開業135年を超える日本有数のラグジュアリーホテル「帝国ホテル 東京」。2009年からハワイの名門ホテル「ハレクラニ」と業務提携しており、毎年「ハワイ ハレクラニフェア」を開催しています。

2025年も「ハワイ ハレクラニフェア2025」として、5月1日(木)から6月30日(月)までの期間に、本館1F オールデイダイニング「パークサイドダイナー」、本館中2Fバー「オールドインペリアルバー」、本館1Fホテルショップ「ガルガンチュワ」にて商品を展開しています。

「ハレクラニ」バンケット・イベントシェフ シェイデン サトウ氏、「帝国ホテル東京」パークサイドダイナーシェフ 小川康成氏
「ハレクラニ」バンケット・イベントシェフ シェイデン・サトウ氏、「帝国ホテル 東京」パークサイドダイナーシェフ 小川康成氏

「ハレクラニ」のバンケット・イベントシェフであるシェイデン・サトウ氏による新作メニューや、「ハレクラニ ベーカリー&レストラン」でも販売予定のベーカリーメニューがラインナップしています。ハワイの味を楽しめるフェアの内容を、新作を中心にPrecious.jpライターの試食レポートを交えてご紹介します。

ワンプレートディッシュからケーキまで!「帝国ホテル 東京」の「ハワイ ハレクラニフェア 2025」

■1~4:「鯛のソテーネギマッシュルームライス」など、パイナップルを取り入れたメニュー4品/オールデイダイニング「パークサイドダイナー」(本館1F)

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「鯛のソテーネギマッシュルームライス」¥4,000(税・サービス料込み)

本館1F オールデイダイニング「パークサイドダイナー」で提供されるのは、シェイデン・サトウ氏が本フェアのためにレシピを書き上げた新作メニュー4品。

かつて、ハワイには多くの日本人が移民として入植し、農業に従事していました。そうした歴史に敬意を込め、その象徴であるパイナップルをメニューに取り入れています。

「鯛のソテー ネギマッシュルームライス」は、鯛のソテーに、ネギのピューレとしめじ、えのきを和えたライスを合わせたワンプレート。パイナップルをベースに生姜やエシャロットを加えたクリームソースが添えられています。

ふっくらと柔らかな鯛に、マッシュルームが香るライス、濃厚なクリームソースが豊かなコンビネーションを奏でます。和食のような雰囲気がありつつも、ハワイの風を感じることができ、幅広い年代に喜ばれるメニューになっています。

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「カルアポーク」¥4,500(税・サービス料込み)

ポークをメインにした彩り豊かなワンプレート「カルアポーク」。「カルア」はハワイ語で「焼く」を意味するのだそう。ハワイでは誕生日や入学などを「ルアウ」というパーティーで祝いますが、そこで出される伝統的な料理をアレンジしたメニューです。

柔らかく蒸し焼きされたポークに添えられるのは、和風出汁、きび糖を合わせて作ったソース。さらに紅芋のピューレ、ホワイトぶなしめじを混ぜたライスの他、海苔の天ぷらや焼きパイナップル、ロミトマトがプレートを彩ります。

柔らかなポークと焼きパイナップル、紅芋のピューレの相性は抜群。トロピカルな雰囲気を堪能できる逸品です。

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「ロブスターサラダ」¥3,800(税・サービス料込み)

たっぷりの野菜が楽しめる「ロブスターサラダ」。蒸したロブスター、グリーンリーフや豆苗、真蛸、アボカド、茎ワカメ、海苔の天ぷらが盛り込まれており、食感も味の変化も楽しいサラダです。

パイナップルをベースにしたドレッシングをテーブルで和えていただけるので、フレッシュな味わい。ワンプレートメニューのおともにもぴったりです。

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「マンゴートリオ」¥2,800(税・サービス料込み)

マンゴーをさまざまな形で楽しめるデザート「マンゴートリオ」。ムース、ジュレ、シャーベットと形を変えたマンゴーの魅力が堪能できます。チョコレート製の木の葉とのコントラストがハワイの雰囲気を醸し出します。

■5:ハレクラニ バーテンダー考案!インペリアルモクテル「グアバの夢」/バー「オールドインペリアルバー」(本館中2F)

