク付きセットでは、フレッシュなミントとオレンジを使った、爽やかな「オレンジブリーズ」も味わえます。
すっきりとした甘さとオレンジとミントの風味、口の中をすっきりさせてくれる炭酸がうれしい初夏にぴったりのドリンクです。
アフタヌーンティーの提供期間中は、各テーブルに「エデンブリーズ」のポプリも用意されるとのこと。バラとジャスミンの香りに包まれながらアフタヌーンティーをいただく癒やしの時間を過ごせそうですね。
問い合わせ先
- ANAインターコンチネンタルホテル東京
- 提供期間/〜2025年6月30日(月)
- 提供場所/2F「アトリウムラウンジ」
- 提供時間/11:00~19:30(最終入店)※2時間制、ラストオーダーは30分前
- TEL:03-3505-1185(レストラン予約 9:00~21:00)
- 住所/東京都港区赤坂1丁目12‐33
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- TEXT :
- 畑菜穂子さん ライター
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- EDIT :
- 小林麻美