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(左から)「トロピカルドラゴン」¥4,000、「ハレクラニ マイタイ」¥4,000、インペリアルモクテル「グアバの夢」(モクテル)¥3,000(すべて税・サービス料込み)

本館中2Fにあるバー「オールドインペリアルバー」でも、「ハレクラニフェア」メニューが展開されています。

毎年人気の「トロピカルドラゴン」や「ハレクラニ マイタイ」に加えて、今年はインペリアルモクテル「グアバの夢」が登場。ハレクラニのバーテンダーがこのフェアのために創作したノンアルコールカクテルです。

レモンジュース、キウイシロップ、ジンジャーシロップ、グアバが使われている本格的なモクテルは酸味とフルーティーさのバランスが抜群。ノンアルコールでも深みのあるトロピカルな味を楽しむことができます。

■6~8:フルーツサラダがあふれ出す「トロピカルフルーツパブロバ」ほか3種/ホテルショップ「ガルガンチュワ」(本館1F)

本館1Fホテルショップ「ガルガンチュワ」では、ケーキとベーカリーなどのテイクアウト商品が販売されます。

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「トロピカルフルーツパブロバ」¥1,512(税込み)

クリームのしぼりが優美なラインを描く「トロピカルフルーツパブロバ」。ハレクラニのペストリーシェフ、ミシェル・バルドメロ氏が考案した新作スイーツです。

ライムの皮や金箔でデコレーションされたホイップクリームの下には、パッションフルーツとマンゴーのピューレを使用したクリームが潜みます。下半分は器状のメレンゲ生地になっており、その中にパイナップル、パパイヤ、キウイとマンゴークーリーを合わせたフルーツサラダが入っています。

サクサクしたメレンゲ生地を壊しながら、クリームやフルーツと混ぜていただくケーキです。見た目以上にトロピカルな味わいかつ、暑い季節でもさらっといただける南国らしいデザートでした。

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「キャラメルバナナ」¥756、「ハウピアブレッド」¥702(ともに税込み)

バナナの形がキュートな「キャラメルバナナ」。ブリオッシュ生地でバナナ風味のクリームや、キャラメリゼしたバナナを巻き込んでいます。隠し味のオレンジコンフィチュール がすっきりとした後味をもたらします。

ココナッツミルクを使ったハワイの伝統的なスイーツ「ハウピア」を味わえるブリオッシュ「ハウピアブレッド」。口どけのよいハウピアと、カリっとしたマカダミアナッツ、ココナッツクリームが巻き込まれており、食感と味にアクセントをもたらします。ハワイ「ハレクラニ ベーカリー&レストラン」でも販売予定があります。


今年もハワイらしさを存分に堪能できる帝国ホテル 東京の「ハワイ ハレクラニフェア 2025」。「帝国ホテル 大阪」でも同期間に開催しています(一部商品に変更あり)。気候のよい初夏、おでかけしやすい時期に常夏の味わいを楽しんでくださいね。

問い合わせ先

  • 帝国ホテル 東京
  • 提供期間/~2025年6月30日(月)
    「鯛のソテー ネギマッシュルームライス」「カルアポーク」「ロブスターサラダ」「マンゴートリオ」
    提供場所/本館1F オールデイダイニング「パークサイドダイナー」
    提供時間/11:00~22:00(L.O.21:30)
    TEL:03-3539-8046
    インペリアルモクテル「グアバの夢」ほか
    提供場所/本館中2F「オールドインペリアルバー」
    提供時間/11:30~24:00(L.O.23:30)
    TEL:03-3539-8088
    「トロピカルフルーツパブロバ」「キャラメルバナナ」「ハウピアブレッド」ほか
    提供場所/本館1F ホテルショップ「ガルガンチュワ」
    営業時間/8:00~20:00 ※ペストリー、ベーカリー、惣菜は11:00~19:00
    TEL:03-3539-8086
    住所/東京都千代田区内幸町1-1-1

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この記事の執筆者
東京都在住。東京農業大学卒業後、自然体験活動に従事。2016年よりフリーランスライターに。ライフスタイル、エンタメ、レシピ作成記事などを執筆。自然環境、農林業、環境問題に明るい。好きなもの:散歩、コーヒー、アイス、チョコ。
EDIT :
小林麻美